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天文・宇宙探査ニュース:画像を中心とした「新しい宇宙探査情報」のページです。

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8月31日:火星探査ローバーキュリオシティを見上げる

2015年08月30日 21時16分07秒 | 天文・宇宙

NASAのキュリオシティローバーのこの低角度の自画像は、火星のシャープ山の麓の「バックスキン(Buckskin)」と呼ばれる岩のターゲットを穿孔するために到着したサイトからの探査車を示している。この自画像は、火星日 1,065 日(2015年8月5日)に、キュリオシティの火星ハンドレンズ画像装置(MAHLI)によってとられたいくつかの構成要素イメージを結合している。スケールとして、ローバーの車輪は直径50センチメートル幅約40センチメートルである。詳細な観察では、キュリオシティの左中央の車輪(この正面からの視界の右側)の小さな岩を明らかにしている。

<出典>: 「キュリオシティ:Mars Rover Curiosity」

<デスクトップ壁紙>: こちら(1600x900) から

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8月30日:火星の北の平原の霜の谷

2015年08月30日 06時00分00秒 | 天文・宇宙

地球の冬の雪に似た火星の季節的な霜は、一般的に中央と高緯度につくられる。しかしながら、火星では、ほとんどの霜は水の氷でなく二酸化炭素の氷(ドライアイス)である。この霜は、溝における流れを含む、地表の活動を引き起こしているように思われる。NASAの火星偵察軌道船(MRO)の高解像度画像科学実験(HiRISE)カメラで2015年4月11日にとられたこのイメージは、北の平原のクレータにおける溝の霜を示している。この霜が、地面を占めている素材のタイプと同様に、アルコーブ(凹所)の詳細を強調している。ゴツゴツした露岩は暗く影になり、一方、霜は斜面の下のアルコーブと急峻なルートを強調している。溝に関連した大部分の変化は南半球に観測される。しかしながら、北半球に見られるものは一般的に急峻な斜面は少ない。 HiRISE は、変化を探しまた霜の性質を理解するために、これらの溝を監視している。

<出典>: 「今日のイメージ(Image of the day)」

<デスクトップ壁紙>: こちら(1600x900) から

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8月29日:氷を追う

2015年08月29日 06時00分00秒 | 天文・宇宙

追跡している氷衛星の画像は、世界で最も速く動く氷河が、2015年8月21日の週に、記録上最も顕著な出来事の一つ、およそ 12.5 平方キロと測定される氷のかなりの量を落下させたことを示した。欧州宇宙機関のセンチネル1Aからのレーダーイメージは、8月14日と16日の間にとられたこの出来事の前後に、グリーンランド西の ヤコブスハブン(Jakobshavn)氷河 を捕えた。7月27日、8月13日、19日にとられたイメージと比較すると、その最も遠い東の場所と思われるこの氷河の新しい面は、1880年代中頃に始まった観測以来、数キロメートルも内陸に押された。イメージのシリーズは、7月27日と8月13日の間に、この氷河が西へ進んだことを示唆している。この最近の出来事の歴史はまたセンチネル2Aによって8月6日と16日にとられたイメージでも明らかにされている。 ヤコブスハブン氷河はグリーンランドの氷床の 6.5 %を排出し、その周辺の 10 %の氷山をつくり出している。これは毎年約350億トンの氷の生産に達する。

<出典>: Sentinel-1 (欧州宇宙機関)

<大判>: イメージをクリック

<参考>: ヤコブスハブン(Jakobshavn)氷河の説明は こちら から。

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8月28日:国際宇宙ステーションで飛行中インタビュー

2015年08月28日 06時00分00秒 | 天文・宇宙

日本時間8月26日水曜日午後9時から、国際宇宙ステーション、日本科学未来館(館長毛利衛、安部首相、金井飛行士、高校生)、ジョンソン宇宙センタを結んで飛行中インタビューが開かれた。写真は安部首相の激励に謝意を述べる油井亀美也(中央)、年間クルー スコット・ケリー(NASA;左)、ジェル・リングレン(NASA;右)。場所は日本の「きぼう」モジュール内。

