TechinsightJapan / 2023年5月13日 17時12分

エディンバラ公爵夫人ソフィー妃をエスコートしていた警察のバイクが、歩行者と衝突事故を起こした。この事故で80代の女性が病院に救急搬送されたが、重篤な状態だという。その後バッキンガム宮殿は声明を発表し、ソフィー妃が負傷した女性と家族に向けて「心からの思いと祈りを捧げています」とお見舞いの言葉を伝えた。
チャールズ国王の弟エディンバラ公エドワード王子の妻ソフィー妃をエスコートしていた警察のバイクが、歩行者と衝突する交通事故を起こしていたことが明らかになった。
ロンドン警視庁が発表したところによると、事故は10日午後3時21分、ロンドンのアールズコートにあるクロムウェル・ロードとワーウィック・ロードの交差点付近で発生した。
現場にはロンドン救急車サービス(LAS)とロンドンの航空救急が駆けつけ、負傷した80代の女性は病院に搬送されたのちに市内にある主要外傷センターに移送されたが、女性は重篤な状態だという。他の負傷者はおらず、現在は事故について調査が進められている。
その後、バッキンガム宮殿は声明を発表し「公爵夫人は、負傷されたご婦人とご家族に心からの思いと祈りを捧げています」とソフィー妃に代わって述べた。
そして「彼女は救急隊の迅速な対応に感謝しており、今後の進展を見守るつもりです。事故の調査が続いていることから、これ以上のコメントは差し控えます」と加えた。
現役公務を行う王室メンバーであるソフィー妃は、戴冠式の週末から翌週にかけて多忙な日々を送っていた。
6日にロンドンのウェストミンスター寺院で執り行われた戴冠式の礼拝では、エドワード王子とソフィー妃が長女レディ・ルイーズ・ウィンザー(19)と長男ウェセックス伯爵ジェームズ(15)を伴って出席。4人は馬車でパレードにも参加し、その後バッキンガム宮殿のバルコニーに登場した。
翌7日にはエドワード王子とソフィー妃が英サリー州のクランレイ村を訪問し、現地のストリートパーティに参加した。そして夜には、ウィンザー城で開催した戴冠式の祝賀コンサートに子供達と出席した。
8日は国民にボランティア活動参加を推奨する“ビッグ・ヘルプ・アウト”の日となり、エドワード王子とソフィー妃がロンドンの盲導犬訓練教室に参加した。
同日、バッキンガム宮殿が公開した戴冠式の公式ポートレートには、ウィリアム皇太子とキャサリン皇太子妃の隣にソフィー妃が並んで立っていた。
さらに9日には、バッキンガム宮殿でウィリアム皇太子が主催する伝統的なガーデンパーティが行われた。キャサリン皇太子妃、エドワード王子、ソフィー妃も出席し、8000人の招待客を歓迎した。
画像は『The Royal Family 2021年11月14日付Instagram「At the going down of the sun and in the morning」、2023年5月7日付Instagram「Wonderful to see so many people out enjoying their Coronation Big Lunch today!」、2023年5月9日付Instagram「8000 guests were welcomed to Buckingham Palace today for the second of the annual Garden Parties.」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 寺前郁美)
チャールズ国王の弟エディンバラ公エドワード王子の妻ソフィー妃をエスコートしていた警察のバイクが、歩行者と衝突する交通事故を起こしていたことが明らかになった。
ロンドン警視庁が発表したところによると、事故は10日午後3時21分、ロンドンのアールズコートにあるクロムウェル・ロードとワーウィック・ロードの交差点付近で発生した。
現場にはロンドン救急車サービス(LAS)とロンドンの航空救急が駆けつけ、負傷した80代の女性は病院に搬送されたのちに市内にある主要外傷センターに移送されたが、女性は重篤な状態だという。他の負傷者はおらず、現在は事故について調査が進められている。
その後、バッキンガム宮殿は声明を発表し「公爵夫人は、負傷されたご婦人とご家族に心からの思いと祈りを捧げています」とソフィー妃に代わって述べた。
そして「彼女は救急隊の迅速な対応に感謝しており、今後の進展を見守るつもりです。事故の調査が続いていることから、これ以上のコメントは差し控えます」と加えた。
現役公務を行う王室メンバーであるソフィー妃は、戴冠式の週末から翌週にかけて多忙な日々を送っていた。
6日にロンドンのウェストミンスター寺院で執り行われた戴冠式の礼拝では、エドワード王子とソフィー妃が長女レディ・ルイーズ・ウィンザー(19)と長男ウェセックス伯爵ジェームズ(15)を伴って出席。4人は馬車でパレードにも参加し、その後バッキンガム宮殿のバルコニーに登場した。
翌7日にはエドワード王子とソフィー妃が英サリー州のクランレイ村を訪問し、現地のストリートパーティに参加した。そして夜には、ウィンザー城で開催した戴冠式の祝賀コンサートに子供達と出席した。
8日は国民にボランティア活動参加を推奨する“ビッグ・ヘルプ・アウト”の日となり、エドワード王子とソフィー妃がロンドンの盲導犬訓練教室に参加した。
同日、バッキンガム宮殿が公開した戴冠式の公式ポートレートには、ウィリアム皇太子とキャサリン皇太子妃の隣にソフィー妃が並んで立っていた。
さらに9日には、バッキンガム宮殿でウィリアム皇太子が主催する伝統的なガーデンパーティが行われた。キャサリン皇太子妃、エドワード王子、ソフィー妃も出席し、8000人の招待客を歓迎した。
画像は『The Royal Family 2021年11月14日付Instagram「At the going down of the sun and in the morning」、2023年5月7日付Instagram「Wonderful to see so many people out enjoying their Coronation Big Lunch today!」、2023年5月9日付Instagram「8000 guests were welcomed to Buckingham Palace today for the second of the annual Garden Parties.」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 寺前郁美)
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5/12(金) 18:31配信
5月6日土曜日、ロンドンはウェストミンスター寺院にてチャールズ国王の戴冠式が行われました。70年ぶりの新君主の戴冠、そして王妃の戴冠もとなると、実は86年ぶりなんです。
英国でその模様を視聴したのは約2000万人。エリザベス女王の時(約2900万人)より少ないとはいえ、その伝統的で華麗なるセレモニーは世界中の注目を集めました。
まずは何と言っても戴冠式イベントの会期中(5月6~8日)、気になったファッションについて。やはりと言うべきか、最も注目と存在感を放っていたのは次期国王ご一家。そしてキャサリン妃とシャーロット王女のファッションがとても印象的でした。
なぜなら、お二人が同じブランドをお召しになっていたから! 日本のゴールデンウィーク期間中に8歳のお誕生日を迎えられたプリンセスですが、もうお母様と同じブランドをお召しになるほどに成長されたという証にも。
というわけで、戴冠式イベント中の、超素敵な仲良し母娘スタイルについて解説します。
キャサリン妃の戴冠式ドレスが、記念ポートレートでお披露目!

