2020.01.26
著者:Hint-Pot編集部
タグ: メーガン妃 , ヘンリー王子 , ロイヤルファミリー
11月のアメリカ大統領選に介入する可能性も示唆
英大衆紙「デイリー・メール」は、メーガン妃はもっと政治的に関与することを望んでいて、今後は米国の大統領選挙活動に介入することも可能性としてあると報じた。友人からの証言によると、メーガン妃は以前から政治に興味があり、確固たる意見を持った女性。また、王室関係者筋は、英王室が政治的に中立な立場を示し、公に政治に関する意見を言えなかったことにメーガン妃はフラストレーションを感じていたと話したという。これまでヘンリー王子とメーガン妃夫妻は、オバマ前大統領夫妻と親しく、ヒラリー・クリントン氏などつながっている要人もいると報じられている。現在、カナダに滞在する夫妻。長男を抱っこして愛犬と散歩する姿がパパラッチに撮影されるなど、「王室離脱」で新たな“攻撃”にも直面している。
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英王室から“離脱”し、現在はカナダで長男のアーチーくんと過ごしているとみられるメーガン妃とヘンリー王子夫妻。記事によると、王室関係者筋はメーガン妃について次のように話しているという。
「メーガン妃は、ヘンリー王子と婚約した後に政治的なことに関与しないように強いられたことがフラストレーションだったと言われている。彼女は確固たる政治的な意見を持っている。そして今や、利点を生かして自分の意見を表現しなくてはならないと感じているでしょう」 さらに「メーガン妃は今年の終盤にあるアメリカの大統領選に何らかの関わりを持つ可能性もある」とも付け加えた。特にトランプ米大統領については、ヘンリー王子と結婚前の女優時代から「女性を嫌悪している」「争いの種になる」など批判。2016年の大統領選ではヒラリー・クリントン氏を支持していたことでも知られている。結婚してロイヤルファミリーとなった後にトランプ大統領が訪英して対面の機会が数回あったが、メーガン妃は休暇中だったことで会っていない。
英王室は、政治のごたごたには関わらず「超然とした存在」であり、公には政治的な発言をしないのが伝統とされている。記事によると、「王室離脱」となるメーガン妃は、もはや、その慣習に従う必要はなくなるとし、彼女が再びトランプ大統領の批判を始めるか、もしくは現在ヘンリー王子や長男のアーチーくんといるカナダで政治活動に関与するのならば、外交的な嵐を巻き起こすことになるだろうと伝えている。
記事によると、結婚前のメーガン妃はかつて近しい仲間に「米国の大統領になることが究極の野望」と語ったという。これについて情報筋は「メーガン妃が米国の大統領になりたいと思っていたことは非常に明白なことだった」と指摘。また女優時代には、英国の毒舌ジャーナリストでテレビ司会者のピアーズ・モーガン氏にも「子どもの頃、私は大統領かあなたのようなニュースキャスターになりたかった」と話したことがあったという。
「タイムズ」の元編集者だったサイモン・ジェンキンス氏のコメントとして「メーガン妃を知る仲間たちは、彼女のことを政治人間の“ポリティカル・アニマル”だと明言する」と伝えた。メーガン妃に近い情報筋は、彼女が単なる“ゴシップ”として政治的な活動をするという意見は、却下するだろうとしている。
(Hint-Pot編集部)
同じ誕生日の2人が似通ったプロジェクトを提案
8月4日に40歳の誕生日を迎えたメーガン妃。しかしこの日は、元米大統領のバラク・オバマ氏にとっても誕生日だ。還暦を迎えたオバマ氏は題して「60 for 60」というメッセージを発信。60秒でも60分でも、自分の時間を「社会貢献に使おう」と訴え、6ドルや60ドルなど“6”にちなんだ寄付も呼びかけた。 一方のメーガン妃は同日、「40×40」と名付けたプロジェクトを開始。夫妻が立ち上げた財団「アーチウェル」の公式ウェブサイトでは、ショートドラマ仕立てのメッセージ動画が公開された。 この動画で妃は「私は40人の友人に声をかけました。そしてコロナ禍で職を失った女性たちのために40分間、自分の時間を使って彼女たちの再就職を手伝ってほしいとお願いしました」と語り、一般人に対しても「40分間をこうした恵まれない女性に捧げてほしい」とメッセージを送った。 そこで英大衆紙「ザ・サン」は、「メーガン・マークル、バラクの『60 for 60』の後に『40×40』を発表し、またもオバマ家を真似したと非難」との見出しの記事を掲載。同じ日に40歳と60歳という区切りになる誕生日を祝った2人について、発表プロジェクトが“似た”ことに注目した。そして、過去に妃がどれだけオバマ夫妻を真似てきたかを特集している。
ファッションから児童書まで オバマ夫妻をなぞるような行動に英紙注目
