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エリザベス女王、ハリー王子の回顧録に対する「弁護団」を結成か

 

孫のハリー王子回顧録の出版を予定していることを受け、エリザベス女王は王室への直接攻撃に備えている。たとえ法廷で争うことになっても、だ。

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「もう十分だ」、とバッキンガム宮殿ではささやかれている。王室に近い消息筋によると、エリザベス女王は、ハリー王子とメーガン夫人による「度重なる攻撃にいら立っている」という。ハリー王子は回顧録を出版する意向を示し、すでに執筆を始めているようだ。

最近のサセックス公爵夫妻の公の場での活動、特にオプラ・ウィンフリーとのテレビインタビューは、暴露や英国王室に対する批判を含んでいた。今回、95歳の女王は、そのような事態を予期し、法的な闘いに備えるための準備を進めているようだ。

 

 

 

予想される訴訟の行方

「許容範囲には限りがあり、女王とロイヤルファミリーはその限界に達している」と、消息筋はサン紙に語っている。彼女によると、王室は弁護団を結成し、名誉毀損やプライバシー侵害を訴訟する事態に備えているという。

「もし誰かの名前が本の中で挙げられ、直接非難された場合、それは名誉毀損となり、プライバシーを侵害する可能性がある」と消息筋は語る。「弁護団は、回顧録の出版社に連絡し、その内容について事前に知らせるよう要求し、それに対して反論する権利を求める可能性もある」

ハリー王子とメーガン夫人がアメリカにわたって以来、サセックス公爵夫妻の攻撃に対し、バッキンガム宮殿が反応を示すことはなかった。しかしエリザベス女王はいま、この冷戦に新たな一石を投じようとしている。

 

text : Camille Lamblaut (madame.lefigaro.fr)

 

 

 

 

 

 

 

ヘンリー王子夫妻 矛盾した言動で大衆は「興味減」 インスタフォロワー数にも反映か

著者:Hint-Pot編集部

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ヘンリー王子とメーガン妃【写真:AP】

 現地時間2020年3月30日をもって公式インスタグラム(sussexroyal)の更新を停止したヘンリー王子とメーガン妃。“王室引退”後はコメント機能がオフにされ、今年1月には「今後SNSを使用しない」とする報道が流れた。現在1012万人のフォロワーを抱えるアカウントが今後更新されることはないとみられているが、その数は昨年だけで大きく減ったという。また有名な王室専門家は、王子夫妻の矛盾した言動が大衆の「興味を失わせている」と指摘した。

 ◇ ◇ ◇

 

フォロワーのうち約300万人は著名人をフォローするbotだという

 開設当初、5時間45分の過去最速でフォロワー数100万人を獲得し、ギネス世界記録を達成するなど絶大な人気を誇ったヘンリー王子夫妻のインスタグラムアカウント。一時のフォロワー数は約1130万人を数えたが、“王室引退”から数か月後の2020年6月には英大衆紙「デイリー・メール」が1110万人に減少したことを伝えていた。

 そして英大衆紙「ザ・サン」は現地時間20日、昨年だけで70万人のフォロワーを失ったと報道。現在は1012万人だが、SNSのブランディングや影響力を分析する企業「HypeAuditor」のデータによると、そのうち約300万人は著名人をフォローするbot(コンピュータープログラム)だという。

 また、同紙は王子夫妻に対する王室作家アンジェラ・レヴィン氏の見解を紹介。同氏は環境保全を訴えながらプライベートジェットを利用するなど夫妻の矛盾した言動を根拠に挙げ、そうした事実が人々に2人への「興味を失わせている」と指摘した。

 王子夫妻のインスタグラムアカウントがフォロワー数を減らす一方、同紙はウイリアム王子夫妻とロイヤルファミリーの公式アカウントに言及。両アカウントはそれぞれ昨年、100万人と130万人のフォロワーを新たに獲得したという。

(Hint-Pot編集部)

 

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【写真】ヘンリー王子夫妻の公式インスタグラム 2020年3月30日に公開した最後の投稿 コミュニティに向けた感謝の言葉とともに2人の署名を添えた