ドレス&ケープ/アレキサンダー・マックイーン 提供:Hugo Burnand/Royal Household 2023/Camera Press/アフロ
“ロイヤル・ヴィクトリア勲章”の最高位の勲章をお持ちのキャサリン妃は、戴冠式中ずっと、鮮やかなブルーのマントをお召しになっていました。それゆえに、中のドレスが拝見できず。しかし、終了後に撮影されたこちらの記念ポートレートにより、初めてそのデザインがお披露目されました。
伝統的な白に、深く開いたVネックラインや突き出した肩など、クラシックに見えて構築的なデザイン。まさに、ご愛用アレキサンダー・マックイーンらしいデザインと言えます。
そして戴冠式ならでは、襟周りや袖口、裾などに、英国を構成する4つの国の花:ローズ(イングランド)、アザミ(スコットランド)、ラッパスイセン(ウェールズ)、シャムロック(北アイルランド)のモチーフが刺繍されていました。
また胸元には、生前エリザベス女王が愛用されていた3連のダイヤモンド・ネックレス。亡き女王への追悼とともに、英国を象徴するドレススタイルでした。
ちなみに、カミラ王妃の戴冠ドレスはブルース・オールドフィールドのデザインで、全体に繊細な装飾が施されていたほか、裾周りにはカミラ王妃のロイヤル・サイファー(モノグラム)や、なんと保護犬の愛犬、2匹の刺繍も!
話は戻りますが、このキャサリン妃のドレスに、実は見覚えあり! それが、3年半前のこちら。
黒のベルベット素材で、印象は異なりますが、しかしデザインは戴冠式ドレスとほぼ同じもよう。ブランドももちろん同じで、シンプルに見えて実はクラシック、そしてかなりのモード感のあるこのドレスのデザインを、戴冠式用としても採用されたようですね。これなら、エリザベス女王のゴージャスなダイヤモンドも映えるし、納得です。
ウェディングドレスしかり、ここぞ! のシーンでは、やはりアレキサンダー・マックイーンが安定の信頼ブランドと言えます。現に、この日のキャサリン妃の貫禄たるや! 圧巻でございました。 そして、その信頼は成長した娘の洋服選びにも……。
シャーロット王女も、アレキサンダー・マックイーン、デビュー!

