asayanのブログ

趣味を中心に、感じたことを書いていこうと思います。

コクトーの詩

2014-06-23 10:48:46 | 日記
ジャン・コクトーの『耳』 堀口大學訳

 私の耳は貝のから
 海に響をなつかしむ



同じくジャン・コクトーの『偶作』 堀口大學訳

 君の名を彫るがよい
 やがて天までとどくほど
 大きくなる木の幹に。
 立木の方が大理石より得だ。
 其処に彫りつけた名も成長する。



『偶作』はお気に入りの詩です。

学生時分、『偶作』を借りて掌編の作文を書いたことを思い出しました。

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