天文・宇宙探査ニュース:画像を中心とした「新しい宇宙探査情報」のページです。

NASA、ESAを始め主に外国の宇宙探査情報を
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10月31日:  ハッブル、大きなカボチャ銀河のペアを発見

2020年10月31日 06時00分00秒 | 天文・宇宙

我々の無限の世界において、もし何かを想像するならば、最終的に其処にこれを発見するかもしれない。また、それは、ハロウィンの話から、一層、直接に、ある気味悪い化身のように見える天のオブジェクトに行き着く。ハッブルの休日の提供は、 ライナス(Linus) の捉えどころのない大きなカボチャのイメージ、漫画ピーナッツのキャラクターに似た、一対の衝突する銀河達である。この銀河のペアは 100,000 光年にまで及ぶので、このケースでは「大きな」は控え目な表現である。この「カボチャの」輝く「目」は、超巨大ブラックホールを含んだ、それぞれの銀河の明るい星で満たされた核である。二つの捉えどころのない新しく星達を形づくる腕は、想像上のカボチャの意地の悪い薄笑いを与える。

<出典>: 「ハッブル宇宙望遠鏡(Hubble Space Telescope)」

<大判>: 大判はイメージをクリック。 

<ひとこと>: これはハロウィンの休日に当たって、ハッブルのコーナーに提供された記事です。一部の文章は省略しています。

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10月30日:  NASAのサウンドクラウドプレイリスト、宇宙の不吉な音を示す

2020年10月30日 06時00分00秒 | 天文・宇宙

以前に、我々の世界のきしみ、亀裂や高笑いの音を聞いたかもしれない。ハロウィンに際して、我々は、我々の宇宙船からのデータを使って、宇宙の深部からの、不吉な音の新しいコレクションを集めた。我々の宇宙からの、最も猟奇的な、新しい唸りと笛で満たされた、我々のサウンドクラウド・ハロウィン・プレイリスト(SoundCloud Halloween playlist )を聞こう。

<出典>: 「太陽系とその彼方(Solar System & Beyond)」

<音響>: イメージをクリック。 

<ひとこと>: 「百文は一聴に如かず?(百聞は一見に如かず)」右上のイメージをクリックして次々に現れる様々な宇宙の音をお聞きください。なお、提供されている音はこれだけではありません。紹介しきれませんので上のリンクから原文(英文)をチェックしてください。火星の振動、ミルキーウェイ銀河の中央などの音響化を聞くこともできます。

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10月29日:  NGC 2525 における超新星

2020年10月29日 06時00分00秒 | 天文・宇宙

大きな美しい棒渦巻銀河 NGC 2525 は、ミルキーウェイから 7000 万光年の、南の星座とも座の境界の中に横たわっている。差渡し約 60,000 光年の、暗いダストの雲に沿って並んだ渦巻の腕、大規模な青い星達、ピンクの星形成領域などが、この素晴らしいハッブル宇宙望遠鏡スナップショットを通して巻いている。2018年1月に NGC 2525 のはずれに見つかった超新星 Sn 2018gv が、最も明るい星として左下に見える。コマ落し では、視界からゆっくり消えて行くコンパニオンの星から付着する素材によって引き起こされる白色矮星の核爆発、1年長のハッブル観測のシリーズがこの星の爆発に続いた。タイプ Ia 超新星と確認され、その明るさは宇宙の標準光源(standard candle)と考えられた。タイプ Ia 超新星は、銀河達までの距離測定や、宇宙の膨張割合の決定に使われる。

<出典>: 「今日の天文写真(Astronomy Picture of the Day)」

<大判>: 大判はイメージをクリック。 

<ひとこと>: コマ落としビデオは こちら から。

 

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10月28日:  中性子星はそれらの目覚めで金とプラチナをつくる/お知らせ

2020年10月28日 06時00分00秒 | 天文・宇宙

このイラストレーションは、それらの衝突の直前に、中性子星からはぎ取られる破片の熱く密度の濃い、拡大する雲を示している。この雲は、二つまたは一つの中性子星とブラックホールが、互いに併合するときに起きる天文学的な出来事、キロ新星(kilonova)をつくり出している。この雲は可視光と赤外線光を示している。この中性子の豊富な破片の内部では、何百もの地球の金とプラチナの量を含む、宇宙で最も重いいくつかの元素の多くの量がつくり出された。

