天文・宇宙探査ニュース:画像を中心とした「新しい宇宙探査情報」のページです。

NASA、ESAを始め主に外国の宇宙探査情報を
ハッブルから宇宙ステーションまで、幅広く、毎日
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12月31日(火):パーカー太陽探査機、太陽に最接近

2024年12月31日 06時00分00秒 | 天文・宇宙

<<お知らせ>: 1月1日~1月5日の更新はお休みします。

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<今日のテーマ>: パーカー太陽探査機、太陽に最も近いパスで歴史に名を刻む

NASAの「太陽に触れる」というミッションが、2024年12月24日に、太陽表面に記録的な最接近を生き延びたことが確認された。(左図のリンク先は YueTube です。)

NASAのパーカー・ソーラー・プローブは、太陽の表面からわずか380万マイル(608万キロメートル)上空を飛行し、これまでの記録を破り、太陽の大気中を時速43万マイル(68万キロメートル)という驚異的な速さで飛行した。12月26日遅くに受信したビーコントーンでは、探査機が無事に遭遇を通過し、正常に動作していることを確認された。

このパスは、この距離で行われた初めてであり、探査機が比類のない科学的測定を行うことを可能にし、太陽に対する我々の理解を変える可能性がある。

パーカー・ソーラー・プローブは、この瞬間のために過去6年間をかけて準備してきた。2018年に打ち上げられたこの探査機は、金星への7回のフライバイを利用して、太陽に一層近づけるために重力誘導を行った。2024年11月6日の最後の金星フライバイによって、探査機は、最適な軌道に到達した。この楕円形の軌道は、探査機を3か月ごとに太陽から理想的な距離にする。これは、太陽の神秘的なプロセスを調査するのに十分な距離であるが、太陽の熱と有害な放射線に圧倒されるほどは近づかない。この宇宙船は、主要なミッションの残りの期間この軌道に留まる。

太陽の近くでは、探査機は炭素泡遮蔽(carbon foam shield)に依存し、華氏100万度(摂氏37万度)を超える可能性のある、コロナと呼ばれる太陽上層大気の極端な熱から保護している。このシールドは、鋼鉄が溶けるほどの高温である華氏 2,600 度(摂氏 1,426 度)にも耐えるように設計されており、背後の器具は快適な室温で日陰に保たれている。高温だが低密度のコロナでは、探査機のシールドは、華氏 1,800 度(摂氏 982 度)まで温まると予想されている。

<ひとこと>: 記事は要約、摂氏及びキロメートルは訳者の換算です。大判はイメージのリンクから。

<出典>: Parker Solar Probe

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12月30日(月):夕暮れの地球

2024年12月30日 06時00分00秒 | 天文・宇宙

<お知らせ>: 新年は、1月1日から5日まで、休ませていただきます。良い年をお迎えください。

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<今日のテーマ>: 夕暮れの地球

美しい地球の海と雲のこのゴージャスな景色において、突然、はっきりした昼から夜への境界の移行を示すことはない。我々が黄昏として経験する暗闇への段階的な移行、影のラインまたはターミネータは拡散して表れる。

この場面では、太陽は右から照らし、雲の上面は、ダストの対流圏を通してフィルタリングされた、穏やかに赤味を帯びた太陽光を反射している。上端に沿って見える昼間の透明な高高度の層が青い太陽光を散乱させ、宇宙の暗闇に消えて行く。

右上の写真は、高度211海里を周回する国際宇宙ステーションから撮られた。地球を周回する観測衛星達の動きは EarthNow からチェックすることができる。---左下のイメージのリンク先から(ヨーロッパ宇宙機関のセンチネルを含む動画を含むページ)。

<ひとこと>: 大判はイメージのリンクから。

<出典>: Astronomy Picture of the Day

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12月29日(日):コスミック・ラテ:宇宙の平均的な色

2024年12月29日 06時00分00秒 | 天文・宇宙

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<今日のテーマ>: コスミック・ラテ:宇宙の平均的な色

宇宙はどんな色? 更に正確に言えば、もし空全体を混合したら最終的には何色になる? この気まぐれな疑問は、近くの銀河にはどんな星があふれているかを判定しようとしたときに生じた。

