ウェッブからのWR140の周りのダストのシェル
そのダストが豊富なリングは、おそらく3Dのシェルである。しかし、それらがどのように作成されたかはまだ研究中の話題である。それらが作成された場所はよく知られており、はくちょう座に向かって約6,000光年離れた場所にある連星系、ウォルフ・ライエ星WR140が支配的なシステムである。ウォルフ・ライエ星は巨大で明るく、荒々しい風で知られている。 また、炭素などの重元素を作り出し分散させることでも知られている。これは星間ダストの構成要素である。
連星のもう一方の星も明るく重いがそれほど活発ではない。
これらの2つの大きな星達は、約8年ごとに互いに接近し、その際に長方形の軌道で戦う。最接近時には、システムからのX線放射が増加するように、明らかにダストが宇宙に放出され、別のシェルを作り出す。ウェッブ宇宙望遠鏡によるこの赤外線イメージは、これまで以上に詳細に、より多くのダストのシェルを解像している。続く年に得られたこのイメージでは、シェルが外側に向かって移動していることを示している。
<ひとこと>: 大判はイメージのリンクから。ジェームスウェブ宇宙望遠鏡のコーナーの記事は こちら から。
<出典>: Astronomy Picture of the Day
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<お知らせ>: NASAから、2024年の地上の温度が観測史上最高になったと、また、JAXAから、大気中の二酸化炭素濃度の増加量が、近年で最高になったと発表されました。ともに下表「地球観測」から。
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