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ヘンリー王子の誕生日サプライズ予想 「米国の問題に関する発言には注意必要」と専門家

著者:森 昌利

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ヘンリー王子【写真:AP】

 8月4日に40歳の誕生日を迎えたメーガン妃。友人の著名人40人に自ら連絡し、一般大衆にもコロナ禍で失職した女性を助けるため「自分の時間を40分間使って」と「40×40」プロジェクトへの参加を訴えた。一方、9月15日にはヘンリー王子が37歳に。今度は一体どんなサプライズを用意しているのだろうか。王室専門家が予想している。

 ◇ ◇ ◇

 

「アフガニスタンの難民問題について語る可能性もある」

 妻メーガン妃が誕生日にプロジェクトをサプライズ発表したのなら、夫ヘンリー王子も9月15日の誕生日には何かがあるのではないか。英雑誌「OK!」が掲載した記事によると、王室コメンテーターのリチャード・フィッツウィリアムズ氏は、「ヘンリー王子夫妻は誕生日に新たなチャリティを発表する傾向がある」と語り、王子の誕生日“発表”を予想した。

 同氏は王子が昨年に発表した慈善団体「CAMFED」への寄付を挙げ、「今年も同様の動きがあると思います」とまずは慈善事業の可能性を示唆した。ちなみに「CAMFED」はアフリカで暮らす恵まれない少女たちの教育費をサポートしている団体だ。

 さらに同氏は、「最近のハリー(ヘンリー王子の愛称)には予期せぬ行動が多いことも明らかです」とした上で、英軍時代にアフガニスタン派遣を経験したヘンリー王子が「誕生日にアフガニスタンの難民問題について語る可能性もあります」と続けた。

 世界各国で大きく報じられている通り、アフガニスタンでは反政府勢力タリバンが全権を掌握。これを受けて王子は先に、傷病兵のスポーツ大会「インビクタス・ゲーム」のパトロンとして共同声明を発表し、傷病兵たちが互いにサポートし合うよう呼びかけた。さらにメーガン妃と創設した財団「アーチウェル」の公式サイトでは、大きな地震に見舞われたハイチと現在のアフガニスタンについて支援を呼びかけるメッセージも掲げられている。

 フィッツウィリアムズ氏は、もしも王子がアフガニスタン問題にこれ以上関わると、懸念すべき事態も生まれると語っている。それは、アフガニスタンからの米軍撤退を決めたジョー・バイデン米大統領を批判するといった米国への内政干渉だ。

 同氏は「ハリーとメーガン(妃)は米国での将来を見据え、特にメーガンは政界での未来が視野に入っていると推測されています。このため、なおさら米国の問題に関するハリーの発言には注意が必要です」と、その杞憂を明かした。

 またその一方で「もしかするとリリベットちゃんとのツーショット写真を公開して、ファンを喜ばせるかもしれません」とも発言。良い方に世界を驚かせる可能性も予想した。

(イギリス・森昌利/Masatoshi Mori)

 

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【写真】ヘンリー王子 昨年の誕生日にウイリアム王子夫妻の公式SNSが投稿した写真 メーガン妃不在の一枚だったことも話題になった

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ヘンリー王子との「関係性悪化」を専門家が指摘 ウイリアム王子とキャサリン妃が誕生日祝いを欠席

著者:森 昌利

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キャサリン妃とウイリアム王子【写真:Getty Images】

エリザベス女王とチャールズ皇太子が中心となってオンライン通話をするも…

 ヘンリー王子が誕生日を迎えた9月15日、米国で暮らす王子一家に、王室から祝福の連絡があった。祖母のエリザベス女王、父のチャールズ皇太子によるオンライン通話で、1歳4か月になる夫妻の長男アーチーくんも交えて、画面を通じて和やかな時を過ごしたようだ。しかし、王子の兄であるウイリアム王子夫妻は参加しなかったという。自身のSNSで祝福メッセージを送った際には、兄弟とキャサリン妃の3人で徒競走をする写真を投稿し、メーガン妃が写っていなかったと話題になった。英メディアは、確執が伝えられる兄弟の関係がさらに「悪化している可能性がある」と指摘している。