<大判イメージ>: イメージをクリック(右)。

左の図はジョンソン宇宙センターの管制室で中継の仲立ちをする若田光一。

写真は共にNASAテレビから録画。

<参考>:  アメリカとロシアを除く国際宇宙ステーションの飛行士達は、飛行中に出身国の大統領や首相などと交信することが慣例となっている。

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8月27日:日本の貨物船の積み荷を降ろし始まる

2015年08月27日 06時00分00秒 | 天文・宇宙

国際宇宙ステーションクルーは、8月25日、日本の5回目の「こうのとり」補給船(HTV-5)のハッチを開き、新しい補充用品と科学装備等の積み荷を降ろし始めた。 HTV-5 は、クルーのための貨物と実験装置、および「きぼう」研究室モジュールに取り付けられている外部実験装置を運んで月曜日の朝に到着した。外部調査機器には、 CALET 暗黒物質調査装置、ナノラック外部プラットホーム、14のキューブ衛星を含んでいる。ハッチを開け「こうのとり」に入った後、宇宙飛行士油井亀美也が一見逆様で新鮮な果物を操っているように見える。

<出典>: 「国際宇宙ステーションブログ(Space Station)」

<大判>: イメージをクリック

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8月26日:油井亀美也、最新のツィート/「こうのとり」関連ビデオ

2015年08月26日 06時00分00秒 | 天文・宇宙

応援して頂き、有難うございました。HTVの宇宙開発に対する貢献は、非常に大きいですね。本当に皆さんのお陰です。HTVは日本が技術大国である象徴ですし、その技術を培ったのは、我々の先輩であり、皆さんでもあります。高い理想、強い意思、勤勉さで日本を築き上げた方々に感謝致します! --- 油井亀美也

<出典>: @Astro_Kimiya 

 

   ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ 

<お知らせ>: 「こうのとり5号」の打上、および、国際宇宙ステーションとの並走、ロボットアームによる捕獲、ハーモニーモードへの繋留の一連のビデオをご覧ください。

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8月25日:「こうのとり」捕えられる

2015年08月25日 06時00分00秒 | 天文・宇宙

国際宇宙ステーションのロボットアーム Canadarm2 を使って、日本宇宙航空研究開発機構の遠征44油井亀美也(JAXA)が、日本時間午後7時28分に、成功裏に「こうのとり5号」 H-II 運搬船(HTV-5)を捕えた。宇宙ステーションクルーとヒューストンのミッション・コントロールのロボット担当は、軌道の研究室のハーモニーモジュールの地球に面するポートに繋留するために HTV-5 を導くだろう。重要な配送の象徴である「こうのとり」と名付けられたこの日本の貨物船は、調査と補充用品の約 4.5 トンを積んでいる。

<写真右>:
カナダのロボットアームが日本の5回目の「こうのとり」補給船を捕える。

<写真左>:
ジョンソン宇宙センタのコントロールルームで、日本の若田飛行士(手前)が国際宇宙ステーションとの通信担当(CapCom)を務める。

<出典>: 一部「国際宇宙ステーションブログ(Space Station)」から。その他はオリジナル。写真はNASAテレビ中継から録画。

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8月24日:「こうのとり」今日捕捉

2015年08月24日 06時00分00秒 | 天文・宇宙

日本の5回目の「こうのとり貨物船(HTV-5)」は、月曜日のランデブーと捕獲の前に国際宇宙ステーションを追う軌道上にある。 HTV-5 は CALET 暗黒物質調査を含む、いくつかの実験をサポートするための科学装備等を届けている。 HTV-5 は、月曜日にステーションの Canadarm2 で捕えられ、貨物活動の1ヵ月間ハーモニーモジュールに繋留されるだろう。

 <出典>: オリジナル

 <デスクトップ壁紙>: こちら(1600x900) から

右のイメージは2012年7月の「こうのとり」の捕獲。今回の捕捉は国際宇宙ステーションでは遠征44油井亀美也(JAXA)とキェル・リングレン(NASA)が、地上のジョンソン宇宙センタの通信は若田飛行士が担当します。但し会話は英語です。

ウェブNASAテレビ中継放送時刻を含む詳細は 「天文ニュース」 「トップニュース」 から追ってください。

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8月23日:スペースシャトル上昇する/お知らせ:「こうのとり」捕獲中継

2015年08月23日 06時00分00秒 | 天文・宇宙

飛行機の窓の外を見たとき、ある時にはスペースシャトルが軌道に打上げられるのを見るかもしれない。2011年にエンデバーの最終的な打上が行なわれた直後に、上昇するシャトルとその煙のイメージがウェブを通して広範囲に伝えられた。このイメージはNASAによってシャトル訓練機からとられたものであり著作権保護はない。雲の上でとられたこのイメージでは、雲の下でとられた同じシャトルの煙のイメージと一致しているだろう。長い煙と同様に、エンジンから噴出される熱く輝くガスが上昇するシャトルの近くに見える。煙の影が雲の上面に現れ太陽の方向を示している。米国のスペースシャトル計画は2011年で終了し、エンデバーは、今、カリフォルニア科学センターで見ることができる。

