明日も よろしく!

インコと暮らす 団塊世代の独女です。
残された 自分の時間を 大切に過ごしたいと思います。

ご指摘、ありがとうございました。

2020年08月14日 | 論語
   いつも、ご訪問 有り難うございます。

   ゆりさんの名前に因んで、文字はゆり色にしました(笑)
   人気ブロガーのゆりさんが、ひっそりブログの私に
   コメントくださるのを いつも感謝しています・・・。

   ご指摘の件、実は 私も???と思ったのです!。
       そうなのですよね~!。
   漢字変換だって なんじは 汝 と出ますもの!・・・・。
   ただ 一応、本に忠実にと思い、汝を女に入力し直しています。

   論語は たくさんの口語訳が出版されてるので・・・。
   多分・・・著者の拘りなのだと思うのです。
   だって、間違いにしては、何度も 出てきますので・・・。

   多分、この本は、初心者向けの易しい本なのだろうと思っています。

   他人に注意するのは、勇気がいりますよね・・・。
   私のことを思って、コメントくださったこと 本当に 嬉しいです。
   ゆりさんは論語の教えに通じてるなぁ~って思っています。
   これからも どうか 宜しくお願いいたします。

   一応、私の本、アップしますね・


   何故か、全編・・・なんじは 汝ではなく 女になっているのです。

       

     すみません・・・コメント欄に写真が入れられないので
        ブログで 返信してしまいましたm(__)m
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論語 ㉒   ちょっと気の毒な?!冉求

2020年08月14日 | 論語

       今女は画れり

   冉求(ゼンキュウ)日(イ)わく、
   子の道を説(ヨロコ)ばざるに非(アラ)ず,
   力足らざればなり。    
   子 日(ノタマ)わく、
   力(チカラ)足らざる者(モノ)は中道(チュウドウ)にして廃す。
   今(イマ) 女(ナンジ)は画(カギ)れり。

   現代語訳
       冉求が言うことには、
       「先生の道を学ぶことが嬉しくないわけではありません。
       私に学び取る力が不足してるから、ついていけないのです」
       先生は お答えになった。
       「力の足りない者は、途中で力尽きてしまうものだ。
       今の君ははじめから見切りをつけてあきらめてしまっている」

   参照
       どんなに好きで がんばっていることでも、
       途中で くじけそうになる時はありますね。
       でも、そこでやめてしまったらどうでしょう。
       何も 進歩しません。
       あきらめたら終わりです。
       自分で自分の限界を決めてしまっていませんか。
       挫折しそうな時には、
       この言葉を 思い出してみてください。


   子 日わく、
   束脩(ソクシュウ)を 行うより以上は、
   吾(ワレ)未(イマ)だ嘗(カツ)て 誨(オシ)うること
   無くんばあらず。

   現代語訳
       先生は おっしゃった。
       かりそめにも束脩をおさめて入門したからには、
       心をこめて教えなかったことはない。

   参照
       束脩とは乾肉を十本束ねたもので、
       入門を願う弟子が 師へ贈るお礼の品です。
       この束を受け取ったからには、
       面倒を見よう、共に学ぼう、ということになります。
       自ら学びたいと志を持つ者は大歓迎だったのでしょう。
       教育者としての孔子の姿が見られます。





    冉求(冉有)のこと、ちょこっと 調べました。
     孔門十哲の一人で、29歳下です。
     才能豊かで、政治に参画できる人材でした。

     多彩多芸の弟子で、孔子を帰国させましたが
     ただ 一人、孔子から 破門された弟子でもあります。
     論語を読む限りでは、君子(人格者)ではなく
     損得勘定で動く小人に捉えられています。

     別記によれば、孔子は実に執拗な人であり、
     それが 優れた教師になった理由でもありますが、
     半面では、自分の帰国工作に 最も貢献した冉求を、
     怒りにまかせて 破門することになったとのこと。

   冉求は、いっそ実直でなかった方が、幸せだったのかも知れない。

   ただし、その後も良好な関係は保持されたそうですε-(´∀`*)ホッ
  
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