<出典>: 「超新星(Supernova)」
 
<大判>: 大判はイメージをクリック。 


<お知らせ>: 
① NASAの成層圏赤外線天文台(SOFIA)は、初めて、月の陽の当たる表面に水を確認したと発表しました。
② NASAと「スペースX」社は、国際宇宙ステーションへの初めてのクルーローテーションミッションの打上を、日本時間11月15日日曜日午前9時49分を目標としていると発表しました。このミッションには日本の野口飛行士が含まれています。

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10月27日:  マーズウェブカメラのデータを調べる/付録

2020年10月27日 06時00分00秒 | 天文・宇宙

ヨーロッパ宇宙機関のマーズ・エクスプレスのウェブカメラでとられた、火山、氷冠、ダストの嵐、奇妙な雲、二重の渦などが、イメージのデータとともに、惑星科学目録(Planetary Science Archive)に見ることができる。マーズ・エクスプレスの視覚監視カメラ(Visual Monitoring Camera)は2007年以降火星観測に使われ、2016年に科学装置に認められた。今、これらイメージのデータが、宇宙船の他の七つの科学機器とともに、惑星科学目録に見ることができる。

列ごとに左から右に、 
2019年10月4日の北極のダストと水の氷、 
2008年11月12日のアルシア・モンズの雲、 
2019年10月19日のオリンパス山のカルデラ、 
2012年6月16日の北極の端の二重のサイクロン、 
2016年11月17日の南極に見た火星のフル・ディスク、 
2018年11月12日のマリネリス峡谷の一部の霞、 
2010年6月9日のタルシス火山とオリンパス山、 
2019年1月9日のオリンパス山の雲、 
2020年1月1日の北極冠のパターン、 
2010年12月28日の北極冠の水の氷の雲、 
2008年7月1日のマリネリス峡谷システム、 
2017年10月22日のタルシス火山と火星の全球、 
2016年9月6日の北極冠のダストの嵐、 
2020年3月9日のシルティス・マホール、 
2019年11月25日の火星の薄暮の雲、 
2010年8月8日の火星の南極の拡大。

<出典>: 「マーズ・エクスプレス(Mars_Express)」

<大判>: 大判はイメージをクリック。 

<ひとこと>: 個別の大判は flickr から。


<付録>: ハッピー・ハロウィーン(壁紙)
        イメージをクリックしてホームページから。

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10月26日:  ベンヌにタグを付ける

2020年10月26日 06時00分00秒 | 天文・宇宙

10月20日、オシリス・レックス宇宙船のアームは、巨礫が散乱した表面への慎重な接近の後、小惑星ベンヌに手を伸ばして触った。タッチ・アンド・ゴー(TAG)サンプル収集イベントと呼ばれる、幅30センチメートルのサンプリングヘッド(TAGSAM)が、このスナップショットの中に、岩のいくつかを砕くように見える。このクローズアップの場面は、惑星地球から約3億 2100 万キロメートルで、宇宙船の SamCam によって表面接触の直後に記録された。1秒後、宇宙船は、緩やかな表面の素材を集め、サンプルリングヘッドにベンヌの表土の相当な量を吹きつけるために、ボトルから窒素ガスを点火した。データは、ベンヌのナイチンゲール・サンプルサイトに約5秒以上接触して過ごした宇宙船を示しており、その後戻るための点火を行なった。 SamCam からの低速度撮影のフレーム(注:ここに示しているフレーム)は、その余波を明らかにしている。

<出典>: 「今日の天文写真(Astronomy Picture of the Day)」

<動画>: イメージをクリックして動画をご覧ください。 

<ひとこと>: ナイチンゲールサイトは複数の候補から選ばれたサンプル収集サイト。その後の情報として、このアクションでは少なくても60グラムのサンプルが得られたと報告された。

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10月25日:  ソユーズ MS-16 宇宙船着陸/お知らせ

