天文・宇宙探査ニュース:画像を中心とした「新しい宇宙探査情報」のページです。

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12月31日(土): ガイア:多次元のミルキウェイを探る/ミッション別ページ

2022年12月31日 06時00分00秒 | 天文・宇宙

ヨーロッパ宇宙機関の「2022年のイメージ(Year in images 2022)」から。

これらのイメージは、2022年6月13日に公表されたヨーロッパ宇宙機関の新しいガイアデータでつくられた四つのスカイマップを示している。

1,視線速度

ガイアデータの発表3では、ミルキウェイの 3000 万超の物体(主に星)が我々に近づいたり遠ざかったりする速度(視線速度)を示している。これによって銀河の円盤の大部分のオブジェクトがどのように移動するかを確認できる。我々から遠ざかる明るい領域と近づく暗い領域が見える。視線速度が近くの環境の視線速度と異なるいくつかのオブジェクトが見える。大小のマゼラン雲(LMC、SMC)が、右下隅に明るい点として見える。射手座矮小銀河が銀河中心の下にかすかな準垂直の縞模様として見えている。小マゼラン雲の左の暗い点 47 Tucanae など、いくつかの球状星団が小さな点として示されている。

2、視線速度と固有運動

このマップはミルキウェイの ~2600 万個の星の速度場を示している。色は視線に沿った星の視線速度を示している。青は星の平均運動が我々に向かっている空の部分を示し、赤は平均運動が我々から離れてゆく領域を示す。図に見える線は空に投影された星の動き(固有運動)をトレースしている。これらの線は、星の速度の方向が銀河の緯度と経度によってどのように変化するかを示している。この画像をつくる上で明確に定義された距離を持つ星のみが選択されたために、大マゼラン雲と小マゼラン雲(LMCとSMC)は見えない。

3,星間のダスト

ガイアは私たちの銀河の星をマッピングするだけでなく、星間にあるものを教えてくれる。星の間の空間は空(から)ではなく、ダストとガスの雲で満たされ、そこから星が生まれる。ガイアは、星の位置とその分散する光を正確に測定することで、星間物質による星の光の吸収をマッピングすることができる。これらの図は、星、銀河、我々の故郷の銀河の歴史の形成の物理的メカニズムへの重要な手がかりを提供している。この図は、ミルキウェイを満たす星間ダストを示している。銀河面の中心にある黒く暗い領域は、ダストの量が少なくなるにつれて星間ダストが多く黄色に退色する領域であり、銀河面の上下の濃い青色の領域はダストがほとんどない領域である。

4,化学マップ

星をつくっているものは、それらの出生地とその後の旅、したがってミルキウェイの歴史について語っている。ガイアは銀河の化学地図をもたらしている。ガイアでは、我々の銀河のいくつかの星が原始物質でできているのに対して、我々の太陽のような星は、以前の世代の星によって濃縮された物質でできていることがわかる。我々の銀河の中心と平面に近い星は、遠くにある星よりも金属が豊富である。この全天の視界はガイアのデータリリース3のミルキウェイの星のサンプルを示している。色は恒星の金属性を示している。赤い星は金属が豊かである。

<出典>: 「2022年今年のイメージ(Year in images 2022 -ESA)」 --- リンク先から該当する記事を追ってください。

<大判>: イメージのリンク先は原画。あまりの大きく粗いので1/3にしたものを こちら から。


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12月30日(金): 太陽軌道船の宇宙のハリネズミ/ミッション別ページ

2022年12月30日 06時00分00秒 | 天文・宇宙

ヨーロッパ宇宙機関の「2022年のイメージ(Year in images 2022)」から。

イメージの下3分の一、中央下にある興味深い特徴は、ソーラー・ハリネズミ(hedgehog)と呼ばれている。現在のところ、それが何であるか、また、それが太陽の大気中でどのように形成されるかを正確に知る人は誰もいない。このイメージは、2022年3月30日に、極紫外線画像装置(EUI)によって、17ナノメートルの波長でとらえられた。僅か数日前、太陽軌道船は、最初の近日点を通過していた。太陽から地球までの距離のわずか32%で、宇宙船は水星の軌道の内側にあった。これまでのどの太陽望遠鏡よりも太陽に近いために、太陽の大気の非常に詳細なイメージを撮ることができた。この興味深い特徴は径 25,000 キロメートル、地球の直径の2倍ほどである。ここに示されているガスの温度は約100万度、元の波長は人間の目には見えないのでカラーコード化されている。

