[2023年5月14日8時53分]
メーガン妃(2019年6月29日撮影)
6日に行われた英王室のチャールズ国王の戴冠式を欠席したヘンリー王子(38)の妻メーガン妃(41)が、翌7日に米カリフォルニア州モンテシートの自宅近くで友人とハイキングを楽しむ姿がパパラッチされた一件で、「自らマスコミに情報をリークして写真を撮らせた」と批判されている。
英国滞在時間28時間で戴冠式に単身で弾丸出席したヘンリー王子が帰国した翌朝、妃はダイアナ元妃の形見であるカルティエの時計を身に着け、40分ほど友人2人とハイキングする様子をニューヨーク・ポスト紙など米メディアが報じていた。
これに対し、米FOXニュースやNBCでキャスターも務めた著名ジャーナリストで米ラジオネットワーク「シリウスXM」の番組で司会を務めるメーガン・ケリー(52)が、「ハイキングの写真は妃の演出」とスカイニュース・オーストラリアに語り、祝賀ムードに沸く王室へのメッセージだと主張した。
「(写真で)彼女は首にスカーフを巻いてサングラスをし、帽子をかぶり、寒くなった時のために腰にジャケットまで巻いているけど、女性のみなさんごめんなさい。
私たちみんな、普段から犬の散歩をしているけど、あんな格好している人なんて誰もいないわよ」とコメント。写真は完璧に仕組まれたものだったと妃を攻撃した。
ケリーはこれまでも自身の番組で妃を「二流女優」「うそつき」とこき下し、ヘンリー王子を「ゴリラ」に例えて「私の夫」と連呼する妃に他して「ゴリラを捕まえたと言いたいんでしょ。おめでとう」と発言したこともある。
一方、妃の写真を撮影したカメラマンは自身のSNSにおなかを抱えて笑う男性のイラストと共にケリーの写真とハイキング中の妃の写真を並べて投稿し、「これがやらせなら仕事が楽になるのに」とコメントし、妃による演出だとするケリーの主張を否定。写真は、妃の自宅前で張り込みをして追尾した結果だと示唆した。
6日は長男アーチー君の4歳の誕生日だったため、戴冠式終了後即座に帰国した王子は、バッキンガム宮殿のバルコニーに家族と共に登場することもなく、戴冠式で大役を務めた兄ウィリアム皇太子に比べて影が薄く、王室との距離が浮き彫りとなっていた。(ロサンゼルス=千歳香奈子通信員)
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イタすぎるセレブ達 2023.05.14 09:58 NEW!
writer : tinsight-ikumi
チャールズ国王の戴冠式を記念した新たな公式ポートレートが公開される。今度は国王が息子のウィリアム皇太子と孫のジョージ王子と並ぶ、3世代の集合写真だ(画像は『The Royal Family 2023年5月1日付Instagram「Prince Charles Philip Arthur George was born at Buckingham Palace on 14th November 1948 at 9.14pm,」』のスクリーンショット)
英国で70年ぶりの歴史的一大イベントとなったチャールズ国王の戴冠式を記念して、新たな公式ポートレートが公開された。現地時間12日に披露されたのは、チャールズ国王が未来の国王である息子ウィリアム皇太子と孫ジョージ王子との3世代で並ぶ姿だ。他にも国王とカミラ王妃が、戴冠式で付添人を務めた女性2人と男の子8人に囲まれる写真も公開されている。
バッキンガム宮殿の公式SNS「The Royal Family」が現地時間12日、チャールズ国王の戴冠式を記念する新たな公式ポートレートを公開した。
8日には、チャールズ国王とカミラ王妃の個別ポートレート、国王夫妻のツーショット、夫妻が10人の王室メンバーと並ぶ姿が披露されていたが、それらは戴冠式後にバッキンガム宮殿の部屋で写真家ヒューゴ・バーナード氏が撮影したものだった。
今回公開された公式ポートレートも前回と同様、戴冠式後にバーナード氏によって宮殿のスローン・ルーム(王座の間)で撮影されたという。
まず1枚目の写真は、チャールズ国王が未来の国王であるウィリアム皇太子、その息子であるジョージ王子と3人で並ぶ姿が写っている。
中央に座るチャールズ国王は戴冠された聖エドワード王冠を被り、右手には十字架の王笏を、左手には宝珠(オーブ)を持っている。肩には「ローブ・オブ・エステート」を羽織り、ローブの長いトレーンが国王の手前に流れるように置かれている。
王位継承順位1位のウィリアム皇太子は国王の右手に立ち、ウェルシュ・ガーズの軍服の上にガーター勲章が付いた“マントル”と呼ばれるローブを羽織っている。
そして国王の左隣では、王位継承順位2位であるジョージ王子が立っており、戴冠式で務めた“ページ・オブ・オナー”の衣装を着用している。金色の縁取りを施した緋色のフロックコートに黒いズボンを合わせ、両手には白い手袋をつけている。
チャールズ国王が未来の国王達と並ぶ歴史的な写真には、以下のようなコメントが続々と寄せられた。
「我が国の未来は安泰だ! ありがとう。」
「驚くほどに美しい。ジョージ王子にとって、生涯の思い出となるだろう。」
「素晴らしい写真だわ。ジョージ王子が誇らしげに微笑んでいる。」
「美しい。亡き女王もこの写真を気に入るはずよ。彼女はすべてを見守りながら、誇りに思っているような気がするわ。」
そしてもう1枚は、チャールズ国王とカミラ王妃が、戴冠式で国王夫妻の付添人を務めた“レディース・イン・アテンダンス”の女性2人と、“ページ・オブ・オナー”の男の子8人に囲まれている姿だ。
チャールズ国王の隣に立つ女性は、“レディース・イン・アテンダンス”を務めた大親友のランズダウン侯爵夫人だ。その隣には国王の“ページ・オブ・オナー”であるニコラス・バークレーさん(13)、手前にジョージ王子、オリバー・チョルモンドレー卿(13)、ラルフ・トレマッシュさん(12)が並んでいる。
カミラ王妃の隣には“レディース・イン・アテンダンス”を務めた妹のアナベル・エリオットさんが立ち、続いて王妃の“ページ・オブ・オナー”であるフレディ・パーカー・ボウルズさん(13)、アーサー・エリオットさん(10)、ガスさん&ルイス・ロープスさん(双子でともに13)が並んでいた。
英メディア『BBC』によると、内閣府は公共施設に国王のポートレートを掲示する取り組みを進めており、その一環として今後も公式写真の公開が予定されているという。
画像は『The Royal Family 2023年5月1日付Instagram「Prince Charles Philip Arthur George was born at Buckingham Palace on 14th November 1948 at 9.14pm,」、2023年5月12日付Instagram「The King with The Prince of Wales and Prince George of Wales in the Throne Room at Buckingham Palace on Coronation Day.」「The King and Queen with their eight Pages of Honour and Ladies in Attendance on Coronation Day.」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 寺前郁美)