天文・宇宙探査ニュース:画像を中心とした「新しい宇宙探査情報」のページです。

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5月31日(水): ガリレオのエウロパ/ミッション別ページ

2023年05月31日 06時00分00秒 | 天文・宇宙

ガリレオのエウロパ

1990年代後半に木星システムを周回したガリレオ宇宙船は、エウロパのこの素晴らしい景色を記録し、この月の氷の表面が深い広い海を隠している可能性が高いという証拠を発見した。ガリレオのエウロパのイメージデータが、人間の目が見るであろうものに近いカラーイメージをつくるために改善され較正され、ここに再生された。この大きな月の潮力による歪曲が海を液体で保つエネルギーを供給し、木星を周る楕円軌道を経験している。しかし、更なる驚きは、生命を維持し持続させるためのエネルギーを供給するプロセスである日光がないにもかかわらず、エウロパを地球を越えた生命を探すための最高の場所の一つにしている可能性である。深く、暗い、海の下にどんな生命が生きているのだろう? 惑星地球自身の極端なエビを考えてみよう。

<出典>: 「今日の天文写真(Astronomy Picture of the Day)」

<大判>: 大判はイメージをクリック。


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5月30日(火): HAKUTO-R1 の衝突サイトを見る/ミッション別ページ

2023年05月30日 06時00分00秒 | 天文・宇宙

NASAの月探査軌道船、 HAKUTO-R1 月着陸船の衝突サイトを見る

<前書き>: この件については既に多くの報告が提供されていますので、ここではNASAが発表したイメージを中心に、その要点を掲載します。

アイスペース(Ispace)の HAKUTO-R ミッション1は、月面に着陸する予定の民間資金による宇宙船として2022年12月11日に打上げられた。月への数ヶ月の旅の後、この宇宙船は、アトラス・クレータ(Atlas crater)の近くに着陸するために、地表への制御された降下を開始した。翌日、そのチームは、異常が発生し、ミッションの月着陸船が地表に安全に着陸しなかったと発表した。

着陸未遂の翌日の2023年4月26日、NASAの月偵察軌道船(LRO:Lunar Reconnaissance Orbiter)のカメラが着陸地点を見た。

以下、図の説明

右上は動画です。イメージをタップしてご覧ください。: 着陸(衝突)前と後の地表面の比較。矢印Aは、左上の反射率が高く、右下の反射率が低い顕著な表面変化を示している。矢印B、C、Dは、衝突周辺の他の変化を示している。右下のスケールバーは直径50メートル。

反射率の違いとは--- HAKUTO の衝突によって地表面近くの地下の粉塵が舞い上がり、地表に落ちることによって表面の色が変わり、その部分の日光の反射の割合が変化した。なお、円形のクレータ内部の顕著な色の変化は撮影した時刻の違いによる影の差である。

下のイメージ、左から、
なお、“クレータ錯視”によって凹凸が逆に見えることがあることに注意! 例:右上の図ではクレータは“窪み”であることが明確に意識できるが、下中央のイメージの左端、下端の円形は盛り上がって見えることがある。共にインパクトクレータであり凹である。

1,着陸未遂の翌日4月26日に軌道船のカメラが見た着陸サイト。大判はこちらから。
2,軌道船の狭角カメラが撮った月面着陸地点の合成イメージ。中央左の青の✕印に注目。大判はこちらから。
3,前後のイメージを分割して作った比較画像。衝突によって、直径約60〜80メートルの反射率の高い領域が生じた。大判はこちらから。

<出典>: 「月探査軌道船(LRO)」

<ひとこと>: HAKUTO は日本のアイスペース社を中心とする国際的な月着陸船。

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5月27日(月): 北極の気温の異常/ミッション別ページ

2023年05月29日 06時00分00秒 | 天文・宇宙

北極の気温の異常

北極の増大は、北極地域が世界平均よりも速いペースで温暖化するプロセスである。この現象は、温室効果ガス排出の影響を悪化させる正のフィードバックメカニズムに大きく起因している。
この急速な温暖化は、北極圏の生態系の微妙なバランスを不安定にするだけでなく、地球規模の気候パターン、人口、野生生物に深刻な影響を及ぼしている。