<出典>: Year in images 2022 (ESA) --- リンク先から該当する記事を追ってください。

<動画>: アニメーション動画は こちら と こちら から。


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12月29日(木): パキスタン、浸水/ミッション別ページ

2022年12月29日 06時00分00秒 | 天文・宇宙

ヨーロッパ宇宙機関の「2022年のイメージ」から。

ヨーロッパの大部分が干ばつを警戒するときパキスタンは氾濫している。8月30日にコペルニクスセンチネル1号によって宇宙からとられたデータは、パキスタンを壊滅させる洪水の範囲をマッピングするために使われた。パキスタン政府関係者によると、6月中旬以降、通常の10倍のモンスーンの大雨によって、国の3分の一以上が水中にある。この壊滅的な洪水は1100人以上の命を奪い、パキスタン人の7人に1人の3300万人以上が洪水の影響を受けた。家屋、農地、インフラは流され、損傷したインフラの修復には少なくとも100億ドルかかるとされた。イメージの左側は影響を受けた広域を示し、右側は、デラムラドジャマリとラルカナの間の領域にズームインしている。インダス川が氾濫し、事実上幅数十キロメートルの長い湖ができている。青から黒は水没した土地を示している。
この危機に対処するために、コペルニクス緊急事態管理サービスが発動された。ヨーロッパ宇宙機関のコペルニクスセンチネル1号ミッションは、雲や雨の闇を通して「見る」レーダー機器を搭載しており、洪水の監視に役立っている。

<出典>: 「2022年のイメージ(Year in images 2022)」

<大判>: 大判はイメージをクリック。

<ひとこと>: 地球温暖化の影響として取上げられた象徴的な出来事でした。

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月探査アルテミスⅠ
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12月28日(水): 星を食するブラックホールの近くを見る/ミッション別ページ

2022年12月28日 06時00分00秒 | 天文・宇宙

さまよう星をむさぼり食うブラックホールの最近の観測は、科学者達がより複雑なブラックホールの食の行動を理解するのに役立つかもしれない。
複数のNASAの望遠鏡が、最近、あまりにも近づき過ぎた不運な星を引き裂く巨大なブラックホールを観察した。それは、地球から約2億5千万光年離れた別の銀河の中心に位置し、これまでに観測された星を破壊するブラックホールの5番目に近い例であった。星がブラックホールの重力によって完全に破壊されたとき、天文学者達は、ブラックホールの周りの高エネルギーX線光の劇的な上昇を見た。これは、星の素材がその運命の方向へ引かれる時、ブラックホール上にコロナと呼ばれる極めて熱い構造を形成することを示した。NASAの NuSTAR (核分光望遠鏡アレイ)衛星は、これらの波長の光を観測できる最も感度の高い宇宙望遠鏡であり、その出来事の近さは、コロナの形成と進化の前例のない視界を提供した。今回の調査は、「潮汐破壊の出来事(tidal disruption event )」として知られるプロセス、ブラックホールによる星の破壊が、巨獣によって捕捉された物質が完全に食い尽くされる前に何が起こるかを示している。

 <出典>: NuSTAR

 <大判>: 大判はイメージをクリック。

 <ひとこと>: ビデオは こちら から。

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 <お知らせ>: アメリカ、ヨーロッパがクリスマス休暇に入っているために、新しい情報が少なくなっています。

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12月27日(火): 2022、クリスマス彗星/お知らせ/ミッション別ページ

2022年12月27日 06時00分00秒 | 天文・宇宙

オールトの雲は、2年続けて、天文学者達にクリスマスの彗星を送った。ビル・ウィリアムズは、フロリダのチーフランド・アストロビレッジから両方とも撮影した。「我々は、2年連続で、クリスマスの時期の美しい彗星に接待された!」とウィリアムズは言う。「昨年は夕暮れの壮観なレナード彗星だった。今年は夜明け前の ZTF(C/2022 E3) 彗星である。」「今朝、強力な寒冷前線がフロリダを覆い、大混乱を引き起こした」と彼は言う。「それにも関わらず、 ZTF 彗星をイメージできたのは“クリスマスの奇跡”である!」。
今年のクリスマス彗星(ZTF)は、1月末の最接近のために、地球に近づいている。既に8等星ほどに輝いており、家庭の望遠鏡の用意なターゲットになっている。

<注>: 写真は個人の撮影です。著作権にご注意ください。なお、肉眼で見えるのは6等星以下とされています。

<出典>: Space Weather News

<大判>: 大判はイメージをクリック。

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<お知らせ>: アメリカ、ヨーロッパがクリスマス休暇に入っているので、記事が少なくなっています。

