ジャン・コクトーの『耳』 堀口大學訳
私の耳は貝のから
海に響をなつかしむ
同じくジャン・コクトーの『偶作』 堀口大學訳
君の名を彫るがよい
やがて天までとどくほど
大きくなる木の幹に。
立木の方が大理石より得だ。
其処に彫りつけた名も成長する。
『偶作』はお気に入りの詩です。
学生時分、『偶作』を借りて掌編の作文を書いたことを思い出しました。
私の耳は貝のから
海に響をなつかしむ
同じくジャン・コクトーの『偶作』 堀口大學訳
君の名を彫るがよい
やがて天までとどくほど
大きくなる木の幹に。
立木の方が大理石より得だ。
其処に彫りつけた名も成長する。
『偶作』はお気に入りの詩です。
学生時分、『偶作』を借りて掌編の作文を書いたことを思い出しました。