旅魂

生活と旅の痕跡を残す。

USAドライブ体験

2010-01-18 00:29:49 | 紹介
 アメリカへ出張で来てから2カ月半、この間車で片道約40分の通勤をしてきたがこの体験で得たり聞いたりした事を書き留めたい。
通勤路はまずアパートを出て約5分後に高速道路LA1(Loisiana 1)に入る。
ここで最初の試練は時速約60マイル(96km/h)で走る車の列に割り込みながら車線を3本横切り車線変更することである。
日本の高速道路と違い走行車の車間はほとんど車2台分くらいしかない状態で走ってくる。
そんな中少しでも広く開いているとこを見つけて割り込みを続けるのである。毎日のことながら目的の車線に入れるとホッとする。
当然自分の車の前にも割り込みがある。いきなり飛び込んできてそのまま他の車線まで横滑りする車は日常茶飯事といった感じである。
しかしながらお互いに譲り合っているのでクラクションを鳴らすことも無く、日本の高速道路での飛ばし屋の様に後ろにぴったりくっついて追い立てる様な事をする人はいない。
それだけに最初はヒャットする事もあったが慣れてくると次第に何も感じなくなってきた。

時折事故も見かけるがすぐにパトカーが来る。このパトカーの屋根に付いているパトライトが実に眩しい。
事故でなくても路側に車が止まっている車を見かけるとパトカーが必ず来て状況を確認する。
先日同僚の車がパンクして高速道路の路側に車を止めていたらその車線を走っていたパトカーが来てタイヤ交換の手助けをしてくれた。
アメリカで車運転する場合我々日本人はスクールバスに関しての規則を知っていないと簡単に交通違反で捕まってしまう。
スクールバスが止まっているとスクールバスが走っている路線の対向車線も停止しなければならないそうだ。
スクールバスが停車中はゾウの耳の様に"STOP"と書かれた6角形の標識がバスの両側に出て、さらに踏切の遮断機の様なものが出てきて生徒の安全を守っている。
ルールでもう一つ違うのは免許書不携帯は無免許の扱いになる点である。
そのほか変わった点としてはほとんどの車が昼間もライトを点けて走っていること、左折専用ラインや右折専用ラインにいる車は方向指示のウインカーを点ける車が少ない事。
その他信号にも色々ありこれに慣れてから日本へ帰ってからの運転に少し不安を感じる。