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月探査アルテミスⅠ
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参考: NASAテレビ放送予定
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12月26日(月): 相互作用する銀河達/ミッション別ページ

2022年12月26日 06時00分00秒 | 天文・宇宙

この ESO 77-14 のハッブルイメージは、二つの類似した大きさの銀河達によって行なわれている宇宙のダンスの、衝撃的なスナップショットである。銀河達の間の重力の綱引きの二つの明確なサインは、それらをつなぐ素材の橋と、それらの本体の崩壊である。その相手が短く赤い腕を持つのに反して、右の銀河は長く青い腕を持っている。この相互作用しているペアは地球から約5億 5000 万光年にある インディアン座(Indus;南の星座) にある。二つの銀河の中心の間のダストレーンは、3次元の形に引き込まれた元々は平らなディスクの歪んだ広がりを示している。このイメージは、ハッブル宇宙望遠鏡によってとられた併合する銀河達の59のイメージのコレクションの一部であり、その第18回記念日の2008年4月24日に発表された。

<出典>: 「今週のイメージ(Week in images: ESA)」

<大判>: 大判はイメージをクリック。


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12月25日(日): 中国南西部の昆龍山脈の一部/ミッション別ページ

2022年12月25日 06時00分00秒 | 天文・宇宙

中国南西部のアジア最長の山脈の一つ、昆龍山脈の一部が、国際宇宙ステーションから419キロメートル上空から描かれる。

<出典>: 「宇宙ステーション(Space Station)」

<大判>: 大判はイメージをクリック。

<ひとこと>: 昆龍(クンルンまたはコンロン)山脈とは・・・。
中国西部にある東西方向の長大な山脈。チベット (西蔵) 高原の北部をなす多数の平行山脈から成る。西はパミール高原,東はスーチョワン (四川) 盆地に至る。中国の神話では、昆龍渓とも呼ばれる昆龍山脈は、道教の最高位の女神である Xiwangmu が住んでいる聖なる山として高く評価されている。クンルン山脈は東パミール高原から始まり、新疆ウイグル自治区とチベットを横断し、青海省まで延びている。山脈は西は狭く、東は広く、西から東に下がっている。植生はまばらで、高い山頂は一年中雪と霧で覆われている。


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12月24日(土): オーストラリア、クイーンズランド州の東海岸/お知らせ

2022年12月24日 06時00分00秒 | 天文・宇宙

オーストラリアのクイーンズランド州のグレートバリアリーフの東海岸が、上空261マイルを周回する国際宇宙ステーションから撮られた。

<出典>: 「宇宙ステーション(Space Station)」

<大判>: 大判はイメージをクリック。

<ひとこと>: グレートバリアリーフは世界最大の珊瑚礁。長さ約2000キロ。大小700もの島が点在する。グリーン島、ヘイマン島、ハミルトン島、ヘロン島をはじめ自然豊かな島々が多く、同国随一の観光地として世界的に知られる。1981年、世界遺産(自然遺産)に登録された。(ウィキペディア)

   ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ 

<お知らせ>: 宇宙航空研究開発機構(JAXA)は、宇宙飛行士候補者の第一次選抜に合格した50名に対して第二次選抜試験を行った結果、10名の合格者を決定しました。男性8名、女性2名。更に選抜が続きます。 こちら から。

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火星探査の今  2022年12月22日 掲載再開
ハッブル宇宙望遠鏡  2022年12月22日 週初めに掲載
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12月23日(金): NASA、科学の4年後にインサイトを引退/ミッション別ページ

2022年12月23日 06時00分00秒 | 天文・宇宙

NASAのインサイト(Insight:Interior Exploration using Seismic Investigations, Geodesy and Heat Transpor)ミッションは、火星でのユニークな科学を収集して4年以上で終了した。ジェット推進研究所(JPL)のミッションコントローラーは、連続して2回通信を試みた後、着陸船に連絡することができず、宇宙船の太陽電池がエネルギーを使い果たしたと結論した。NASAは、以前に、2回の通信試行を逃した場合には、ミッションの終了を宣言することを決めていた。万が一の場合に備えて、着陸船からの信号を聞き続けるが、この時点では着陸船から信号を聞く可能性は低いと考えられている。インサイトが最後に地球と通信したのは12月15日だった。
インサイトは火星の深部を調査した。そのデータは、火星内部の層、絶滅した磁気ダイナモの地表下の驚くほど強い残骸、火星のこの近くの気象、多くの地震活動にに関する詳細をもたらした。その高感度地震計は、フランスの国立宇宙研究センター(CNES)とETH チューリッヒが管理する火星地震サービスによって毎日の監視とともに、隕石の衝突によって引き起こされた地震を含む 1,319 の地震を検出し、最大のものは、昨年末に、岩のサイズの氷の塊を発掘した。