 <出典>: 「今日の天文写真(Astronomy Picture of the Day)」

 <大判>: イメージをクリック

 

<お知らせ>: 8月19日に打上げられた日本の国際宇宙ステーション貨物船「こうのとり」5号は、月曜日夜にステーションのロボットアームで捕えられハーモニーノードに繋留される予定です。この作業は、宇宙ステーションでは日本の油井亀美也宇宙飛行士が、ジョンソン宇宙センタの地上通信は若田飛行士が担当します。中継を見るには 「天文ニュース」  「トップニュース」 から。
(右図): 国際宇宙ステーションの宇宙飛行士達油井亀美也(手前)とキェル・リングレンが、日本の「こうのとり」 HTV-5 貨物船のロボット捕獲に備えて訓練する。

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8月22日:「こうのとり」打上成功、軌道に着く

2015年08月22日 06時00分00秒 | 天文・宇宙

日本宇宙航空研究開発機構(JAXA)の「H-IIB」ロケットは、日本時間8月19日水曜日午後8時50分49秒に打上げられた。打上の時、宇宙ステーションは、ブラジルの大西洋の東400キロメートルを飛んでいた。 HTV-5 貨物船は、打上の概ね15分後にロケットを分離し、国際宇宙ステーションとの5日間のランデブーを始めた。この宇宙船は、暗黒物質のサインを捜し、宇宙線の電子スペクトラムの最も高いエネルギーの直接測定を提供する天体物理ミッション、熱量測定電子望遠鏡(CALET;CALorimetric Electron Telescope)調査などを含む、6名のステーションクルーのための調査と補充用品の 4,300 キログラム以上を運んでいる、 JAXAとNASAのチームは、追加の食物補充品と、第7回「スペースX」商用補給サービスミッションの失敗で失われた重要な構成要素を届けるために積み荷目録を調整した。この送達はクルーが2015年の終わりまでを通して十分な食物を持つことを確実にするだろう。

<録画>: 打上中継を通しての録画はイメージをクリック。打上のみのビデオは こちら から。

<出典>: 解説文は国際宇宙ステーションブログから。

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8月21日:ハッブル「星の混乱」を見る/「こうのとり」捕獲作業

2015年08月21日 06時00分00秒 | 天文・宇宙

ピンクと赤の爆発、斑な宇宙のダストの暗いレーン、明るくまき散らされた星達の、このNASA/欧州宇宙機関のハッブル宇宙望遠鏡イメージは、 NGC 428 として知られる棒渦巻銀河の一部を示している。それは地球から約 4800 万光年離れたくじら座(constellation of Cetus)に横たわっている。このクローズアップのショットの中に渦巻の形がかろうじて見えているが、二つの銀河達の衝突の結果であると思われる NGC 428 全体の渦巻構造は完全に歪められ曲げられて現れている。また、 他の融合のサインを語る NGC 428 の中に起きている相当な量の星の構成があるように見える。銀河達がそれらのガスの雲と衝突するとき、激しい衝撃波とガスの熱いポケットをつくりながら、また、しばしば星の構成の新しい波を誘発しながら結合するだろう。 NGC 428 は1786年12月にウィリアムハーシェルによって発見された。不幸なことにこのイメージには見えていないが、最近では、オーストラリアとニュージーランドの BOSS プロジェクトのスチュアートパーカーによって、 SN2013ct と呼ばれる超新星のタイプが銀河の中に発見された。このイメージはハッブルのカメラ ACS と WFPC2 によって捕えられた。

 <出典>: 「ハッブル宇宙望遠鏡(Hubble Space Telescope)」

 <大判>: イメージをクリック

<おしらせ>: 8月19日水曜日に打上げられた日本の国際宇宙ステーション貨物船「こうのとり」5号は、来週月曜日にステーションのロボットアームで捕えられ、ハーモニーノードに繋留されます。宇宙ステーションのロボットアーム操作は日本の油井亀美也宇宙飛行士が、一方ジョンソン宇宙センタの地上通信は若田飛行士が担当します。日本人同士の会話ですが使われるのは英語です。中継時刻等詳細は 「天文ニュース」  「トップニュース」 から。

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8月18日:フルムーン、フルアース/「こうのとり」打上げ