ここに描かれているその答えは、条件付きで知覚されるベージュ色、コンピュータ用語で言うと #FFF8E7 である。これを決定するために、天文学者達は、分析された銀河のより大きなサンプルの一つである、赤方偏移 2dF 銀河調査の 200,000 の銀河から放出された光を計算して平均化した。結果として得られた宇宙のスペクトルは、電磁スペクトルのすべての部分である放射を持っているが、一つの知覚される複合色となる。

この色は、過去100億年でより赤い星が普及し、青がかなり少なくなっていることを示している。

色に名前を付けるコンテストでは、注目すべきエントリーには、スカイボリ(Skyvory)、ユニベージュ(Univeige)などがあり、優勝者はコスミック・ラテ(Cosmic Latte)であった。

<ひとこと>: 大判は省略しています。

<出典>: Astronomy Picture of the Day

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12月28日(土):赤い惑星の氷の雲

2024年12月28日 06時00分00秒 | 天文・宇宙

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<今日のテーマ>: 赤い惑星の氷の雲

もし火星に立つことができたら、何が見えるだろう? 埃っぽいオレンジ色の空の下、岩に覆われた広大なオレンジ色の風景が見渡せるかも知れない。

地平線上に青みがかった太陽、そして頭上高くに浮かぶ奇妙な形の水の雲。これはNASAの徘徊する探査車パーサビアランスが昨年3月に撮影した景色である。

オレンジ色は火星の土の中の錆びた鉄によるものである。 その中には、風によって大気中に吹き飛ばされるほど小さいものもある。 昇る太陽の近くの青は浮遊する塵によって太陽から優先的に散乱される青い光によって引き起こされる。 右側の明るい色の雲は、水の氷で構成されている可能性が高く、火星の大気の高い位置に見える。これらの雲の形は地球では珍しく、今でも研究課題となっている。

<ひとこと>: 大判はイメージのリンクから。パーサビアランスを含む火星の探査記事は 「火星探査写真集」から。

<出典>: Astronomy Picture of the Day

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12月27日(金):ローカル・フラフ

2024年12月27日 06時00分00秒 | 天文・宇宙

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<今日のテーマ>: ローカル・フラフ

ミルキウェイ銀河の円盤の中で、目に見える物質の約10パーセントはガスの形をしている。星間物質(ISM:interstellar medium)と呼ばれる。

星間物質は一様ではなく、太陽の近くでも斑が見られる。 局所的な ISM は非常に希薄であり、光を発することが少ないために検出が非常に難しい場合がある。 しかしながら、このほとんど水素のガスは、最も近い星達の光で検出可能ないくらかの非常に特定の色を吸収する。

20光年以内の局所的星間物質の働きの図をここに示す。地球を周回する衛星(IBEX:Interstellar Boundary Exporer)からの進行中の観測と粒子検出に基づいて、これらの観測は、我々の太陽が局所的な星間の雲の中を移動し、この雲がさそり座~ケンタウルス座の星形成領域から外側に流れていることを示している。我々の太陽は、今後1万年の間に、ローカル・フラフ(Local Fluff)とも呼ばれるローカルな雲から出る可能性がある。

<参考>: Fluff(フラフ)--- ふわふわしたかたまり(綿毛)

局所的な星間物質とその起源、分布の詳細を含め、それが太陽と地球にどのように影響するかについては、多くのことが不明なままである。意外なことに、IBEX 探査機の測定は、太陽系を流れる中性星間粒子の方向が変化していることを示している。

<ひとこと>: 大判はイメージのリンクから。

<出典>: Astronomy Picture of the Day

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12月26日(木):ユークリッド観測の合成

2024年12月26日 06時00分00秒 | 天文・宇宙

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<今日のテーマ>: 南の空のユークリッド観測の合成

ヨーロッパ宇宙機関のユークリッド(Euclid)宇宙望遠鏡で作られたこの合成写真には、2024年3月25日から4月8日の間に集められた、260の観測が含まれている。これは、ユークリッドが6年間に取得する予定の広範な調査の1%である。僅か2週間で、ユークリッドは、南の空の132平方度を覆い、地球から見た満月の面積の500倍以上になった。フルモザイクは208ギガピクセルである。ミッションからの最初の公式データリリースまで、ダウンロード可能な最高解像度は 11Kx4K である。

