5/9(火) 19:23配信
チャールズ英国王（左）とカミラ王妃＝８日、Ｈｕｇｏ Ｂｕｒｎａｎｄ／英国王室 ２０２３提供、ロイター
【ロンドン＝池田慶太】英国のチャールズ国王（７４）の戴冠（たいかん）を祝う公式行事は８日、全国一斉の奉仕活動の催しが行われ、３日間の日程を終えた。
国王は同国で７０年ぶりの開催となった戴冠式について、「このような特別な機会を作ってくれた全ての人々に心から感謝を伝えたい」とするメッセージを発表した。
６日の戴冠式に続き、著名歌手らによるコンサートなどが開かれ、英全土が祝賀ムードに包まれた。
国王は「あなた方の支援と励ましを知り、様々な方法で表現される優しさを目にしたことは、戴冠における最大の贈り物だった」と振り返り、英国と英連邦の構成国に奉仕する決意を改めて示した。
ＢＢＣによると、戴冠式は英国で平均１８８０万人がテレビ視聴した。
７０年前の母エリザベス女王の戴冠式は約２７００万人が視聴したとされるが、ＢＢＣは「信頼できる数字がなく比較は難しい」としている。
王位継承順位１位の長男ウィリアム皇太子（４０）と妻キャサリン妃（４１）が献身的に国王を支え、国民らと交流する様子は、連日大きな注目を集めた。
「当面、王室は安泰」（デイリー・テレグラフ紙）など好意的な受け止めが広がっている。
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最終更新:5/9(火) 21:17読売新聞オンライン
現地時間5月6日（土）に執り行われたチャールズ国王の戴冠式。シャーロット王女にとっては特に大変な1日だったよう。
By ELLEgirl編集部2023/05/08
シャーロット王女（Princess Charlotte）、ルイ王子（Prince Louis）WPA PoolGetty Images
現地時間5月6日（土）に行われたチャールズ国王の戴冠式。ウィリアム皇太子とキャサリン皇太子妃一家は全員揃って出席。ジョージ王子はチャールズ国王のローブの裾を持つページ・オブ・オナーという大役を務めたけれど、シャーロット王女も大変だったよう。
ウィリアム皇太子（William, the Prince of Wales）、キャサリン皇太子妃（Catherine, Princess of Wales）WPA PoolGetty Images
翌日7日（日）、ウィンザー城近くで開催されたビッグランチに出席した皇太子夫妻。ビッグランチはこの日イギリス各地で開催された、戴冠を祝う行事の1つ。
近隣住民や所属するコミュニティのメンバーとランチパーティを開き戴冠式を祝うと同時に、メンバーたちと理解と交流を深め合おうというもの。
皇太子夫妻も参加者たちと握手をしたりおしゃべりしたりして過ごした。
ある参加者に「シャーロット王女は来ないのですか？」と聞かれた皇太子は「シャーロットは昨日の戴冠式でヘトヘトになってしまったんです。だから今日は家で静かにしています」。
続けて疲れ果ててしまった理由についても。「弟がお行儀よくしているように見ていなくてはいけなかったから」。
ルイ王子（Prince Louis）、シャーロット王女（Princess Charlotte）WPA PoolGetty Images
寺院に入場するときにはしっかり王子の手を握り、着席してからも王子の相手をしていたシャーロット王女。退場するときももちろん王子の手をとっていた。
昨年のプラチナジュビリーではページェントを観覧中、元気が良すぎて注目を集めてしまっていたルイ王子。今回は大あくびしているところをカメラにキャッチされてしまったけれど、全体的にお行儀よく振る舞っていたのは王女の努力の結果のよう。
ウィリアム皇太子（William, the Prince of Wales）、シャーロット王女（Princess Charlotte）、ルイ王子（Prince Louis）、キャサリン皇太子妃（Catherine, Princess of Wales）WPA PoolGetty Images
さすがの王女もあくびまでコントロールするのは難しいというもの。しっかりもののシャーロット王女の将来が楽しみ。
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戴冠式では大人びた表情を見せたジョージ王子とシャーロット王女、ルイ王子。この日は元気にアウトドア活動を楽しんだ。
By ELLEgirl編集部2023/05/09
シャーロット王女（Princess Charlotte）、ジョージ王子（Prince George）、ウィリアム皇太子（William, the Prince of Wales）、ルイ王子（Prince Louis）、キャサリン皇太子妃（Catherine, Princess of Wales）WPA PoolGetty Images
現地時間5月6日（土）に行われたチャールズ国王の戴冠式。この週末は祝賀イベント尽くしだったが、現地時間5月8日（日）にはビッグヘルプアウトが行われた。これは戴冠を祝いみんなで奉仕活動をしようというもの。ウィリアム皇太子とキャサリン皇太子妃一家も、ボランティア活動に参加した。
ルイ王子（Prince Louis）、キャサリン皇太子妃（Catherine, Princess of Wales）、シャーロット王女（Princess Charlotte）WPA PoolGetty Images
この日一家が出かけたのはスラウで行われたスカウトグループの活動。キャサリン妃がボーイスカウトやガールスカウトを統括するスカウト協会の共同会長を務めていることからこの活動が選ばれたよう。
シャーロット王女（Princess Charlotte）、ルイ王子（Prince Louis）、キャサリン皇太子妃（Catherine, Princess of Wales）WPA PoolGetty Images
この日スカウトグループが取り組んだのは、普段スカウトが使っている小屋のリノベーション作業。ルイ王子はショベルを使って土を掘ったり、その土を手押し車で運んだりと大忙しだった。ちなみに王室によるとこの日はルイ王子にとって初めての公務。
これまでプラチナジュビリーに出席したり、クリスマスコンサートに行ったりと公の場所に出ることはあったけれどそれらは家族での外出。公務、つまり公への奉仕はこれがデビューだった。
ルイ王子（Prince Louis）WPA PoolGetty Images
兄のジョージ王子はドリルや電動ドライバーを使ってネジを留める作業に。ジョージ王子は初めて電動ドライバーを使ったそう。
近くでウィリアム皇太子が丁寧に使い方を指導していたという証言も！
ジョージ王子（Prince George）WPA PoolGetty Images
シャーロット王女はプランターを置くための台の色塗りを担当。
シャーロット王女（Princess Charlotte）WPA PoolGetty Images
作業を終えた後、スカウトのアクティビティにも参加！
アーチェリーをしたり壁にお絵描きをしたりして楽しんだそう。ここではウィリアム皇太子とキャサリン皇太子も子どもたちと一緒にエンジョイ。
ちなみにスカウトのスタッフによると「ジョージ王子もルイ王子もアーチェリーを楽しんでいましたが、上手だったのはシャーロット王女。見事に矢を的中させていた」。
キャサリン皇太子妃（Catherine, Princess of Wales）、ウィリアム皇太子（William, the Prince of Wales）、ジョージ王子（Prince George）WPA PoolGetty Images
シャーロット王女（Princess Charlotte）WPA PoolGetty Images
そして最後には焚き火でスモアを作っておやつタイム。ちなみにルイ王子はスモアが大好き。夢中になってローストし、食べる姿をカメラがキャッチしている。さらにシャーロット王女に戯れる姿も。
ルイ王子（Prince Louis）、キャサリン皇太子妃（Catherine, Princess of Wales）WPA PoolGetty Images
戴冠式では大人びた表情を見せた3人だけれど、この日は思う存分屋外でのひとときを楽しんだよう。次はどんなキュートなシーンを見せてくれるのか楽しみにしたい。
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