社長と懇意にしているある人が社長室に飾られている『木鶏』の書を見て気に入り、
社長に是非とも『木鶏』を書いてほしいと依頼しました。
社長もその場で快諾し、書く約束をしました。
ある人はすぐに書をもられると思っていましたが、いくら待っても届きません。
1年以上経って忘れている頃、『木鶏』が送られて来ました。
社長は数百枚と『木鶏』を捨てていました。
自分自身で満足できる書ができなかったから。
そんな逸話の書かれた本を今朝から探していましたが、分かりませんでした。
私も未だ『木鶏』たり得ず、ですね。