<参考>: ユークリッド(Euclid)は、今年打上げられた、ヨーロッパ宇宙機関(ESA)とユークリッド・コンソーシアムによって開発が進められた、近赤外線宇宙望遠鏡である。ユークリッドの目的は、宇宙の加速膨張を正確に測定することによって、ダークエネルギーとダークマターをよりよく理解することにあり、地球からさまざまな距離にある銀河の形状を測定し、距離と赤方偏移の関係を広く精緻に調査する。かってのヨーロッパ宇宙機関の宇宙マイクロ波背景放射観測機プランク(2009年から2013年)で得られた成果に続くものである。

<ひとこと>: 大判はイメージのリンクから。

<出典>: Week in images (ESA)

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12月25日(水):火星でのホワイトクリスマス

2024年12月25日 06時00分00秒 | 天文・宇宙

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<今日のテーマ>: 火星でホワイトクリスマスを夢見る

<お断り>: これは12月20日に 「火星探査写真集」 に掲載した記事を再編集したものです。クリスマスに因んだ記事として再掲しました。

ヨーロッパ宇宙機関のマーズエクスプレスが撮影した火星の南極の、絵のように美しい「冬のワンダーランド」のシーンに足を踏み入れよう。

氷とダストを含んだ雲の間から太陽が差し込む、落ち着いた黄色味のオレンジに包まれた風景を想像することができる。

イメージは、マーズエクスプレスの高解像度ステレオカメラで撮影されたものであり、火星の南半球のオーストラレ・スコプリ(Australe Scopuli)地域の謎めいた風景を示している。

ここでは、二酸化炭素の氷とダストの層の渦巻きがこの場面を包み込み白く染めている。対照的な明るい層と暗い層は、丘や谷の露出した面で特に印象的である。それらは、この地域に特徴的な季節的な極地の層状の堆積物を追跡し、氷の層が凍結し、その中にさまざまな量のダストが閉じ込められ形成されている。

立体メガネを装着するとなだらかな急斜面とタイトなカーブが混在する景色が広がる。しかし外は摂氏マイナス125度である。

このイメージは南極の夏至に近い2022年6月16日に撮影された。ズームインすると氷がすでに昇華し、多数の暗い斑点が見え、太陽の暖い光の確かな兆候もある。

太陽光が二酸化炭素の氷の半透明の最上層を差し込むと下にある面が暖まる。層の底にある氷が昇華し始め、閉じ込められたガスのポケットができる。圧力が蓄積すると、上にある氷が割れ、ガスが表面から噴き出す。これらのガスの噴き出しが下から暗いダストを運び、風の方向によってつくられた扇形のパターンができる。扇の長さは数十メートルから数百メートルまで様々である。

さらに詳しく見ると、特に透視図では、扇は、堆積物の間の境界をたどっているように見えることがある。おそらく、これらの境界は、逃げるダストを含んだジェットが氷の層をより簡単に突破できる、弱点のゾーンを表している。

<ひとこと>: 大判はイメージをクリック(タップ)。

<出典>: Mars Express (ESA)

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12月24日(火):エクスプレス、2万5千回目の軌道を祝う

2024年12月24日 06時00分00秒 | 天文・宇宙

<お断り>: 欧米諸国がクリスマス休暇に入っていますので、しばらく新しい記事は少なくなります。

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<今日のテーマ>: 新しいマーズエクスプレスのイメージ、25,000 回目の軌道を祝う

ヨーロッパ宇宙機関のマーズエクスプレス(Mars Express)からのこのイメージは、そのマイルストーンである火星の周りの 25,000 回目の軌道を記念して撮影された、火星のスライスを示している。この素晴らしい景色は、火山、谷、クレータ、雲、さらには火星最大の衛星であるフォボスを示している。

風景を詳細に探索するにはズームインしよう!

このイメージは、2023年10月19日にマーズエクスプレスの高解像度ステレオカメラ(HRSC)が軌道 25,000 で収集したデータで構成されている。これは、火星の表面に対して垂直に整列した視野、および、そのカメラのカラーチャネルからのデータを合成してつくられた。地上解像度はピクセルあたり450メートル、北緯2度、東経248度に中心がある。

<付記>: 画面左上に離れて示されているのが オリンポス山(Olympus Mon) 、右下に三つ繋がって見えるのが タルシス山塊、共に火星で最も知られた地形の一つである。特にオリンポス山は、太陽系で最も高いとされている。

