冥王星の夜の側が、暗く遠い世界を背後にして、太陽から49億キロメートル(約 4.5 光時)の、この驚くような宇宙ベースの視界の暗い光景に広がっている。これは、2015年7月に、通過するニューホライズンズによって捕らえられた。このとき宇宙船は冥王星から約 21,000 キロメートルにあり、最接近の約19分後の視界である。劇的なシルエットのカイパーベルトの住人であるこのイメージは、また、冥王星の薄い、驚くほど複雑な霞んだ大気の層を明らかにしている。フレーム上部近くの三日月形の薄明かりの光景は、今、スプートニクプラニシアとして公式に知られる窒素の氷の平原の南のエリアと、ノルゲイ山塊の水の氷のゴツゴツした山脈を含んでいる。
<出典>: 「今日の天文写真(Astronomy Picture of the Day)」
<大判>: イメージをクリック。
<ひとこと>: ここに挙げたイメージは一部です。大判(5000×7295)で確認してください。冥王星の夜の側は地球からは見ることができない光景です。
<お知らせ>:
① 明日11月12日(火)および明後11月13日(水)の記事は休みます。
② 今日11月11日(月)、水星の太陽面通過が起きます。水星は非常に小さな点であること、太陽面を直接見るのは危険であることなどから、NASAの中継放送(午後7時)を見ることをお勧めします。ホームページの「ウェブNASAテレビ放送予定」から。
③ 明日11月12日(火)午後2時から、JAXA による「はやぶさ2」記者説明会があります。今回は成功裏にミッションを終えた「はやぶさ2」の、地球に向かう帰路の計画の説明があります。ホームページの「国内機関による中継放送とビデオ」から。または右のイメージをクリックして Youtube から。