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インコと暮らす 団塊世代の独女です。
残された 自分の時間を 大切に過ごしたいと思います。

論語 ⑫   何事も自分次第なのですね・・・。

2020年08月02日 | 論語
         一箪の食、一瓢の飲  
   
   子 日(ノタマ)わく、                    
   賢(ケン)なるかな回(カイ)や。
   一箪(イッタン)の食(シ)、一瓢(イッピョウ)の飲(イン)、
   陋巷(ロウコウ)に在(ア)り。
   人は其の憂(ウレイ)に堪(タ)えず、
   回や其の楽しみを改めず。
   賢なるかな回や。

   
   現代語訳 
       先生は おっしゃった。
       一杯の飯と一杯の汁、貧しい町の粗末な家。
       普通の人なら耐えられないのに、回はまことにえらいものだ。
       貧しい中でも学問を楽しんでいるなんて、
      本当の賢者であるなあ。 
   

  子 日わく。
   君子は上達し、子人(ショウジン)は下達(カタツ)す。
  
   現代語訳 
       先生は おっしゃった。
       君子とはより高いものを目指して向上しようとするが、
       小人は反対に私利私欲を求めて、
       安易なほうへ流れてしまう。

   参照
       楽な方に行きたくなる。
       損得が頭に浮かんでしまう。
       私たちは ついついこんなふうに考えがちです。
       でも、向上するのも、それをあきらめてしまうのも、
       実は 自分次第なのですね。
       理想を持ち、それに向って努力することはとても大切です。


      ※ 説明になかったけど・・・{回}とは お弟子さんでしょうね。
   


 
     この年になると~私利私欲は あまりありませんが・・・。
     でも・・・自分は 小人だなぁ~思うことは 多々あります。
     まずは・・・私は、向上心がない!!
     思いついたことも、体力等を言い訳に すぐに諦めてしまうのです。
     この論語の書き取り本も~もう 何年来なのですよ。
     何ごとも、あきらめずに努力する気持ち・・・大切ですよね。
   
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