2020年10月25日 06時00分00秒 | 天文・宇宙

ソユーズ MS-16 宇宙船が、2020年10月22日木曜日に、遠征63クルーメンバーとともに、カザフスタンのジェズカズガンの町の遠いエリアに着陸するのが見られる。遠征63クルーメンバーは、遠征62/63クルーとして国際宇宙ステーションで働いた196日後に地球に戻った。

<出典>:  「宇宙ステーション(Space Station)」

<大判>: 大判はイメージをクリック。 

 

<ひとこと>: 右下のイメージは宇宙船(左下)着陸後にクルーの回収に向かう人達。ヘリコプターは着地まで宇宙船を追跡する。右上の写真もヘリコプターから撮られたもの。着陸地は広大な草原である。


<お知らせ>: ① NASAのオシリス・レックス宇宙船は、小惑星ベンヌから、少なくても60グラム以上のサンプルを集めたとみられると発表されました。
② JAXAは、新しい宇宙飛行士募集に関して、2021年秋頃の募集要領発表(募集開始)までのプロセスを発表しました。こちら(.pdf)から。

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10月24日:  宇宙飛行士達、安全に地球に戻る

2020年10月24日 06時00分00秒 | 天文・宇宙

NASAの宇宙飛行士クリス・キャッシディと、ロシアの宇宙飛行士達アニトリ・イヴァニシンとイヴァン・ワグネルは、東部夏時間午後10時54分(日本時間10月23日午前11時54分)にカザフスタンで着地した。このトリオは、彼らのソユーズ MS-16 宇宙船で国際宇宙ステーションを午後7時32分(日本時間午前8時32分)に出発した。キャシディーは、今、米国の宇宙飛行士達の間で5番目に長い、宇宙で合計 378 日を過ごした。着陸後の診察の後、クルーは帰国のために分かれるだろう。キャシディーはNASAの航空機でヒューストンへ戻り、ワグネルとイヴァニシンはロシアのスター市へ向かうだろう。
ステーションに残るのは、NASAの宇宙飛行士ケイト・ルービンスと、ロシアのステーション指揮官セルゲイ・リジコフ、セルゲイ・スバーチコフの遠征64の3名である。ステーションクルーは、11月打上が目標にされている「スペースX」クルー1ミッションの到着によって、NASAの宇宙飛行士マイケル・ホプキンス、ビクター・グラヴァー、シャノン・ウォーカー、および日本宇宙航空研究開発機構の野口聡一の追加で、初めて7名に拡大されるだろう。

<出典>:  「宇宙ステーションブログ(Space Station BLOG)」

<大判>: 大判はイメージをクリック。 

<ひとこと>: 切離しのビデオは こちら(FaceBook) から、着陸のビデオは こちら(FaceBook) から。

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10月23日:  火星の古代の氷の崖

2020年10月23日 06時00分00秒 | 天文・宇宙

科学者達が火星の地下の約3分の一が氷で覆われているところを具現化した。我々は、火星の古代の気象、および、将来の宇宙飛行士達の水の補給について学ぶためにこれらの氷を調査している。我々は、時々、このイメージのように崖が氷で埋められているのを見ることがある。褐色の、ダストの崖の壁、かすかな光った青い色の氷を示している。これらの崖のあるものは我々の目の前で変化し、氷の大きな塊が下り坂を落ちることがある。我々は、このような変化について調べるために、これらの光景を繰り返しイメージに撮っている。