<ひとこと>: イメージは掲載上、上下をカットしています。全体はイメージをクリックして確認してください。

<出典>: Mars Express

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12月23日(月):金星の隠された秘密を解く

2024年12月23日 06時00分00秒 | 天文・宇宙

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<今日のテーマ>: ダビンチミッションで解き明かす数々の金星の隠された秘密

2030年代初頭に打ち上げられる予定の「ダビンチ1」は、宇宙船と降下探査機で金星を探査する。ダビンチ1の探査機は、21世紀で初めて、金星の雲の上から表面に降り注ぐ金星の大気に勇敢に立ち向かうことになる。NASAの VERITAS とヨーロッパ宇宙機関の Envision の他の二つのミッションも、2030年代の金星の軌道から探査する予定である。

ダビンチ1探査機は、2回のフライバイで金星の雲と高地を調査する。また、幅約3フィート(90センチ)の球状の探査機を放出し、惑星の厚い大気と腐食性の雲を突破して測定を行い、金星の表面が雲の下に降下するときの高解像度のイメージを捕える。

太陽系のユニークな地形を探る
ダビンチ1ミッションは、「テッセラ(tesserae)」と呼ばれる地域のアルファ領域(Alpha Regio)を詳しく探索する初めてのミッションとなる。テッセラは地球の険しい山々に似た外観の高地である。これまでのミッションでは、レーダー機器を使ってこれらの地形を発見したが、1966年から1985年の間に金星の大気圏を潜った多くの国際宇宙船のうち、テッセラを調査したり写真を撮ったりしたものはなかった。

古代の大陸と考えられているアルファ領域のテッセラは最も古い表面の一つであり、科学者達は数十億年前の岩石にアクセスが可能になる。

アルファ領域の上空からこれらの岩石を調査することによって、ダビンチの科学者達は、古代の金星に大陸や海があったか否か、また水が地表にどのような影響を与えたかを知ることができるかもしれない。

金星の最も古い表面の一つを撮影
ダビンチ1探査機は、赤外線カメラと光学カメラでアルファ領域の初めてのクローズアップを撮る。これらはまた、40年以上を経て撮影された、この惑星の表面の写真でもある。

地表の温度が華氏900度(摂氏480度)に達し、気圧が地球の90倍に達する金星の過酷な環境は、探査を困難にし、不透明な大気は直接の視界を遮る。通常、科学者達は、周回する宇宙船のレーダー機器に頼ってその地形を調査する。しかし、ダビンチ1探査機は、山や平野をはっきりと見るために大気中や雲の下に潜る。飛行機の着陸時の地球表面の眺めに匹敵するイメージをとらえる。科学者達は、写真を使用してアルファ領域の立体図をつくり、金星の地形をこれまで以上に詳細に提供し、通常は水に関連してのみ作られる岩を探すのに役立てる。

以下、記事の項目のみ。

1、金星の謎めいた下層大気の秘密を解き明かす
2、金星を詳しく調査する最先端技術

<ひとこと>: 金星は、地球の隣の、最も近い惑星でありながら、高圧・高温・硫酸の層の大気など、その過酷さから、これまで僅かな探査機しか送られてきませんでした。
大判はイメージのリンクから。トップのイメージのリンク先は動画 YueTube です。

<出典>: Lonnie Shekhtman(著者名です)

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12月22日(日): M78 、宇宙のジングルを聞こう

2024年12月22日 06時00分00秒 | 天文・宇宙

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<今日のテーマ>: 宇宙のジングル:ユークリッドの M78 のイメージを聞こう

星間のダストの霧の雲と、黒いキャンバスの上のペンキの滴のような斑点の、無数の遠くの星や銀河のダンス。これは、ヨーロッパ宇宙機関のユークリッド宇宙望遠鏡が撮影した、若い星形成領域メシエ78の息を呑むようなイメージの音響化である。

さまざまなピッチやボリュームのきらめく音がフレーム内の銀河や星を表している。音のピッチはイメージ内の光の点の場所を指している。

これらの M78 の内部と周辺の天体の明るさが、きらめきのボリュームで表されている。特に大きなカチカチという音によって、ユークリッドが観測した星や銀河のイメージの中で特に明るく見える。

このアーティストの音響化や音楽を更に聴きたいときは こちら から。

<ひとこと>: 記事は要点のみ。イメージのリンク先は動画 Youtube です。

<出典>: ESA_Multimedia

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12月21日(土):彗星の1キロメートルの高さの崖

2024年12月21日 06時00分00秒 | 天文・宇宙

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<今日のテーマ>: チュリュモフ・ゲラシメンコ彗星の1キロメートルの高さの崖

