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論語 ㉜ これからの世の中~どうなるのでしょうか!

2020年08月24日 | 論語

       詩に興り、礼に立ち、楽に成る

   林放、礼の本を問う。
   子 日わく、
   大なるかな 問や。
   礼は 其の奢らんよりは 寧ろ倹せよ。
   喪は 其の易らんよりは 寧ろ戚めよ。
           リンポウ、レイノモトヲトウ。
             シ ノタマワク、
             ダイナルカナ トイヤ。
             レイハ ソノオゴランヨリハ ムシロケンセヨ。
             ソウハ ソノソナワランヨリハ ムシロイタメヨ。

   現代語訳
       林放が「礼」の根本について尋ねると、
       先生は おっしゃった。
       「重要な問題であることよ、その質問は。
       礼を行う時は、贅沢さよりも控えめにするほうがいい。
       葬礼の場合は、形式を立派に整えるよりも、
       むしろ 心からの悲しみを表すことが大切だ」

   参照
       礼は、その根本に誠実さがあってこそのものです。
       どんなに形が整っていても心がこもっていなくてはだめなのです。
       心があれば 形式もきっと美しく見えるものなのでしょう。


   子 日わく、
   詩に興り、礼に立ち、楽に成る
               シ ノタマワク、
               シニオコリ、レイニタチ、ガクニナル。

   現代語訳
       先生は おっしゃった、
       人は 詩によって奮い立ち、
       守るべき礼儀や決まりによって 行動し、
       音楽によって 人格を完成する。

   参照
       孔子は礼楽を 重んじていました。
       礼と楽。
       秩序と音楽といえるでしょうか。
       詩によって 豊かな感性を育み、
       礼楽が加わり、人格が完成すると考えられていました。
       学問や知識だけではなく、美しい情緒があって、
       はじめて素敵な人になれるのですね。
       



     ※ 林放も弟子の一人ですが、あまり記録にないそうです。


   葬礼も、コロナの影響で 心のこもったお別れができなくて・・・
    仕方がないことですが、寂しいものです・・・。
 
    今は あまりにも いろんな問題が ありすぎですよね。
    自然災害・コロナウイルス・色々な補償・・・。
    それぞれの立場になると、考えも違いますし・・・。
    無力な私にできるのは、三蜜を避けるぐらいでしょうか。

    それにしても 一昨日の雷で亡くなった、外国の労働者・・・。
    その後のくわしい報道は ありませんが、とても お気の毒です。
    でも、3Kの仕事は 外国の多くの労動者に支えられてるようです。

     これからは、厳しい世の中になっていくのでしょうね!
          
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