天文・宇宙探査ニュース:画像を中心とした「新しい宇宙探査情報」のページです。

NASA、ESAを始め主に外国の宇宙探査情報を
ハッブルから宇宙ステーションまで、幅広く、毎日
提供しています。

7月31日(日): 軌道の日の出に向かう

2022年07月31日 06時00分00秒 | 天文・宇宙

国際宇宙ステーションがテキサス州から261マイル上空の軌道上の日の出に飛び込むとき、宇宙飛行士のボブ・ハインズが、太陽の光が地球の大気を照らし始めるこのイメージを撮った。

<出典>: 「宇宙ステーション(Space Station)」

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<火星探査は今!>

今日のテーマ: 土曜日、日曜日、祝日はお休みします。

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7月30日(土): 薄い夜光雲が地平線を覆っている

2022年07月30日 06時00分00秒 | 天文・宇宙

国際宇宙ステーションがオホーツク海の上空263マイルを周回しているとき、地平線を覆った湿った夜光雲が描かれている。夜光雲(Noctilucent clouds)または夜光る雲(night shining clouds)は小さな水の氷の結晶で構成され、地球の大気で最も高い雲であり、太陽がそれらを照らす惑星の地平線の下にある場合にのみ見える。

<出典>: 「宇宙ステーション(Space Station)」

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<ひとこと>: 右のイメージは地上から見た 夜光雲 の例。

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<火星探査は今!>

今日のテーマ: 土曜日、日曜日、祝日はお休みします。

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7月29日(金): 溶けた銀河アインシュタインリング/火星探査は今!

2022年07月29日 06時00分00秒 | 天文・宇宙

銀河達の集団の後ろに銀河を隠すことは難しい。近い銀河の集団の重力は巨大なレンズのように作用し、遠くの銀河の画像を両面に引き寄せ、それらを大きく歪める。これは、ハッブル宇宙望遠鏡で観測され最近再処理された例である。この集団 GAL-CLUS-022058c は多くの銀河で構成されており、イメージの中心の周りに見られる弧の中に黄赤色の背景の銀河のイメージがレンズ化されている。その変わった形の故に溶けたアインシュタインリングと呼ばれ、同じ背景の銀河の四つのイメージが確認された。一般的には、手前の銀河の集団の質量の大部分が平準に分布しているならばそのような滑らかな弧をつくるだけであり、それ故に見られる銀河達の集団に集まることはない。これらの重力の弧の位置の分析は、天文学者達に銀河の集団の暗黒物質の分布を推定する方法を与え、これらの初期の銀河達の星達が形成され始めた時期を推測させている。

<出典>: 「今日の天文写真(Astronomy Picture of the Day)」

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<火星探査は今!>

今日のテーマ: パスファインダーが火星に着陸して以来25年を印す (マーズパスファインダー)

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7月28日(木): ギリシャ、レスボス島で山火事と戦う/火星探査は今!

2022年07月28日 06時00分00秒 | 天文・宇宙

7月23日朝山火事が発生し、ギリシャの東エーゲ海のレスボス島(Lesbos)から何百人もの住民と観光客が避難した。人気の観光地であるヴァテーラ(Vatera)の沿岸近くで猛威を振う火災は、松林、低木地、耕作地を焼いた。7月24日に撮られたこのコペルニクス・センチネル2号のイメージは、4 km 超に及ぶ活発な火災の前線を示している。濃い煙が南西方向に吹くのが見える。残された火災の跡が赤褐色に見え、約 1700 ヘクタールをカバーしている。ボランティアや軍人とともに50人の消防士と9機の消防機が消火活動を行っている。山火事に対応して、コペルニクス緊急マッピングサービスが発動された。このサービスは、衛星観測を使用して、市民保護当局を支援し、災害時には、国際的な人道コミュニティが緊急事態に対応するのに役立てる。ギリシャでは、ヨーロッパの他の多くの国とともに、多くの地域で火災警報が発令され、長期にわたる熱波を経験している。300人を超える消防士と6機の航空機が、黒いハゲタカのコロニーで知られるギリシャ最大のダディア国立公園で現在燃えている山火事を封じ込めようとしている。

<出典>: 「センチネル2号(Sentinel-:ESA)」

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<火星探査は今!>

今日のテーマ: 火星の驚異的な巨大な波紋 (リコネッサンス)

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7月27日(水): フォボス、運命づけられた火星の月/火星探査は今!