「サン」紙がまず指摘したのは“イエローのドレス”だ。ミシェル夫人が2009年のイタリア訪問で着用した「ジェイソン・ウー」のドレスと、その後にメーガン妃が着用した「ブランドン・マックスウェル」のドレスを比較。「extremely similar(極端なほど似通っている)」と表現した。 このドレス以外にも、妃がオバマ夫妻からインスピレーションを受けているのは明らか。オプラ・ウィンフリー が2011年にオバマ夫妻を招いたインタビューは伝説のトークショーとなったが、ヘンリー王子夫妻も米国移住1年後にオプラが司会を務めるインタビューで世界の話題をさらった。また、自宅や財団の立ち上げなどにも似通った部分があるという。 さらに、6月に出版されたメーガン妃の児童書デビュー作「The Bench」にも注目。ヘンリー王子が父になり初めて迎えた父の日、それに合わせてメーガン妃が綴った詩を元にしているという作品だ。これは、オバマ氏が“2人の娘たちに宛てた美しい手紙”と評判になった児童書「Of Thee I Sing:A Letter to My Daughters」の出版をなぞったものにも見えるという。
森昌利/Masatoshi Mori
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“王室引退”以降、メーガン妃は米大統領選への投票の呼びかけなど政治的発言を繰り返し、今後も積極的に政治活動を続けていくとみられている。そんな妃に対し、「米国では俳優が政治家になるのは珍しいことではない」と語るなど、政界進出を後押しする人物が現れた。英紙が報じている。
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レーガン元大統領をはじめ、米国では俳優の政界進出が続いた
英大衆紙「デイリー・エクスプレス」によると、メーガン妃の米国での政界進出を後押しする人物とは、セレブリティ関連の自叙伝著作で知られる英国人作家のショーン・スミス氏。同氏は「エクスプレス」紙の独占インタビューで次のように語り、元女優である妃の政治家デビューを強烈にプッシュした。
「80年代には元俳優のロナルド・レーガンが大統領になり、アーノルド・シュワルツェネッガーもクリント・イーストウッドも政界に進出している。アメリカでは俳優が政治家になるのは珍しいことではない」
さらには「メーガンには政治家となるにふさわしい知性がある」とも続けた。
先日、妃の広報担当者が「これからも政治的な発言を行っていく」と語り、今後も積極的に政治に関わっていくことを示唆したばかり。そこにスミス氏の政界進出大歓迎発言が続いた形になった。
ただ、やはり問題なのはメーガン妃が現在も「サセックス公爵夫人」の称号を保持していることではないだろうか。王室を“引退”したとはいえ、エリザベス女王から授かった爵位を返上しなければ、王室の「政治的中立を固く守るべき」という原則を今後も破り続けることになる。
果たして、メーガン妃はスミス氏が語るように「俳優から政治家」という系譜をたどることになるだろうか。
(イギリス・森昌利/Masatoshi Mori)
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昨年11月の米大統領選時に「私たちにとって最も重要な選挙」とメッセージを発したヘンリー王子夫妻。“元”が付くとはいえ、政治的中立が原則のロイヤルが政治的発言をしたとして問題になった。また、メーガン妃が米大統領選に将来出馬するのでないかという報道も後を絶たない。そんな中、2016年の米大統領選でヒラリー・クリントン氏陣営に加わっていた人物が夫妻の財団「アーチウェル」に参加することが明らかになった。
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「将来的な政界入りの可能性が高まった」と英紙指摘
エグゼクティブ・ディレクターがわずか1年足らずで退任するなど、人事に関する話題が注目を集めているヘンリー王子夫妻の財団「アーチウェル」。英大衆紙「デイリー・メール」によると、ジュヌヴィエーヴ・ロス氏が運営やキャンペーンなどのシニア戦略アドバイザーとして積極的に関わるという。また、同氏が設立したエージェンシー「インビジブル・ハンド」も財団と協力するそうだ。
同紙によると、米アラスカ州生まれのロス氏は生涯を男女平等、また人種差別撲滅に捧げる運動家としても知られ、メーガン妃が訴える“平等な世界”とシンクロする思想の持ち主。コロンビア大学でジャーナリズムと出版を学び、オバマ政権時にはホワイトハウスに勤務した経験も持つ。2016年の米大統領選ではヒラリー・クリントン氏陣営に加わり、クリエイティブ・エンゲージメント・ディレクターとしてクリエイティブ面の参謀を務めたことでも知られる。
