これは、地球の照らされた三日月と北半球の都市を示すために、四つのイメージが結合された合成写真である。このイメージは、オシリス広角カメラ(WAC)で、ロゼッタの第二回地球スイングバイの間の11月13日にとられた。人間の居住によって発生する光の島を示すこのイメージは、オシリス広角度カメラによって、宇宙船の地球への最接近の約2時間前の、中央ヨーロッパ時間 19:45 にとられた。その時ロゼッタは、現地時間が真夜中に近づいたインド洋上約 80,000 キロメートルにあった。このイメージは WAC カメラの赤フィルターによって5秒露出でとられた。このイメージは、様々な波長で得られたイメージのカラー合成写真である。イメージに示された地球の照らされた三日月は南極大陸周辺であり、ロゼッタが地球から約 75,000 キロメートルにあったときに、 WAC カメラで、中央ヨーロッパ時間 20:05 にとられた。
<出典>: 「Space in Images;ヨーロッパ宇宙機関」
<大判>: イメージをクリック。
<ひとこと>: 日本は右上隅に見えています。
<お知らせ(再掲)>: 3月2日土曜日に、スペースシャトル引退後米国が長く待望してきた米国開発の商用クルー船、スペースX社のクルー・ドラゴン試験船(無人)が国際宇宙ステーションに向けて打上げられます。ドッキングは日曜日の予定。ドッキング用の設備は既に国際宇宙ステーションの米国のポートに設置されています。記事は「ホームページ」の 「アストロサイエンス(2月27日)」 から。中継放送は 「ウェブNASAテレビ放送予定」 から。なお、NASAの中継放送の方式が変わっていますのでご注意ください。