 ◇ ◇ ◇

 英大衆紙「デイリー・ミラー」が報じたところによると、ヘンリー王子の誕生日当日、エリザベス女王とチャールズ皇太子が中心となり、オンライン通話でのお祝いを行った。しかし、このイベントにキャサリン妃とウイリアム王子は参加しなかったという。

 関係者はこのオンライン通話での様子を証言。メーガン妃の焼いたケーキに立てられたろうそくの火をヘンリー王子が吹き消そうとしたところで、長男アーチーくんも参加。父子で火を吹き消して、画面の向こう側にいたエリザベス女王やチャールズ皇太子を喜ばせたという。

 また、アーチーくんはチャールズ皇太子を、おじいちゃん(grandpa)を略して「パー(Pa)」と呼び、皇太子をメロメロにさせたそうだ。

 しかし、関係者は「やはりキャサリン妃とウイリアム王子の不在で少しギクシャクしたムードになりました」と語る。

「ミラー」紙は、ウイリアム王子夫妻が不参加だったことから、ヘンリー王子夫妻の“王室引退”以降、不仲がささやかれている兄弟の関係が「さらに悪化している可能性もある」と指摘している。

 8月に発売されたヘンリー王子とメーガン妃の非公式の伝記「Finding Freedom(自由を探して)」には、ウイリアム王子がメーガン妃を「あの女の子」と呼んで蔑んだとの記述もあり、兄弟仲がさらに悪くなっていても不思議ではない。

 ヘンリー王子の誕生日当日、ウイリアム王子夫妻は複数の公務があり、オンライン通話への不参加の理由も事前に示していたというが、果たしてその真意はどうなのだろうか。

(イギリス・森昌利/Masatoshi Mori)

 

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【写真】ウイリアム王子とキャサリン妃が投稿 メーガン妃の“不在”が話題になったヘンリー王子への祝福写真 仲が良かった3人が笑顔で写っている

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ヘンリー王子 ふっくらした? 元気な表情だがラグビーファンから非難殺到! 「国を捨てたのにまだ関係を望んでいる」

ヘンリー王子 ふっくらした? 元気な表情だがラグビーファンから非難殺到! 「国を捨てたのにまだ関係を望んでいる」

著者:Hint-Pot編集部

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ヘンリー王子【写真:Getty Images】

イングランド代表応援歌の歌唱禁止を支持したことが発端に

 ヘンリー王子は、長年支援を続けロイヤルパトロンを務めている、ラグビー・フットボール・ユニオン(RFU)の公式インスタグラムの動画の一部に登場した。王子はパンデミック下でも応援を続けるサポーターたちに感謝の意を表したが、イングランドのラグビーファンから非難の声が上がっているという。白のポロシャツを着て現れたヘンリー王子の面差しは、「ゲッソリしている」と話題になった以前よりも、ふっくらしたような印象で元気そうな様子だった。

 ◇ ◇ ◇

 英大衆紙「デイリー・エクスプレス」によると、ヘンリー王子はRFUが公開したピッチインキャンペーン動画の一部に登場した。ラグビーファンに向け「(新型コロナウイルス感染拡大の影響で)ゲームは“中止”となったが、パンデミックはイギリスの“精神”までは奪っていない」と語り、サポーターたちに感謝と激励の言葉を送った。しかし、SNS上には批判が殺到しているという。

 イングランドのラグビーファンたちは、今年3月いっぱいで主要王族から離脱し、現在は米ロサンゼルスに住む王子が、RFUの公式インスタグラムに登場したことを問題視している。怒ったサポーターたちは次のように投稿している。

「なぜハリー(ヘンリー王子の愛称)はこの(キャンペーン動画)中にいるんだ? 彼は国を捨てたのに、まだ関係を持ちたいと望んでいる」

「あなたは今、イングランドの応援歌を憎んでいるのに、まだこんなことをするのか?」

「『Swing Low(応援歌のこと)』を歌うのをやめることに同意できるのか?」

 ヘンリー王子は今週初め、ラグビーのイングランド代表応援歌「Swing Low, Sweet Chariot」を試合で歌うことを禁止する動きを支持したと報じられた。この曲は奴隷制と関わりがあるとされ、 ナショナル・ラグビー・ユニオンは、黒人解放運動「ブラック・ライブズ・マター(BLM)」が活発化していることもあり、同曲の使用を見直すと発表した。