このイメージは、1991年から2020年の平均と比較した、2022年の北極圏の平均気温の偏差を示している。

<出典>: 「今週のイメージ(Week in images: ESA)」

<大判>: 大判はイメージをクリック。

<ひとこと>: 一昨日、5月27日(土)のヨーロッパ宇宙機関の記事も参考に・・・。


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5月28日(日): エルサレムの街の灯/ミッション別ページ

2023年05月28日 06時00分00秒 | 天文・宇宙

イスラエル、エルサレムの街の灯

アラブ首長国連邦の宇宙飛行士、国際宇宙ステーションの遠征69フライトエンジニア、スルタン・アルネヤディ(Sultan Alneyadi)が259マイル上空を周回しているときに、イスラエルのエルサレムの街の明かりを撮った。

<出典>: 「宇宙ステーション(Space Station)」

<大判>: 大判はイメージをクリック。

<ひとこと>: アラブ首長国連邦の宇宙飛行士が国際宇宙ステーションに長期滞在するのは初めてのことです。写真の技術に優れているように見えますので、土・日を中心に、折を見て、その写真を取り上げます。イメージのリンク先は原画です。


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5月27日(土): 海の氷の新しい視界/ミッション別ページ

2023年05月27日 06時00分00秒 | 天文・宇宙

世界の海の氷の更新された視界

<前書き>: 右上のイメージはヨーロッパ宇宙機関の気候変動イニシアチブによって発表された新しいデータセットでとられた詳細レベルの増加を示し、右中央のイメージは Eumetsat OSI SAF での海氷の濃度を示しています。イメージが広域であり変化が極めて微小に見えるのでご注意ください。

地球の氷の減少は、間違いなく気候変動の最も明確な兆候の一つである。ヨーロッパ宇宙機関の気候変動イニシアチブの一環として、新しい高解像度の海の氷の濃度データ記録が最近発表され、世界中の海の氷の濃度に関する新しい洞察を提供している。
ここ数十年、地球の気温の容赦ない上昇は、海氷の範囲と厚さの懸念される減少をもたらしてきた。特に北極圏では海の氷が急速に減少しており、ヨーロッパ宇宙機関の衛星観測はこの傾向の憂慮すべき証拠となっている。これは、先住民の生活を混乱させ、極地の野生生物、世界的な気象パターン、海流にも影響を与えるため影響は深刻である。

ヨーロッパ宇宙機関の気候変動イニシアチブの海氷チームは、最近30年間(1991-2020)の海氷の濃度を、より高い解像度でカバーする新しいデータレコードを発表した。このデータセットは、先の40年間の記録ほど長くはないが、より詳細に氷を見ることができる。
このデータは、マイクロ波イメージと数値気象予測データから、 CCI 海氷チームによって開発された専用アルゴリズムを介して処理され、コペルニクスセンチネル1号レーダーミッションのデータを使用してデータを検証した。

--- 以下略。

右下のイメージは北極における晩夏の海氷面積の遷移。

<出典>: 「今週のイメージ(Week in images: ESA)」 
       複数の記事が掲載されています。該当記事を探してください。

<大判>: 大判はイメージをクリック。


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5月26日(金): スパニッシュダンサー渦巻銀河/ミッション別ページ