2015年08月18日 06時00分00秒 | 天文・宇宙

<フルムーン、フルアース>:
7月16日、月は新月だった。地球に向かっているお馴染みの側は影であった。その日、160万キロメートルの距離にあった深宇宙気象天文台(DSCOVR)宇宙船の地球多色画像カメラ(EPIC)は、完全なフルムーン(満月)がフルアースの前を横切るこの視界を捕えた。地球と太陽の間の、月の軌道を越えた宇宙船の位置から見た、この完全に照らされた月の半球は馴染みのない月の遠い側である。地球に面する側と異なり、宇宙の夜明け以降にのみ知られた月の遠い側の大部分は暗い海に欠けている。遠い側のモスクワ海(Mare Moscoviense)の小さな暗い部分のみが左上に見える。惑星地球の北極は11時に近く、中央近くにハリケーン ドローレス(Dolores)が近づく北アメリカが見える。宇宙気象予報のために地球と太陽風を監視している DSCOVR は、1年に約2回、同じような月と地球のイメージを捕えることができる。

 <出典>: 「今日の天文写真(Astronomy Picture of the Day)」

 <大判>: イメージをクリック

<「こうのとり」打上げ>:
8月19日、20日の情報提供は休みます。日本の国際宇宙ステーション貨物船「こうのとり」の打上は8月19日夜まで延期されましたが、気象条件が不安定なため再度延期される可能性もあります。 「天文ニュース」 「トップニュース」を参照してください。

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8月17日:ステレオの冥王星/「こうのとり」打上げ

2015年08月17日 06時00分00秒 | 天文・宇宙

これらの二つの冥王星の詳細な真のカラーイメージは歴史的なニューホライズンズの接近飛行の間に捕えられた。初めて確認された僅かに異なる視点からのこの初めての高品質ステレオペアは、惑星地球の住人が見ることを目的として提供されている。左のイメージは宇宙船が冥王星から約 450,000 キロメートルにあったときに記録された合成であり、右のイメージは宇宙船の最接近の前にとられた。解像度の違いにも関わらず、これらのペアは、遠い地形の衝撃的な3Dの視界として結合されている。

<出典>: 「今日の天文写真(Astronomy Picture of the Day)」

<大判>: 大判(7953x3967)はイメージをクリック。

<お知らせ>:  気象条件不良のため延期された日本の国際宇宙ステーション補給船「こうのとり5号」は、今夜種子島から打ち上げられる予定です。

<17日追記>打上は19日に変更になりました、詳細は astronews,jp 「トップニュース」から。

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8月16日:国際宇宙ステーションから「グッドモーニング」/「こうのとり」打上延期

2015年08月16日 06時00分00秒 | 天文・宇宙

現在一年間のミッションで国際宇宙ステーションで働いているNASAの宇宙飛行士スコット・ケリーが、日の出のこの写真をとり、2015年8月10日にソーシャルメディアに投稿した。宇宙ステーションとそのクルーは、352キロメートルの高度で地球軌道を周り、時速約 28,000 キロメートルで旅している。ステーションは約92分で地球を一周するので、クルーは毎日16回の日の出と日没を経験する。

<参考>: 写真は米国西部です。

<出典>: 「今日のイメージ(Image of the day)」

<デスクトップ壁紙>: こちら(1600x900) から

<お知らせ>: 日本宇宙航空研究開発機構(JAXA)の H-Ⅱ 輸送船(HTV-5)の打上は、気象条件不良の予想により、日本時間8月17日月曜日午後9時35分まで延期されました。 JAXA の発表は こちら から。 月曜日のNASAテレビの放送は 「こちら(astronews.jp)」 「トップニュース」から。

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8月15日:五大湖周辺の藻類の花、「こうのとり」打上中継のお知らせ

2015年08月15日 06時00分00秒 | 天文・宇宙

2015年7月28日、ランドサット8号のオペレーショナル陸地画像装置(OLI)が、五大湖周辺の藻類の花のこれらのイメージを捕えた。これらの花が、エリー湖(上)の西と、セントクレール湖(下)の緑の渦として見えている。7月初め、国立海洋大気圏局(NOAA)の科学者達は、有害な藻類の花の2015年のシーズンはエリー湖の西で厳しいと予想していた。この季節は夏を通して現れ、9月にピークに達する。この内湾の花は、豊富な栄養分、日光、暖かい水温があるときに成長する。有害な藻類の花は水の安全に影響を及ぼすことがある。2015年7月30日、これらのエリアでの飲料水が安全なことが報告された。

<出典>: Earth Observatory

<デスクトップ壁紙>: こちら(1600x900) から

<お知らせ>: 明日日本時間8月16日日曜日午後9時から、国際宇宙ステーションに向かう日本の貨物船「こうのとり」5号の打上中継があります。詳細は こちら の「トップミュース」 から。

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