<出典>: 「インサイト火星着陸船(InSight Mars Lander)」

<大判>: 大判はイメージをクリック。

<ひとこと>: 昨日の付記も参照。イメージは2022年4月24日火星日 1,211 日に撮られた最後の自画像。全体にダストが積もっている。インサイトの概要と着陸時点の記事(2018年)はこちらから。


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火星探査の今  2022年12月23日 掲載再開
ハッブル宇宙望遠鏡  2022年12月23日 週初めに掲載
ジェームスウェッブ宇宙望遠鏡  2022年12月23日 週初めに掲載
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12月22日(木): 火星着陸船インサイトに「別れ」を告げる/ミッション別ページ

2022年12月22日 06時00分00秒 | 天文・宇宙

2022年12月18日、インサイトは地球からの通信に応答しなかった。予想の通り着陸機の電力は何ヶ月にもわたって低下しており、インサイトは運用終了に達した可能性があると想定されている。NASAは、インサイトが火星中継ネットワークの一部である火星を周回する宇宙船との、二つの連続した通信セッションを逃したときにミッションの終了を宣言するが、通信が失われた原因が着陸機自体である場合に限っている。その後、NASAのディープスペースネットワークが、万が一の場合に備えて、しばらく耳を傾ける。インサイトは、2018年5月5日に、カリフォルニア州のバンデンバーグ空軍基地から打ち上げられた。6か月の巡航の後、2018年11月26日に火星に着陸し、イリジウムプラニティアでの地上運用を開始した。この4年間で、着陸機のデータは、火星内部の層、その液体のコア、ほとんど絶滅した磁場の表面下の驚くほど変化する残骸、火星のこの部分での天気、多くの地震活動に関する詳細をもたらした。

<出典>: 「インサイト(Insight)」

<大判>: 大判はイメージをクリック。

<ひとこと>: インサイトは現在火星の地表にある唯一の固定型着陸船。地震などの揺れの伝わりを通して火星深部の構造を知る目的で打上げられた。最近では火星への隕石の衝突の振動を検知し、火星のクレータの形成の分析に大きなヒントをもたらした。しかし、火星では常に細かなダストが舞っており、長時間かけて降り積もる。これは太陽電池を利用する型の探査機にとっては致命傷となる。イメージにあるインサイトの検知器にも厚いダストが積もっているのが見える。


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12月21日(水): パイオニア10号、木星をフライバイ/ミッション別ページ

2022年12月21日 06時00分00秒 | 天文・宇宙

1973年8月のリック・ジューディス(Rick Giudice)によるこのイラストでは、パイオニア10号宇宙船が、ガス巨大惑星木星を通過している。この宇宙船の主な目標は、木星、その衛星、その磁場、および閉じ込められた放射線帯を探査することであった。パイオニア10号は、小惑星帯を通過した最初の衛星であり、木星とその衛星の詳細な画像を入手した最初の宇宙船だった。1972年から1874年の間に、ディープスペースネットワークの地上局は、パイオニア10号を 21,000 時間以上追跡した。パイオニア10号は、30周年の2002年に沈黙した。

<出典>: 「パイオニア(Pioneer)」

<大判>: 大判はイメージをクリック。

 

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火星探査の今  2022年12月21日 掲載再開
ハッブル宇宙望遠鏡  2022年12月21日 しばらく毎日掲載
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12月20日(火): イオの真の色/ミッション別ページ

2022年12月20日 06時00分00秒 | 天文・宇宙

太陽系で最も奇妙なこの月は明るい黄色である。 この注目の写真は、 イオが、平均的な人間の目に知覚できる「真の色」でどのように現れるかを示す試みとして、1999年から2003年まで木星を周回したガリレオ宇宙船によって、1999年7月に行われた。 イオの色は硫黄と溶融したケイ酸塩岩に由来している。 イオのこの珍しい表面は、活火山のシステムによって、非常に若く保たれている。 木星の強烈な潮汐重力がイオを引き伸ばし、木星の他のガリレオ衛星によって引き起こされるぐらつきを弱める。 結果として生じる摩擦はイオの内部を大きく熱し、溶けた岩を表面から爆発させる。イオの火山は非常に活動的であり、月全体の内部を効果的にひっくり返している。イオの火山の溶岩のあるものは大変熱く、暗闇で輝いている。