2023年05月26日 06時00分00秒 | 天文・宇宙

スパニッシュダンサー渦巻銀河

完璧ではないにしても、この渦巻銀河は少なくとも最も写真写りの良い一つである。何十億もの星を含む島の宇宙、イルカの星座 (ドラド)の約4千万光年にある NGC 1566 は、豪華なフェースオンの視界を見せている。ハッブル遺産目録でオンラインで保存されているこれらのイメージのいくつかが、この示されたイメージをつくるために自由にダウンロードされ、結合され、精励なアマチュアによってデジタル的に処理された。NGC 1566 の燃え上がっているセンタは、恐らく周囲の星やガスを荒廃させる超巨大なブラックホールを中央に収容する、最も近くて最も明るいセイファート銀河の渦巻の一つにしている。グランド・デザイン渦巻に分類される NGC 1566 は、明るく青い星の集団と暗い宇宙のダストレーンによって追跡される、二つの際立ったまた上品な渦巻の腕を示している。多くの NGC 1566 のハッブル宇宙望遠鏡のイメージが、星の構成、超新星、渦巻の異常な活動的な中心を調査するためにとられた。

<出典>: 「今日の天文写真(Astronomy Picture of the Day)」

<大判>: 大判はイメージをクリック。


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5月24日(木): CFHT からのヘリックス星雲/ミッション別ページ

2023年05月25日 06時00分00秒 | 天文・宇宙

CFHT からのヘリックス星雲

我々の太陽も何時かこのように見えるのだろうか? このヘリックス星雲は、太陽のような星の寿命の終わりにつくられるガスの雲である惑星状星雲の、最も明るく最も近い例の一つである。 我々の、螺旋(ヘリックス)を見下ろしているかのような有利な位置から、この星の外層のガスが宇宙に放出されているのを見ることができる。 白色矮星になる運命にある残りの中心の星の核が、非常にエネルギッシュな光で輝き、以前に放出されたガスを光らせている。 NGC 700 の名を与えられたこのヘリックス星雲は、みずがめ座の方向約700光年にあり、幅約 2.5 光年に及ぶ。 この注目の写真は、米国ハワイ州の休火山の頂上にあるカナダ-フランス-ハワイ望遠鏡(CFHT)で撮影された。ヘリックス星雲の内側の端のクローズアップは、未知の起源の複雑なガスの節を示している。

<出典>: 「今日の天文写真(Astronomy Picture of the Day)」

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5月24日(水): 火星の平らな岩の丘/お知らせ/ミッション別ページ

2023年05月24日 06時00分00秒 | 天文・宇宙

火星の平らな岩の丘

火星には何故それほど多くの平らな岩があるのだろう? 地球の岩と比較して、ある火星の平原と丘の視界は異常に平らな多くの岩を示している。この理由の一つは火星と地球に共通するプロセスである浸食である。火星の二酸化炭素の風は、火星の砂の周りを吹く時に、紙やすりのような働きをすることがある。この砂は、長く露出した石のトップをすり減らして岩を滑らかにし、異なる浸食を引き起こすことがある。
上面の平らな岩で覆われたいくつかの丘を捕えた此処に示されたイメージは、NASAのキュリオシティ・ローバーによって、先月、火星でとられた。このロボット探査車は、今、10年間火星を横断して徘徊し、地球の隣人惑星の過去の、湿度と風の多くの詳細を明らかにするのに役立っている。これと他のイメージをとった後、キュリオシティは、マカー・バンド・バレー(Marker Band Valley)を登るために、石と滑りやすい砂を注意深く進んだ。

<出典>: 「今日の天文写真(Astronomy Picture of the Day)」

<ひとこと>: イメージは原画の一部を切り出しています。クリックして原画をご覧ください。

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<お知らせ>: 2023年夏以降に、JAXA の古川宇宙飛行士が国際宇宙ステーションに向かうことが決定しました。下表 「宇宙科学の話題(5月24日)」 から。

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5月23日(火): 土星の月ヘレーネ/ミッション別ページ

2023年05月23日 06時00分00秒 | 天文・宇宙

カラーの土星の月ヘレーネ

その色は微妙かもしれないが、土星の月ヘレーネは全ての光が謎である。この月は、2012年に、土星を周っているロボット・カッシーニ宇宙船がこの小さな月の一つの地球の直径の中を飛んでいるときに、先例のない詳細で撮られた。これまでのクレータと丘が現れているが、このイメージでは、また、異常に滑らかなまた筋になって表れた地形をも示している。惑星天文学者達は、この差渡し30キロメートルの浮かぶ氷山の起源と進化について手掛かりを集めるために、ヘレーネのこれらの詳細なイメージを調べている。ヘレーネは、また、安定したラグランジュポイントとして知られる重力のえくぼを占める四つの知られた土星の月の一つであり、大きな月ディオネに先行して土星を回っているので珍しい。

