読みたい本が図書館にも書店にも見あたらなかったので、とりあえず
サクサク読める本を借りて来ました
《さまよう刃》 東野圭吾著
割と最近映画化され、DVDも出ています
主人公の父親役は・・・・あ~~~あの人か~~~。
私は年齢的に三浦○和さんのイメージで読んでいました
東野圭吾さんの本は《白夜行》《容疑者Xの献身》等々有名どころを読みましたが
どれも著者の人柄なのか、読後感が良いので好きです。
でもあらすじを聞かれると・・・あまり深く印象に残っていないのはラストが綺麗過ぎる
のかもしれません。
この本は、高校生の娘が少年二人に強姦されたあげく殺されてしまった父親が
自分の手で復讐しようとするお話。
前半は生々しい描写があって、親目線ではとても読めない。
でもこの凄惨な描写があるから、事件の本質や被害者の心理状態、そして少年法の壁
といったテーマが浮き彫りになるのでしょうね。
こんな酷い目に何故罪もない我が子が遭わなければいけないのか・・という
父親の心理と
そうだ!そうだ!という圧倒的な世論。
それでも日本は法治国家ですから、復讐をしてはいけない。
最終審判は法に委ねるしかないのですね。
マスコミに対する批判もいちいちごもっとも!と膝を打ちました
そして生きている価値などない!と思う憎い犯人の命を守らなければならないのは
同時にこの父親をこれ以上不幸にしてはならない・・からなのですが・・・・
この父親を襲った不幸以上の不幸はないと思うのですよ。。。
やりきれないわ。。
と、感情移入たっぷりに読めてしまいます
何ともやりきれない物語ですが、訴えかけてくる問題は身近で考えさせられました。
サクサク読める本を借りて来ました
《さまよう刃》 東野圭吾著
割と最近映画化され、DVDも出ています
主人公の父親役は・・・・あ~~~あの人か~~~。
私は年齢的に三浦○和さんのイメージで読んでいました
東野圭吾さんの本は《白夜行》《容疑者Xの献身》等々有名どころを読みましたが
どれも著者の人柄なのか、読後感が良いので好きです。
でもあらすじを聞かれると・・・あまり深く印象に残っていないのはラストが綺麗過ぎる
のかもしれません。
この本は、高校生の娘が少年二人に強姦されたあげく殺されてしまった父親が
自分の手で復讐しようとするお話。
前半は生々しい描写があって、親目線ではとても読めない。
でもこの凄惨な描写があるから、事件の本質や被害者の心理状態、そして少年法の壁
といったテーマが浮き彫りになるのでしょうね。
こんな酷い目に何故罪もない我が子が遭わなければいけないのか・・という
父親の心理と
そうだ!そうだ!という圧倒的な世論。
それでも日本は法治国家ですから、復讐をしてはいけない。
最終審判は法に委ねるしかないのですね。
マスコミに対する批判もいちいちごもっとも!と膝を打ちました
そして生きている価値などない!と思う憎い犯人の命を守らなければならないのは
同時にこの父親をこれ以上不幸にしてはならない・・からなのですが・・・・
この父親を襲った不幸以上の不幸はないと思うのですよ。。。
やりきれないわ。。
と、感情移入たっぷりに読めてしまいます
何ともやりきれない物語ですが、訴えかけてくる問題は身近で考えさせられました。