NASAの火星偵察軌道船(MRO)の高解像度画像科学実験(HiRISE)カメラは、2015年3月30日に、火星のシレナム・フォッセ領域で、地質学的スケールで“新しい”インパクトクレータのこのクローズアップのイメージを得た。このインパクトクレータは、鋭い縁と保存の良い噴出物を持っているので比較的最近と思われる。この急峻な内部の斜面には溝が彫られ、赤道に面する斜面にできる可能性が多い繰り返される斜面のラインを含んでいる。新しいクレータは往々にして急峻な活動的な斜面を持っているので、 HiRISE チームはこのクレータの時系列的変化を監視している。この基盤の岩石もまた多様である。このクレータは幅1キロメートル超である。
<出典>: 火星偵察軌道船(MRO)
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