そうした政治色の強い人物だったため、同紙は「米国初の女性大統領を希望しているというさらなる証拠か?」との見出しを打った。また、今後の財団運営に大きな影響力を持たせたことで、妃の“将来的な政界入りの可能性が高まった”と指摘している。
しかし同時に、エグゼクティブ・ディレクターがわずか1年で辞任した直後のため、辞任理由の追求をかわすための招聘という見方もある。
夫妻の周辺では人が次々と入れ替わるが、果たしてロス氏とは良好な関係を長く保つことができるのか。ロス氏が強い女性であることは確かなだけに、妃との折り合いが注目される。
(イギリス・森昌利/Masatoshi Mori)
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ヘンリー王子とメーガン妃が設立した財団「アーチウェル」のエグゼクティブ・ディレクターが、就任後わずか1年で辞任した。ただし今後も相談役(シニア・アドバイザー)としてヘンリー王子夫妻の事業に関わっていくという。とても優秀な人物だったとされるが、英紙はこの不可解な離脱を「メグジットの第2ラウンド」と報じている。
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ビル・ゲイツ夫人の財団や五輪誘致に貢献した実績の持ち主が辞任
英大衆紙「ザ・サン」が掲載した記事によると、アーチウェルのエグゼクティブ・ディレクターを辞任したのはカナダ人のキャサリン・サンローラン氏。輝かしい経歴の持ち主で、アーチウェルの前は慈善事業家として知られるビル・ゲイツ氏の夫人、ミリンダ・ゲイツ氏の財団を切り盛りしていた。
さらに以前は、英国の多国籍銀行HSBCに勤務。また、英国最大のマーケティング・コンサルタント会社「ヴェロ・コミュニケーションズ」時代にはリオ五輪や平昌冬季五輪の誘致に貢献した実績の持ち主だという。超一流企業を渡り歩き、素晴らしい足跡を残しているようだ。
こうした履歴に加え、明るく人を惹き付ける人物で、非常にカリスマ性もあるという。そんな有能な人物をアーチウェルに迎え入れたことで、ヘンリー王子夫妻は「キャサリン・サンローランが私たちに加わったことに誇りを持ち、新たな人生の幕開けをともに迎えます」と発言していた。
夫妻は“王室引退”後、15人のスタッフを解雇。サンローラン氏をアーチウェルの実質的な経営トップに据えたが、財団としてまだ本格的な動きを見せる前に自ら降板という不思議な結末となった。同紙は「メグジット(夫妻の王室引退)の第2ラウンド」と記事に銘打ち、妃の“いじめ疑惑”が明るみに出た数週間後の辞任だと言及している。
辞任理由は公式発表されていないが、後任は英国で夫妻のPRを担当していたジェームス・ホルト氏。またネットフリックスとスポティファイに向けた番組制作を強化するため、ベテランプロデューサーのベン・ブラウニング氏が加わることも明らかになった。
(イギリス・森昌利/Masatoshi Mori)
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ドナルド・トランプ大統領が新型コロナウイルスに感染してしまい、ますます混迷の色を深めている米大統領選。投票日を目前にして、「メーガン妃を大統領に」という名前のなりすましサイトが登場して、さらに事態が混乱しているという。それがまたよくできていると話題となっている。
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ヘンリー王子夫妻の政治的発言に対し批判の声が相次ぐ中で…
英大衆紙「デイリー・メール」が掲載した記事によると、このなりすましサイトは「私たちは愛でリードする」「私たちは思いやりの心でリードする」といったメーガン妃の実際の発言を利用し、誠にそれらしく作られている。
さらには「あなたたちのサポートとともに、この危険で攻撃的で対立のある我々の世界に、平等とエンパワーメント、そして優しさをもたらしましょう」と呼びかけ、まさにメーガン妃が今回の大統領選に出馬したのではないかと錯覚させる出来栄えだ。
しかし、この記事の読者投稿欄は、極めて冷静。
「絶対にこれはジョーク。だってメーガン(妃)は、自分の家族やハリー(ヘンリー王子の愛称)の家族に対する仕打ちを見れば『優しさ』について、何も分かっていないのは明白だ」「多分メーガンは、このなりすましを歓迎しているんじゃないか?」「レイチェル(メーガン妃がかつて出演していたテレビドラマ『スーツ』での役名)のエゴを満たす、なりすまし告知!」といった投稿が相次ぎ、英国では「バカバカしい」といった反応が目白押しとなっている。
(イギリス・森昌利/Masatoshi Mori)