このキロメートルの高さの崖は彗星の表面に発生している。

それは、2014年から2016年にかけてこの彗星を周回した、ヨーロッパ宇宙機関によって打上げられたロボット宇宙船ロゼッタ(Rosetta)によって、チュリュモフ・ゲラシメンコ彗星(CG:Churyumov-Gerasimenko)の暗い核で発見された。

ここで紹介されている険しい崖は、ロゼッタがミッションの初期に撮影したものである。高さ約1キロメートルのこの彗星では、地表の重力が低いので、人間が崖から飛び降りても生き残れる可能性が高いだろう。

崖のふもとには比較的滑らかな地形があり、直径20メートルほどの岩が点在している。

ロゼッタのデータによると、この彗星の氷は、地球の海の水とは重水素の比率が大きく異なり、よって起源が異なる可能性が高い。

この探査機の名前は、人類が古代エジプトの文字を解読するのに役立った、三つの異なる言語で書かれた同じテキストを特徴とする岩板、ロゼッタ・ストーンにちなんで名付けられた。

<補足>: 地球の生命の起源である‘水’は、「古代の彗星の衝突によってもたらされた」という説が有力です。これを明らかにする手段の一つとして、地球の水と彗星のそれとの‘重水素’の比率を比較するという方法が提案されています。ヨーロッパ宇宙機関が探査したチュリュモフ・ゲラシメンコ彗星の重水素の比率を調査したところ、地球の水とは異なるという結果が得られました。そのため、この探査では、地球の水は彗星から得られたという説を確認することはできませんでした。しかし、この判定には異論もあり、この問題は今後も続く大きな関心事となっています。

<ひとこと>: 大判はイメージのリンクから。

<出典>: Astronomy Picture of the Day

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12月20日(金):星の生命の輪を示す宇宙の「花輪」

2024年12月20日 06時00分00秒 | 天文・宇宙

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<今日のテーマ>: NASAのミッション、星の生命の輪を示す宇宙の「花輪」を見る

古来より、花輪は、生と死、再生のサイクルを象徴してきた。天文学者達が星のライフサイクルについて更に学ぶのに最適な場所の一つが、巨大な休日の花輪そのものに似ている。

星団 NGC 602 は、地球から約20万光年離れた、ミルキウェイ銀河に最も近い銀河の一つである、小マゼラン雲のはずれにある。 NGC 602 の星達は、太陽や銀河の他のほとんどの星に比べて重い元素が少ない。それどころか、 NGC 602 の内部の条件は、宇宙がもっと若かった数十億年前に発見された星の条件を模倣している。

この新しいイメージは、NASAのチャンドラX線天文台からのデータと、NASAのジェームズ・ウェッブ宇宙望遠鏡から以前に発表されたイメージを組み合わせたものである。ウェッブのデータに見られる花輪の暗いリング状の輪郭(オレンジ、黄、緑、青で表されている)は、満たされたダストの密集した雲で構成されている。

一方、チャンドラからのX線(赤)は、若く重い星が花輪を照らし、高エネルギーの光を星間の空間に送っていることを示している。これらのX線は、星団全体に散らばっている若く重い星から流れる風によって駆動される。チャンドラのデータに見られる雲が広がっているのは、星団内の何千もの若い低質量の星のX線の輝きが重なり合っているからだと思われる。

加えて、右の新しいバージョンの「クリスマスツリー集団」も登場した。 NGC 602 と同様に、 NGC 2264 は、100万年から500万年歳の若い星の集まりである。比較のために、太陽は約50億年の中年の星であり約1千倍古い。

<ひとこと>: 大判はイメージをクリック。

<出典>: Lee Mohon(著者名です)

 

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12月19日(木):ロケットエンジンの暖炉

2024年12月19日 06時00分00秒 | 天文・宇宙

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 最終更新日12月19日  宇宙科学の話題 ----総合的な話題です
 最終更新日12月19日  今日の宇宙 ------下の記事と同じです
 最終更新日12月12日  火星探査情報 -----多数の探査情報から
 最終更新日11月26日  地球観測 -------温暖化問題を中心に
 最終更新日12月16日  ハッブル宇宙望遠鏡  --最新の発表から
 最終更新日12月19日  ジェムスウェブ宇宙望遠鏡  -最新の発表から
 最終更新日 8月 4日  アルテミス2 ------有人月周回への準備
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<今日のテーマ>: ロケットエンジンの暖炉