<出典>: 「今日の天文写真(Astronomy Picture of the Day)」

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<ひとこと>: 本サイトのカッシーニ宇宙船の活動記録は「土星探査写真集」から。


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5月22日(月): 暴走する星/ミッション別ページ

2023年05月22日 06時00分00秒 | 天文・宇宙

暴走する星アルファ・カメロパルダリス

宇宙の海を耕す船のように、暴走する星アルファ・カメロパルダリス(Alpha Camelopardalis)が、この優雅な弧を描く船首の波または船首の衝撃波をつくり出した。 この巨大なスーパージャイアンツは、その星間の経路の材料を圧縮しながら、宇宙を通して秒速60キロメートル超で動いている。このほぼ6度のワイドの視界の中心のアルファ・カム(Alpha Cam)は、太陽の約25〜30倍大きく、5倍熱く(絶対温度3万度)、50万倍以上明るい。 首の長い星座カメロ・パルダリスの約4千光年にあるこの星は、また、強い恒星風をつくり出す。 アルファカムのボー・ショック(船首の衝撃波)は、星自体から約10光年離れている。 何がこの星を動かしているのだろう?  天文学者達は、長い間、アルファカムは、他の集団のメンバーとの重力の相互作用によって、または、おそらく巨大なコンパニオンの星の超新星爆発によって、近くの若く熱い星達に放り出されたと考えてきた。

<出典>: 「今日の天文写真(Astronomy Picture of the Day)」

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5月21日(日): サンフランシスコとオークランド/ミッション別ページ

2023年05月21日 06時00分00秒 | 天文・宇宙

カリフォルニア州の都市群、サンフランシスコとオークランド

国際宇宙ステーションが上空262マイルを周回しているとき、サンフランシスコ湾で隔てられたカリフォルニア州のサンフランシスコ(上)とオークランド(下)の都市が、NASAの宇宙飛行士遠征69フライトエンジニア、ウディ・ホーバーグによって撮られた。

<出典>: 「宇宙ステーション(Space Station)」

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5月20日(土): サハラの目/ミッション別ページ

2023年05月20日 06時00分00秒 | 天文・宇宙

モーリタニアの「サハラの目」

モーリタニアの侵食された地質のドーム、「サハラの目」としても知られるリシャット構造が、アフリカ大陸の上空259マイルを周回する国際宇宙ステーションから撮られた。

<参考、英語版ウィキペディアから>: ゲルブ・エル・リシャットとも呼ばれるリシャット構造(Richat Structure)は、アフリカ北西部のモーリタニア中西部のウアダネ近くのサハラ砂漠のアドラル高原にある顕著な円形の地質学的な特徴。地元の方言では羽を意味する言葉が使われ、アラビア語では、地元の井戸から水を引くために使用される革のポーチの円形の開口部タゲンセとも呼ばれる。
直径40キロメートルの侵食された地質学的ドームであり、同心円状のリングのように見える層の堆積岩を露出させている。火成岩が内部に露出し、壮観な流紋岩(rhyolites)、斑糲(はんれい)岩(gabbros)、中央の巨大角礫岩(megabreccia)がある。この構造は、また、アシュール文化(ヨーロッパの前期旧石器文化)考古学の人工品の特別な堆積の場所でもあり、最初の地質学的遺産のサイト、100の一つとして選ばれた。

<出典>: 「宇宙ステーション(Space Station)」

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5月19日(金): 2023年の海面温度/ミッション別ページ