<出典>: 「火星(Mars)」

<大判>: 大判はイメージをクリック。 

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10月22日:  2020オゾンホール/お知らせ

2020年10月22日 06時00分00秒 | 天文・宇宙

ヨーロッパ宇宙機関のコペルニクス・センチネル5P衛星からの測定は、今年の南極のオゾンホールが、近年の最大かつ最深の一つであることを示している。ドイツ航空宇宙センターの詳細分析では、今、そのオゾンホールが最大に達したことを示した。オゾンホールの大きさは周期的に変化する。8月から10月までオゾンホールは大きくなり、9月中旬と10月中旬の間に最大に達する。南半球で成層圏の温度が高まり始めると、オゾン層の破壊は減速し、極地の渦は弱まり最終的には崩壊し、12月末までにはオゾンの濃度は標準に戻る。今年のコペルニクス・センチネル5P衛星からの測定では、今年のオゾンホールは、10月2日に、2018年と2015年の大きさに匹敵する、約 2,500 万平方キロの最大に達したことを示している。昨年は、オゾンホールは例年より早く崩れただけでなく、この30年で最少を記録した。オゾンホールの大きさの変化は、主に南極エリア周辺を流れる強い風の帯の強さによって決まる。この強風帯は、地球の回転と、極と中緯度の間の強い温度差の直接的な結果である。(以下略)

<出典>: 「センチネル5P(Sentinel-5P)」

<大判>: 大判はイメージをクリック。 

<ひとこと>: シミュレーションビデオは こちら(.mp4) から。2020年のオゾンホールの深さの変化の動画は こちら(.gif) から。

<お知らせ>: 今日10月22日、国際宇宙ステーションの3名のクルーが帰還します。中継放送時刻等は「ホームページ」の 「ウェブNASAテレビ放送予定」 から。

<速報・追記> 国際宇宙ステーションの3名のクルーは無事帰還しました。

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10月21日:  NASAのウェッブ、併合する銀河達のコアを探査するだろう/お知らせ

2020年10月21日 06時00分00秒 | 天文・宇宙

可視光線で見たとき、 NGC 3256 の二つの銀河は併合されて見えるが、次に、中央領域のダストレーンのもつれの間に隠された明るい核が見える。地上と宇宙の望遠鏡の視界を使うことによって、その GOALS (Great Observatories All-sky LIRG Survey)調査チームは、X線から電波まで、 NGC 3256 のような銀河達を分析してきた。 NGC 3256 は、埋められた活動的な核、二つの強力な流出からの大規模な衝撃波、膨大な数のコンパクトな明るい星の集団達を持っている。(中略)ジェイムズ・ウェッブ宇宙望遠鏡による来るべき調査は、研究者達が更に流出について学ぶのに役立つだろう。2021年に打上げられたとき、ジェイムズ・ウェッブ宇宙望遠鏡は、世界の主要な宇宙の科学天文台になるだろう。ウェッブは我々の太陽系のミステリーを解き、他の星達の周りの遠い世界を見るだろうNASAとそのパートナー、ヨーロッパ宇宙機関、カナダ宇宙局による国際計画である。

<出典>: 「銀河(Galaxies)」

<大判>: 大判はイメージをクリック。 

<ひとこと>: 解説は大幅に省略しています。これらの記事はハッブル宇宙望遠鏡の後継として2021年の打上が予定されているジェイムズ・ウェッブ宇宙望遠鏡(James Webb Space Telescope)の調査対象を紹介する中で掲載されたものです。

<お知らせ>: ① <速報・追記> NASAのオシリス・レックス宇宙船は、サンプル採集のための小惑星ベンヌへの着地(タッチ&ゴー)に成功しました。なお、どの程度のサンプルが得られたかの解析には一週間ほどかかると発表されています。また、現時点では、今回の試みの写真、ビデオなどの発表はありません。
② 明日10月22日、国際宇宙ステーションの3名のクルーが帰還します。中継放送時刻等は「ホームページ」の 「ウェブNASAテレビ放送予定」 から。

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10月20日:  ゴースト星雲/お知らせ

2020年10月20日 06時00分00秒 | 天文・宇宙

我々の銀河を通して星雲に埋め込まれた最も明るい星達が、新しい星達を造るための原材料、水素ガスの広大な雲の中を食する放射線の奔流を注いでいる。このエッチング・プロセスは、人間の想像力があらゆる形や図を見ることができる想像の光景を彫っている。カシオペア座のこの星雲は、「ゴースト星雲」と名付けられたガスとダストの流れるベールを持っている。公式には IC 63 として知られているこの星雲はカシオペア座の方向550光年にある。 