2022年07月27日 06時00分00秒 | 天文・宇宙

この月(衛星)は運命づけられている。ローマの戦争の神にちなんで名付けられた赤い惑星火星には、フォボスとダイモスという二つの小さな衛星があり、その名はギリシャ語の恐怖とパニックに由来している。これらの火星の衛星は、火星と木星の間の主要な小惑星帯に起源を持つ小惑星、または、我々の太陽系のさらに遠い領域から来て捕らえられた可能性がある。より大きな月、フォボスは、ロボット火星偵察軌道船(MRO)からのこの驚くようなカラーイメージでは、実際に、クレータされた、小惑星のような天体にも見える。しかし、フォボスは火星に非常に近く、我々の月が地球から 400,000 キロメートルを周っているのに比較して、この月は火星表面から約 5,800 キロメートルを周っているために、重力の潮汐力が、それを火星に引きずり下ろしている。おそらく 5000 万年後には、フォボスは、破片のリングとして崩壊すると予想されている。

<出典>: 「今日の天文写真(Astronomy Picture of the Day)」

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<火星探査は今!>

今日のテーマ: 赤い惑星の青い波紋 (リコネッサンス)

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7月26日(火): 大マゼラン雲の明るく輝く青緑色の煙/火星探査は今!

2022年07月26日 06時00分00秒 | 天文・宇宙

大マゼラン雲(LMC)の中の青緑色の煙のこの2014年のイメージでは、青緑の潮流が周囲に伸び海流のように見える。このイメージは、ミルキーウェイを周り、我々の空にはぼやけた塊として現れる、小さな近くの銀河大マゼラン雲(LMC)の中にあるタランチュラ星雲の外の一部を示している。ハッブル宇宙望遠鏡は、しばしばこの銀河を覗き込み、回っている雲のガスときらめく星達の驚くようなイメージを公開してきた。大マゼラン雲のほとんどのイメージでは、色は、ここに見られるものと完全に異なっている。このイメージでは、研究者達は、慣習的に赤い光を選ぶ赤色フィルタに代えて、近赤外線の光を通すフィルタに置換えた。伝統的なイメージでは、赤で最も明るく輝く水素ガスがピンクに見えている。しかしながら、ここでは、青と緑のフィルタのラインが支配的である。このデータは、ハッブルの広域惑星カメラ2を使ってとられた 1,000 以上のイメージの目録の一部である。

<出典>: 「星雲(Nebulae)」

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<火星探査は今!>

今日のテーマ: 火星の「グランドキャニオン」を覗く (マーズエクスプレス)


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7月25日(月): ランドサットの50年/火星探査は今!/お知らせ

2022年07月25日 06時00分00秒 | 天文・宇宙

我々はランドサット衛星の50年を祝っている。その最初は1972年7月23日に打上げられた。このシリーズの最新のもの、ランドサット9は、2021年9月に打上げられた。ランドサットは、宇宙から、我々に、地球を見せてくれる。50年の間、このミッションは、この種の最長連続記録をつくり、我々のホーム惑星の、森林、農場、市街化区域、新鮮な水を示してきた。世界中の意思決定者達が、環境の変化を理解し、農業を管理し、水資源を割り当て、災害などに対応するために、自由に使えるランドサットのデータを使っている。この自然色のイメージは、ランドサット9によって2022年1月18日にとられたバハマの Eleuthera 島である。ランドサット・プログラムは、ランドサット8と9の間に、8日おきに地球表面の全てを届けている。

<出典>: 「ランドサット(Landsat)」

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<火星探査は今!>

今日のテーマ: NASAとヨーロッパ宇宙機関、火星サンプルリターンミッションについて議論

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<お知らせ>: 月探査計画の初回、月周回無人テスト衛星アルテミス1の打上予定が8月下旬と発表されました。ホームページの 「アストロサイエンス(7月25日)」 から。

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7月24日(日): フランス南西部の火災

2022年07月24日 06時00分00秒 | 天文・宇宙

激しい暑さと一連の記録的な高温が西ヨーロッパを襲っている。現在の熱波はあまりにも明白である。フランス、スペイン、ポルトガルを含むいくつかの国で猛暑警報が発令され、致命的な山火事によって数千人が家を追われている。このアニメーションは、地球を周回する衛星が危機をどのように見ているかを示す例である。コペルニクス・センチネル2号ミッションのデータを使って、フランスのジロンド(Gironde)の南のカゾー(Cazaux)の町の近くの火災と焼け跡が見られた。このアニメーションは、火災発生前の7月12日と、火災が活発だった7月17日のイメージで構成されており、その違いは一目瞭然である。コペルニクス2号は、13のスペクトル帯を備えた、革新的な高解像度マルチスペクトル画像装置を搭載し、土地と植生の新しい視点を実現している。この山火事からの熱を強調するために、その短波赤外線チャンネルが使われた。