 ヘンリー王子は、王室主要メンバーとして公務を果たす義務からは離れたにもかかわらず、元兵士のための国際スポーツイベント「インビクタス・ゲーム」など、長年支援してきた慈善団体について、変わらずサポートもしている。“王室引退”をし、米国にいるにもかかわらず、何かと登場して後援を続けるヘンリー王子に疑問を持つ声が集まり、反発が高まっているようだ。

(Hint-Pot編集部)

 

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【写真】ヘンリー王子 少しふっくらした? 米国の大豪邸から白のポロシャツを着た元気な姿を見せた実際の様子

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ヘンリー王子はやはりロイヤル 出場したポロの“費用感” 英紙が解説した驚きの金額とは

Hint-Pot

クラブに入って大会に出るなら最低でも120万円近く?

Hint-Pot編集部

 
 

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ヘンリー王子への関心もあと10年? 「名声に期限がある」と専門家 その理由とは

著者:森 昌利

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ヘンリー王子【写真:AP】

“王室引退”後も次々と話題を提供し、注目が絶えることのないヘンリー王子。今年は暴露インタビューやポッドキャスト、ドキュメンタリーシリーズと露出が続き、さらには回顧録の出版まで発表した。快進撃が止まらないといった様子だが、王室専門家は「名声にも期限がある」と主張している。

 ◇ ◇ ◇

 

専門家は英メディアの報道姿勢を根拠に関心低下が避けられずと予想

 王室ジャーナリストのジョナサン・サチェルドーティ氏は先日、ポッドキャスト番組「Royally Us」に出演。ウイリアム王子夫妻の長男ジョージ王子が成長するに従いヘンリー王子に対する世間の関心は次第に薄れ、王子もそれを自覚しているとの見方を示したと、英大衆紙「デイリー・スター」が報じている。

 番組での同氏は、英タブロイド紙は若い王室メンバーを追いかける傾向があると指摘。「彼らが年を重ねるごとに露出は減少していきます。また王位継承順位が遠いほど、世間の関心が薄れます」と述べ、ヘンリー王子がやがて“過去の人になる”と予想した。

 同氏の主張は、ダイアナ元妃死去後の報道姿勢を見ても明らかと言えるかもしれない。英タブロイド・メディアは元妃とチャールズ皇太子の間に生まれた息子2人、ウイリアム王子とヘンリー王子を積極的に追いかけた。その一方でエリザベス女王とフィリップ殿下の子どもたち、アン王女やエドワード王子、以前は国民的な人気が高かったアンドリュー王子に関する報道はグッと少なくなった。

 となると、ヘンリー王子の“賞味期限”はジョージ王子が10代半ばから後半に成長した時点で切れる計算になる。

 さらにサチェルドーティ氏は、メディアの関心低下がヘンリー王子にとって“人生のターニングポイント”になると指摘。「ある日突然、どんなに呼びかけても誰も振り向いてくれなくなる日が来る。ハリー(ヘンリー王子の愛称)にとってそれは、これ以上ない最悪の日になるかもしれません」と語り、人生の大きな転機は避けられないとした。

(イギリス・森昌利/Masatoshi Mori)

 

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【写真】今年8歳を迎えたジョージ王子 成長に従ってメディアによるヘンリー王子への関心は次第に低下していくと専門家

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ヘンリー王子長女の洗礼式 米国で実施すれば「騒ぎ起こらない」 専門家が指摘

著者:森 昌利

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ヘンリー王子とメーガン妃【写真:AP】

 6月4日に米国で生まれたヘンリー王子夫妻の長女リリベットちゃん。誕生直後から洗礼の場所と日時が大きな注目を集め、王子が英国での実施を希望していることや、今秋に英国帰国する可能性を報じたメディアもある。だが一方で、ある王室専門家はそんなシナリオを疑問視。「米国で行われる」と見解を示し、話題になっている。

