所謂(いわゆる)文語文で書かれし書物、なお且(か)つ眠りし書籍、頗(すこぶ)る多し。
積読本の類、数多(あまた)なり。
文語文習得の為、此度(こたび)手にする機会を得たり。
あたかも大山(たいざん)の如くうず高く積まれし書物、その背表紙光り輝きぬ。
『万葉集 三』『万葉集秀歌 五』『御伽草子』『蜻蛉日記』『宇治拾遺物語』『近松世話物集』『雨月物語』、
或いは『論語』『唐詩選 上・中・下』『王維』『蘇東坡詩選』等。
『森鷗外全集』『永井荷風全集』は言わずもがな、『高山樗牛・川上眉山・樋口一葉選集』『五重塔』『北村透谷選集』等、嬉しかるべし。
未だ慣れざる文語文。
苦吟すること甚だし。
悪戦苦闘の日々、暫らく続くなるべし。(汗。汗。汗。)
上記の三文、独り言なり。