<出典>: 「今週のイメージ(Week in images: ESA)」

<動画>: イメージは火災の前後を示す gif 動画です。クリックしてご覧ください。

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<火星探査は今!>

今日のテーマ: 土曜日、日曜日、祝日はお休みします。

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7月23日(土): 宇宙から、熱を感じる

2022年07月23日 06時00分00秒 | 天文・宇宙

焼けつくような温度と記録的な高さの列が西ヨーロッパの全域を叩き、現在の熱波はあまりにも明らかである。極度の熱波警報が、フランス、スペイン、ポルトガルを含む数カ国で出され、致命的な野火が、数千人に、彼らのホームからの避難を強いた。この衛星イメージは、この危機が、地球を周っている衛星によってどのように見られているかの例である。コペルニクス・センチネル3号ミッションの放射計からのデータを使ったこのイメージは、2022年7月17日朝の、南フランス、スペイン、北アフリカの陸地表面の温度を示している。空気の温度と陸地表面温度の違いに注意する必要がある。我々の毎日の気象予報で与えられる大気温は、地上の空気がどれくらい熱いかの尺度である。陸地の表面温度は、実際に地表に触れた時にどれくらい熱いと感じるかの尺度である。このイメージは、ある場所で、地表が途方もない摂氏55度に達していることを明確に示している。コペルニクス・センチネル3号が、朝、これらのデータを得たことから考えて、温度は午後を通して一層増したであろう。

<出典>: 「今週のイメージ(Week in images: ESA)」

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<火星探査は今!>

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7月22日(金): 木星、エウロパ、テーベ、メティス、近赤外線カメライメージ/火星探査は今!

2022年07月22日 06時00分00秒 | 天文・宇宙

科学者達は、ウェッブが、木星、土星、火星のような近くの明るい太陽系オブジェクトの衛星やリングを観測することができるので、これらのイメージを見るのを特に熱望している。彼らは、エウロパや、土星の月エンケラドゥスのような素材の噴煙が月から噴出しているのを見ることができるかどうかの疑問について調べるためにウェッブを使うだろう。

左:ジェイムズ・ウェッブ宇宙望遠鏡の近赤外線カメラの2.12 ミクロンフィルターを通して、木星(中央)、月エウロパ、テーベ、メチスが見られる。赤外線イメージ処理のために大赤斑が黄色く見える。
右:木星、月エウロパ、テーベ、メチスが、近赤外線カメラの 3.23 ミクロン・フィルタを通して見られる。

<出典>: 「ウェッブ宇宙望遠鏡(James Webb Space Telescope)」

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<ひとこと>: これまで近傍を周回する宇宙船でのみ確認できた、木星の氷の月エウロパや土星の月エンケラドゥスの氷の噴煙などがウェブ望遠鏡から見られれば大きな研成果が期待されるでしょう。

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<火星探査は今!>

今日のテーマ: 春の扇型と多角形 (リコネッサンス)

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7月21日(木): 木星とエウロパの近赤外線イメージ/火星探査は今!

2022年07月21日 06時00分00秒 | 天文・宇宙

ジェームズ・ウェッブ宇宙望遠鏡からのこの赤外線イメージでは、近赤外線カメラ(NIRCam)の 2.12 ミクロンフィルターで見た木星が月エウロパ(左)とともに示されている。この短波長のフィルターは木星を囲む明確な帯を表現している。大赤斑が右側に白く見える。このイメージでは、ウェッブの赤外線イメージの処理方式によって象徴的な箇所が白く見える。大赤斑の左側にある暗い斑点はエウロパの影である。科学者達は、ウェッブが、木星、土星、火星などの明るい太陽系天体の近くの衛星やリングを観測できるという証拠として、これらの試運転のイメージを見ることを特に熱望していた。科学者達はウェッブを使って、エウロパや土星の衛星エンケラドゥスのような月からの噴煙の噴出を見ることが可能か否かという魅力的な問題を探るだろう。 

<出典>: 「今週のイメージ(Week in images (ESA)」

<大判>: 大判はイメージをクリック。

<ひとこと>: ヨーロッパ宇宙機関( ESA)の記事です。

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<火星探査は今!>

今日のテーマ: アラム・カオス(Aram Chaos)の複雑な地質の歴史 (リコネッサンス)

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7月20日(水): アラスカの野火/火星探査は今!