880万ポンド(約400万キログラム)の推力を生みだすロケットエンジンを間近で見られるとは思わないかも知れないが、ここではそれは可能である。

NASAの休日のロケットエンジンの暖炉を見ながら少しの時間を過ごすだけで、実際に、暖かく居心地の良い気分を味わうことができる。

このビデオでは、側面を石造りの暖炉に囲まれ、スロットルアップした宇宙打上システムロケット(SLS:Space Launch System)の RS-25 メインエンジンのループが紹介されている。

添付のオーディオトラックでは、馴染みの、燃え盛りはじける薪の火の、大幅にミュートされたサウンドがミックスされている。

月へ向かいそして再び戻ってくるアルテミスⅠ無人ミッションは、 2022年11月に、SLS ロケットで打ち上げられた。

<ひとこと>: それぞれのイメージのリンク先の「WATCH」マーク)からビデオをご覧ください。左上ではクリスマスソングを背景にした動画(全体では1時間以上)を、また、右のイメージのリンクでは、暖炉あるいは焚火のはじけるような音を聞くことができます。なお、右のイメージは音が小さいので、イヤホーンで聞いた方が良いかも知れません。

<出典>: Astronomy Picture of the Day

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12月18日(水):ケンタウルスAのシェルとジェット

2024年12月18日 06時00分00秒 | 天文・宇宙

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<今日のテーマ>: 銀河ケンタウルスAのシェルとジェット

地球に最も近い活動銀河は何だろう? それは ケンタウルスA(Cen A:Centaurus A) だろう。

NGC 5128 としてカタログ化されており、これはわずか 1200 万光年の距離にある。

ケンタウルスAは、他の点では正常な二つの銀河の衝突によって形成され、その中心を横切る暗いダストレーン、星とガスの外殻、中心の超大質量ブラックホールから噴出する粒子のジェットなど、いくつかの特徴を示している。

このイメージは、ニュージーランドのオークランドで稼働している自作の望遠鏡で過去10年間に撮影された、合計310時間以上の可視光画像の合成シリーズによって、全てをとらえている。

低エネルギーの電波から高エネルギーのガンマ線まで Cen A の中心が明るくなっていることが、活動銀河という名称の根底にある。

<注>: ケンタウルスはケンタウロスと読まれることもあります。
     注釈付きのイメージを見るには、下記アドレスから表示される画像にカーソルを当ててください。

<ひとこと>: 大判はイメージのリンクから。

<出典>: Astronomy Picture of the Day

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12月17日(火):3Dで雲を生成するAIの学習

2024年12月17日 06時00分00秒 | 天文・宇宙

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<今日のテーマ>: 3Dで雲を生成するためのAIのトレーニング

科学者達の国際チームは、衛星データに人工知能を適用して雲の3Dプロファイルを生成する革新的な方法を発見した。これは、気候科学の進歩を追求する EarthCARE からのデータを期待している人々にとって特にニュースである。

この概念実証研究では、チームは、2010年にアーカイブされた CloudSat と MSG の1年分のデータを分析し、人工知能が既存の衛星観測から新たな洞察をどのように抽出できるかを実証した。チームは、CloudSat プロファイルのプロファイルを MSG のイメージと位置合わせした。これは、「上からの視界」と対応するクラウドプロファイルがどのように関連しているかを理解するのに役立った。次に、機械学習モデルをトレーニングして、このマッピングを理解し、2D画像から雲のプロファイルを導き出した。これにより、CloudSat プロファイルを空間と時間の両方で拡張することができた。

このアニメーションは、CloudSat トラックが共位置合わせされた MSG 画像 (赤外線チャネル) でAIがどのように使用されたかを示している。このモデルでは、MSG イメージと CloudSat トラックの限られたオーバーラップから学習し、空間内の垂直雲プロファイルを拡張することができる。各 MSG イメージは 256 x 256 ピクセルで、解像度は3キロメートル/ピクセルである。

<ひとこと>: 大判はイメージのリンクから。 EarthCARE は日本(JAXA)とヨーロッパ宇宙機関(ESA)の共同ミッションです。

<出典>: Week in images (ESA)

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