2023年05月19日 06時00分00秒 | 天文・宇宙

2023年1月から5月中旬までの海面温度

このアニメーション(イメージをクリック)は、1985年~1993年と比較した、2023年1月から5月中旬までの海面温度を示している。我々の海の最近の表面温度は最高記録に達した。エルニーニョの切迫に伴って、我々は、間もなく、極度に悪い方向に向かうと懸念される。頭上を周っている衛星は、エルニーニョを一層理解し、この周期的な現象の結果を予測するために、このパターンを追って注意深く使われている。

エルニーニョとラニーニャの海洋と大気の結合システムは、ともにエルニーニョ南方振動(El Niño Southern Oscillation)として知られており、気象の変動によって引き起こされる温暖化傾向に加えて、地球の気温と降水量の大きな変動の要因となる。

エルニーニョは数年ごとに発生し、貿易風が弱まり、西太平洋の暖かい水が東に移動し、風のパターンと海洋の力が変化する。これは世界中の天候に大きな影響を与え、生態系や漁業の変化、干ばつ、洪水、暴風雨などにつながる可能性がある。

気象モデルは、地球に一般的な冷却効果をもたらすラニーニャの3年後、今後数か月でより厄介なエルニーニョに戻ることを示唆している。 

<出典>: 「地球観測(Observing the Earth : ESA)」

<ひとこと>: 右上イメージのリンク先は動画 .gif です。右下図は2022年5月(左)と2023年5月の海面温度の比較

 

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5月18日(木): SuperBIT からのタランチュラ星雲/ミッション別ページ

2023年05月18日 06時00分00秒 | 天文・宇宙

SuperBIT からのタランチュラ星雲

タランチュラ星雲または30ドラドス(30 Doradus)は直径160光年以上、近くの衛星銀河「大マゼラン雲」の巨星領域に形成されている。それは、約16万光年にあり、ローカルグループの全銀河達で知られている、最大の、最も激しい星形成領域である。 この宇宙のクモ形類の動物はこの壮観なイメージの中央に近くにあり、NASAの気球で運ばれた 0.5 メートル望遠鏡、今、宇宙の端近くに浮いている SuperBIT(Super Pressure Balloon Imaging Telescope)のフライトの間にとられた。良く研究されたタランチュラ (NGC 2070) の中の激しい放射線、 R136 としてカタログ化された大規模な星達の中央の若い集団からの星の風と超新星の衝撃波が星雲の輝きにエネルギーを与え、蜘蛛のようなフィラメントを形をつくっている。タランチュラの周辺には、若い星の集団、フィラメント、吹き出したバブル形の雲による他の星形成領域がある。 SuperBIT の広い視界は、南の星座ドラドで、2度または満月四つに及んでいる。

<出典>: 「今日の天文写真(Astronomy Picture of the Day)」

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5月17日(水): バタフライ星雲の翼/ミッション別ページ

2023年05月17日 06時00分00秒 | 天文・宇宙

M2-9: バタフライ星雲の翼

星は死後芸術として評価されるだろうか? 実際には、星は死んだときにそれらの最も芸術的な表現をもたらす。我々の太陽やここに描かれた M2-9 のような低質量の星達の場合、これらの星達はそれらの外側のガスの包みを投げ棄て、彼ら自身を一般的な星から白色矮星まで変化する。その費やされたガスは、数千年間かけて徐々に弱まり、しばしば惑星状星雲と呼ばれる印象的なディスプレイを形成する。代表的な色で示された 2100 光年にあるバタフライ惑星状星雲 M2-9 は、不思議なまた不完全な話を語る羽根を持っている。中心では、二つの星達が、冥王星の軌道の10倍の、ガスのディスクの中を周っている。 死にかけた星から放出された包みが、双極性の外見をつくってディスクから起きている。 惑星星雲の原因となりまた形づくる物理的プロセスについては多くの未知が残っている。

<ひとこと>: イメージのリンク先は原画です。

<出典>: 「今日の天文写真(Astronomy Picture of the Day)」

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<参考> NASAテレビ放送予定
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