2022年07月20日 06時00分00秒 | 天文・宇宙

このイメージは、ヨーロッパ宇宙機関のコペルニクス・センチネル5P衛星のデータを使って、アラスカとカナダで進んでいる山火事による、2022年7月1日から10日までの、平均の一酸化炭素の濃度を示している。

<出典>: 「センチネル5号(Sentinel-5:ESA)」

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<火星探査は今!>

今日のテーマ: ヘブルス谷の溢れたインパクトクレータ (リコネッサンス)

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7月19日(火): スペイン、サラマンカ近郊の山火事の前後/火星探査は今!

2022年07月19日 06時00分00秒 | 天文・宇宙

これらのヨーロッパ宇宙機関のコペルニクス・センチネル2号のイメージは、スペイン西部のサラマンカ近郊にあるラス・バトゥエカス-シエラ・デ・フランシア自然保護区を示している。左側のイメージは昨年2021年7月13日に、右側のイメージは今年の同じ日、2022年7月13日にとられた。これらのイメージは、この地域に影響を与えた山火事を示している。この衛星の短波赤外線チャンネルが、山火事からの熱を強調するために使われた。地域当局によれば、既に 4,000 ヘクタール以上の土地が焼かれ、600人が避難している。この緊急事態に対応して、コペルニクス緊急マッピングサービスが発動された。このサービスは、衛星観測を使用して市民保護当局を支援し、災害時には国際的な人道コミュニティが緊急事態に対応するのに役立っている。

<出典>: 「センチネル2号(Sentinel-2:ESA)」

<大判>: 山火事以前(左側)のイメージは こちら 、以後(右側)のイメージは こちら から。

<ひとこと>: 今、激しい熱波がヨーロッパを襲っています。

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今日のテーマ: マルガリティファ大地の若い流出チャネル (リコネッサンス)

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7月18日(月): ウェッブ最初のイメージ5、宇宙の最も深い赤外線イメージを提供

2022年07月18日 06時00分00秒 | 天文・宇宙

NASAのジェームズウェッブ宇宙望遠鏡は、遠くの宇宙の最も深く鋭い赤外線イメージを提供した。ウェッブの最初の深宇宙は銀河団 SMACS 0723 であり、赤外線で観測された中で最もかすかな天体を含む何千もの銀河で溢れている。このウェッブのイメージは、腕の長さに保持されている砂粒程の大きさであり、広大な宇宙の小さな断片である。この銀河団の総質量が重力レンズとして働き、宇宙が10億年未満だったときと見られるものを含む遠い銀河を拡大している。ウェッブの近赤外線カメラ(NIRCam)によってとれたこの深い視界は、異なる波長のイメージからつくられた合成物であり、合計 12.5 時間のハッブル宇宙望遠鏡の深宇宙を超えて、数週間掛けて赤外線波長で深さを達成した。これはほんの始まりに過ぎない。研究者達はウェッブを使ってより長い露出を続け、広大な宇宙の一層多くを明らかにするだろう。このイメージは、46億年前に現れた銀河団 SMACS 0723 を示しており、銀河団の前後には更に多くの銀河がある。この集団については、研究者達がウェッブのデータを掘り下げるにつれて、更に多くのことが明らかになるだろう。このフィールドは、また、中間赤外線光を観測するウェッブの中間赤外線装置(MIRI)によってもイメージ化された。

<出典>: 「ウェブ、最初のイメージ(Webb First Images)」

<大判>: 大判はイメージをクリック。

<ひとこと>: 今回発表された5枚目、最終回です。

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7月17日(日): ウェッブ最初のイメージ4、遠い惑星の熱い大気の詳細を明らかにする

2022年07月17日 06時00分00秒 | 天文・宇宙

NASAのジェームズ・ウェッブ宇宙望遠鏡が遠い惑星の暑い大気の詳細を明らかにしている。遠くの太陽のような星を周る。ガスの巨大な惑星を取り巻くふわふわした大気の雲と霞の証拠とともに、水の明確な特徴を捉えた。この観測は、正確な光の色の明るさの僅かな低下に基づいて特定のガスの分子の存在を明らかにするものであり、この種の観測の中で最も詳細であって、数百光年離れた大気を分析するウェッブの前例のない能力を示している。ハッブル宇宙望遠鏡は過去20年間に多数の系外惑星大気を分析し、2013年に初めて水の明確な検出を捉えたが、ウェッブの即時かつ更に詳細な観測は、地球外の潜在的に居住可能な惑星を特徴付けるための探求の大きな飛躍を示している。

<出典>: 「ウェッブの最初のイメージ(Webb First Images)」

<大判>: 大判はイメージをクリック。

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