<出典>: 「今日の天文写真(Astronomy Picture of the Day)」

<大判>: 大判はイメージをクリック。

<ひとこと>: 木星探査衛星ガリレオによるイオの記事は こちら から。


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ハッブル宇宙望遠鏡  2022年12月20日 しばらく毎日掲載
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12月19日(月): ハッブル、太陽系を取り巻く幽霊のような輝きを検出/ミッション別ページ

2022年12月19日 06時00分00秒 | 天文・宇宙

落下する彗星からの排気が宇宙をダストの場所にする。

夜部屋の中に入り、全ての光をなくして影を消すことを想像しよう。それでも、壁、天井、床から不気味な輝きが来る。かすかな光は貴方の顔の前で貴方の手を見るにはかろうじて十分であり、それは続く。

「ゴースト・ハンター」の場面のような音、天文学者達にとってはこれは実際である。しかし、何にも近くにない何かを探すことは容易ではない。天文学者達は、ハッブル宇宙望遠鏡からの20万の目録のイメージを捜し、空の背景の全ての残った輝きを探すために、これらのイメージについて何万もの測定を行った。部屋の光をとり出すように、彼らは、星、銀河、惑星、黄道からの光を消し去った。驚くべきことに、幽霊のような、弱々しい輝きが残された。それは、全空を横断して広げられた10匹のホタルの安定した光に等しい。

<出典>: 「ハッブル宇宙望遠鏡(Hubble Space Telescope)」

<大判>: 大判はイメージをクリック。

<ひとこと>: ハッブル宇宙望遠鏡のサイトに掲載された記事の一つです。面白い記事なので取上げてみました。

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月探査アルテミスⅠ  2022年12月16日 ミッション終了
なし
火星探査の今  2022年12月19日 掲載再開
ハッブル宇宙望遠鏡  2022年12月19日 しばらく毎日掲載
ジェームスウェッブ宇宙望遠鏡  2022年12月19日 しばらく毎日掲載
NASAテレビ放送予定  2022年12月13日 不定期更新
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12月18日(日): カナダ、ケベックのマニクアガン湖/お知らせ/ミッション別ページ

2022年12月18日 06時00分00秒 | 天文・宇宙

約2億 1400 万年前にカナダのケベック州で隕石の衝突によって形成されたマニクアガン湖が、北米上空262マイルを周回する国際宇宙ステーションから撮られた。

<出典>: 「宇宙ステーション(Space Station)」

<大判>: 大判はイメージをクリック。

<ひとこと>: マニクアガン湖の詳細は こちら から。

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<お知らせ>: 

国際宇宙ステーションにドッキング中のロシアのソユーズ宇宙船で発生したリークは、その場所が特定されました。なお、確認調査が進められています。

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月探査アルテミスⅠ  2022年12月16日 ミッション終了
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火星探査の今  2022年12月 2日 しばらく休載
ハッブル宇宙望遠鏡  2022年12月16日 週の前半を中心に掲載
ジェームスウェッブ宇宙望遠鏡  2022年12月15日 週の前半を中心に掲載
NASAテレビ放送予定  2022年12月13日 不定期更新
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12月17日(土): カタール、ドーハの街の灯/お知らせ/ミッション別ページ

2022年12月17日 06時00分00秒 | 天文・宇宙

国際宇宙ステーションが258マイル上空を周回していたとき、ペルシャ湾の海岸にカタールのドーハの街の明かりが描かれる。

<出典>: 「宇宙ステーション(Space Station)」

<大判>: 大判はイメージをクリック。

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<お知らせ>: 国際宇宙ステーションのロシアのソユーズ MS-22 宇宙船からリークが発生し、ロシアの船外活動が一旦中止になりました。これまでにもリークが発生したことが何回かありますが、場所を特定するまでにかなりの時間を要したこともありました。「国際宇宙ステーションは今(12月17日)」 から。

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<ミッション別ページ>

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ページ
最終更新日
参   考
未掲載情報
月探査アルテミスⅠ  2022年12月16日 ミッション終了
なし
火星探査の今  2022年12月 2日 しばらく休載
ハッブル宇宙望遠鏡  2022年12月16日 週の前半を中心に掲載
ジェームスウェッブ宇宙望遠鏡  2022年12月15日 週の前半を中心に掲載
NASAテレビ放送予定  2022年12月13日 不定期更新
なし
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