 ◇ ◇ ◇

 

「米国ならどんな洗礼式を行っても騒ぎにならない」

 リリベットちゃんの洗礼式が米国で行われると主張したのは、王室コメンテーターのリチャード・フィッツウィリアムズ氏。同氏は英大衆紙「デイリー・エクスプレス」に対し、その根拠を語った。

 同氏が根拠とするのは、長男アーチーくんの際に醸した物議だ。この時、ヘンリー王子夫妻は洗礼式を異例の非公開で行ったばかりか、ゴッドペアレント(名付け親)の公表も拒否した。

 これを踏まえて同氏は、「メーガン(妃)の母国でなら、どんな洗礼式を行なってもアーチー(くん)の時のような騒ぎは起こりません」と述べ、“自分流”を貫きたい夫妻が米国で洗礼を行えば、かつて起こった批判をかわすことができるとした。

 確かに6月4日の誕生発表以来、リリベットちゃんの写真は未だに公開されておらず、もちろん“王室引退”した2人に長女をお披露目する義務もない。

 ただし、ヘンリー王子は現在も英王位継承順位6位の王子であり、その長女のリリベットちゃんは8位。順位1桁の王女が、イングランド国教会の首長であるエリザベス女王の前で洗礼式を行わないことは異例中の異例だ。

 王室を引退してからも自由を探して“自分流”を貫く2人。洗礼式を英国で行いあくまで王室との関係を重視するのか、それとも米国で行い自由を主張するのか。王子夫妻の決断に注目したい。

(イギリス・森昌利/Masatoshi Mori)

 

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【写真】ヘンリー王子とメーガン妃の長男アーチーくんの洗礼式 異例の非公開で行われたことで批判の声が上がった

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ヘンリー王子夫妻に王室は「もうたくさん」 法的措置に踏み切る可能性を情報筋が示唆

著者:森 昌利

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エリザベス女王とヘンリー王子夫妻【写真:AP】

 今年3月放送の暴露インタビューに始まり、ポッドキャストやドキュメンタリーシリーズで家族への批判を繰り返すヘンリー王子とメーガン妃。来年に出版が予定されている王子の回顧録も、新たな火種になるとみられている。そんな王子夫妻に沈黙を続けてきた王室だったが、さすがに我慢は限界に達しているようだ。英紙は王室側が法的措置に踏み切る可能性を伝えている。

 ◇ ◇ ◇

 

回顧録で王室メンバーの名前が出れば…

 家族への批判を繰り返すヘンリー王子夫妻に対し、エリザベス女王が廷臣へ法的措置の検討を命じたという。英大衆紙「ザ・サン」が関係筋の証言として報じている。

 関係筋の話によると、度重なる批判に対し王室の我慢にも限界があり、女王の感情に至っては「もうたくさん」と腹に据えかねているという。そして、「弁護団を結成する展開になりそうです」とも述べ、具体的なアクションが今後起こり得る状況を示唆した。

 さらに関係筋は王子の回顧録出版についても言及。回顧録で王室メンバーの個人名が出された場合は名誉棄損だけでなくプライバシーの侵害にも当たるとし、出版元であるペンギン・ランダムハウスへの法的警告も現在検討されているという。

 自由とプライバシーを求め米国に移住したヘンリー王子夫妻が、もしも回顧録出版で逆に名誉毀損とプライバシー侵害で王室に訴えられた場合、これ以上に皮肉なことはないだろう。

 一方で夫妻の擁護派からは気になる発言もある。英大衆紙「デイリー・ミラー」によると、メーガン妃の“チアリーダー”と呼ばれるジャーナリスト、オミッド・スコビー氏はこのほど米情報番組「グッド・モーニング・アメリカ」に出演。王子夫妻の第2子長女リリベットちゃんの命名を根拠に挙げ、「王子夫妻とエリザベス女王の関係性はこれまで通り強固です」とコメントし、最近は険悪な関係ばかりがクローズアップされる報道に必死で歯止めをかけようとしているという。

(イギリス・森昌利/Masatoshi Mori)

 

 

 

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