<出典>: 「星雲(Nebula)」

<大判>: 大判はイメージをクリック。 


<お知らせ>: 日本時間明日10月21日(水)朝早く、NASAのオシリス・レックス宇宙船が、サンプル採集のため、小惑星ベンヌの地表に降下します。管制室中継は午前6時から。 「ホームページ」の「ウェブNASAテレビ放送予定」 参照。

 

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10月19日:  小惑星ベンヌに降下する

2020年10月19日 06時00分00秒 | 天文・宇宙

NASAのロボット宇宙船、オシリス・レックスは、近く、小惑星 101955 ベンヌの表面に接触しようとしている。そのゴールは、詳細分析のために、2023年に地球に持帰るサンプルを集めることである。このビデオは、オシリス・レックスによって、過去1年半の間にとられたベンヌの岩の表面のデジタル・マップに基づいて、その 500 メートルのダイヤモンド形の小惑星に向かって降下するとき、どのように見えるかを示している。ビデオはベンヌの実際の回転時間 4.3 時間より速く回転するベンヌを示している。回転が止まった後、仮想カメラは、ゴツゴツした表面に観察者を落とし、背後に見える平らな露岩 Roc とともに、 Simurgh と名づけられた家の大きさの露岩を回転する。もし持帰るサンプルが成功裏に地球に着くならば、若い地球に種をまいたかもしれない稀なまたは異常な元素や鉱物や有機化合物について、また我々の太陽系の初期の歴史の手掛かりについて精細に調べられるだろう。

<出典>: 「今日の天文写真(Astronomy Picture of the Day)」

<アニメーション動画>: アニメーション動画はイメージをクリック。 

<お知らせ>: 日本時間10月21日朝早く、オシリス・レックス宇宙船は、小惑星ベンヌのサンプル収集を試みます。中継放送の視聴と時刻などは「ホームページ」の 「ウェブNASAテレビ放送予定」 から。オシリス・レックス宇宙船については16日(金)の記事参照。

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10月18日:  ソユーズ MS-17 宇宙船が宇宙ステーションに接近する

2020年10月18日 06時00分00秒 | 天文・宇宙

遠征64クルーメンバーを乗せたソユーズ MS-17 宇宙船が、ラスベットモジュールにドッキングするために国際宇宙ステーションに接近する。この写真は、二つの宇宙船がモロッコ上空を周っているときに撮られた。

<出典>:  「宇宙ステーション(Space Station)」

<大判>: 大判はイメージをクリック。 

<ひとこと>: このイメージは10月14日に打上げられ、同日国際宇宙ステーションに到着した、遠征64クルーの記事からです。現在国際宇宙ステーションに滞在している3名の宇宙飛行士達は、10月22日に地球に戻る予定です(「ウェブNASAテレビ放送予定」 参照)。引き続き11月に、「スペースX」社のクルー1(Crew-1)による、初めての商用宇宙船(日本の野口飛行士を含む4名が搭乗)の打上が予定されています。

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10月17日:  ベピ・コロンボ、金星接近の間にイメージをとる

2020年10月17日 06時00分00秒 | 天文・宇宙

ヨーロッパと日本共同のベピ・コロンボ・ミッションは、10月15日、宇宙船が重力支援作戦のために金星を通過したときにこの視界を捕えた。このイメージは、国際時間 03:58 の最接近の直前 03:37 に、水星搬送モジュール(Mercury Transfer Module)の監視カメラ2でとられた。フレームの右上から延びる磁力計ブームとともに、水星惑星軌道船の中間利得アンテナがイメージのトップに見える。このイメージがとられた時、宇宙船は金星から 14,000 キロメートルにあった。

<出典>: 「ベピ・コロンボ(BepiColombo)」

<動画>: .gif 動画です。イメージをクリック。 

<ひとこと>: ベピ・コロンボ(BepiColombo)ミッションは、水星探査のためのヨーロッパ宇宙機関と日本(JAXA)の共同ミッション。母船はヨーロッパ宇宙機関が運用しているが、内部にはそれぞれ調査目的の異なる探査衛星を積んでいる。強力な太陽の引力に抗して水星の周回軌道に入るには難しさがあり、金星や水星そのものの何回もの重力支援を得て、慎重に水星に接近する計画である。

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