ヨーロッパ宇宙機関のセンチネル2A衛星からのこれらの四つのイメージからなるアニメーションは、北イタリアのイセオ湖の「浮く桟橋」を示している。4月19日の最初のイメージは湖のモンテ・イソラ(島)を示している。時が進み、浮くドックが構築され、最後の6月21日のイメージ(右)は黄色の構造物で覆われている。この歩道は幅約16メートルである。これは、訪問客に、湖の東岸から二つの島までの、水上の散歩の場を提供している。
<注>: この動画は宇宙から見た二か月間の工事の進捗を示しています。この記事は地球観測衛星の使い方の一つとして取り上げてみました。イメージのダウンロードに少し時間が掛かるかも知れません。
<出典>: 「Space in Images;欧州宇宙機関」
<動画>: イメージをクリック。
<ひとこと>: 6月24日、英国は欧州連合(EU)からの離脱を選択しました。英国は、これまで、火星探査でヨーロッパ宇宙機関(ESA)の宇宙船に英国製の着陸船を送り込んだり、国際宇宙ステーションの研究室の構築や宇宙飛行士の派遣などで ESA と共同で取り組んできました。6月18日に帰還した ESA の飛行士も英国からです。ヨーロッパ宇宙機関(ESA)は EU の直轄機関ではありませんが密接な関係にあります。それだけに今後一層解決の難しい問題が生じるでしょう。最近、センチネルを初めとする全地球観測や欧州全体をカバーする気象観測など ESA の急速な発展と広範囲な世界的貢献が見られてきただけにその混乱が危惧されます。