ドレス&ケープ/アレキサンダー・マックイーン サークレット/ジェス・コレット×アレキサンダー・マックイーン 靴/Papouelli London 写真:代表撮影/ロイター/アフロ
戴冠式をご覧になった方の中には、私同様にシャーロット王女のノーブルな美しさに惹きつけられた人も多いのではないでしょうか。
白のスタンドカラーに八分丈袖、ミディ丈のドレスにケープがセットになったお洋服は、母・キャサリン妃と同じく、アレキサンダー・マックイーンのもの。間違いなく、一緒にビスポークでお作りになったのでしょうが、ジュエリーを着ける母と違い、プリンセスは露出のないミニマルでクラシックなデザイン。しかしそれが逆にモードっぽくて、とってもお洒落です! もうこんなデザインをも着こなされるようになったことに、驚きと感動を覚えました。
またキャサリン妃同様に、シャーロット王女のドレスにも4つの国花の刺繍がほどこされているというから、きっと既に英国プリンセスとしての自覚や立場への理解もおありなのでしょう。
伝統の“ティアラ” ではなく、モダンな“ヘッドピース”をチョイス

ヘッドピース/ジェス・コレット×アレキサンダー・マックイーン イヤリング/コリングウッド(ダイアナ元妃のもの) 写真:代表撮影/ロイター/アフロ
戴冠式中ずっと着用されていた、最高位の勲章“ロイヤル・ヴィクトリア勲章の鮮やかなブルーのマントとともに、注目したいのはヘッドピース!
実は、本来ならば戴冠式ではティアラの着用が伝統でしたが、近代的親近感のある王室を目指すチャールズ国王のもと、キャサリン妃もヘッドピースを採用されました。 アレキサンダー・マックイーン×ジェス・コレットのコラボで、戴冠用ドレスと合わせてデザインされたようです。
一見、ダイヤモンドかと思いたくなるほど華やかで存在感がありますが、実はシルバーの糸で繊細に作られたもの。モチーフとなっているのは、やはりここでも英国の4つの国花です。
リアルで親近感のあるスタイルがお得意なキャサリン妃は、この歴史的な儀式にも、プライスレスなティアラより昨今のお気に入りであるヘッドピースを選ばれました。キャサリン妃らしさと、皇太子妃としての信念を感じたり……もしくは、娘とお揃いにするためだったのかも?!
シャーロット王女も同様の花&植物のサークレットを着用

サークレット/ジェス・コレット×アレキサンダー・マックイーン 写真:代表撮影/ロイター/アフロ
この日、ドレスだけではなく、ヘアアクセサリーも、母キャサリン妃とお揃いだったシャーロット王女! ブランドも勿論同じ、アレキサンダー・マックイーン×ジェス・コレットのコラボで、デザインもお花やリーフなど似たモチーフを、よりシンプルにしたもののようですね。
華奢な輪状のものがベースになっているので、王女にとってもつけやすいはず。シルバーの花と葉の刺繍が施されたサークレットが、お洋服やお顔や、編み込みアップスタイルにされたヘアスタイルとともに、見事にマッチして、衝撃的な可愛らしさでいらっしゃいました。どの角度から見ても完璧でした。
戴冠式イベント2日目。シャーロット王女のドレスは、キャサリン妃の愛用ブランド!

5月7日、ウィンザー城で祝賀コンサート。キャサリン妃:赤のパンツスーツ/アレキサンダー・マックイーン シャーロット王女:ワンピース/セルフ・ポートレート 写真:代表撮影/ロイター/アフロ
翌日(7日)の夜に開かれた、戴冠式を祝うコンサートがウィンザー城で開かれた際、シャーロット王女も出席。その時にお召しになっていたのが、こちらのワンピース。
白をベースに黒のリボンやトリミングがアクセントになった、シフォン系ワンピース。スカート部分は、ラッフルがティアードになっていて、全体的にガーリーなテイストのデザインです。ブランドはセルフ・ポートレートで、母・キャサリン妃が愛用されている英国発ブランドのもの。
こちらの動画で、シャーロット王女の後ろ姿やワンピースのデザインが分かるはず。
シャーロット王女もきっとキャサリン妃と同じく、ガーリーなテイストがお好きなのでしょう。
もともとお手頃価格なブランドだけに、子供服の展開は嬉しい限り。デザインは違っても、母娘で同じブランドを着れるって、ともに嬉しいですよね。きっとキャサリン妃も喜ばれているはず。
というわけで、キャサリン妃が愛用されている、セルフ・ポートレートのドレスもご紹介します。
キャサリン妃の愛用、セルフ・ポートレートのドレス

2022年6月4日、 プラチナ・ジュビリー・ウィーク BBC主催のコンサート。ワンピース/セルフ・ポートレート ピアス/ロビンソン・ペラム 写真:REX/アフロ
昨年の、エリザベス女王在位70年を祝う、“プラチナ・ジュビリー”のイベント時にお召しになっていたこのワンピースが、セルフ・ポートレートのものでした。
ジャケット部分はツイード、スカート部分はシフォン系のプリーツに、裾にはレースもあしらわれた凝ったデザイン。シャーロット王女のワンピースともニュアンスが似ていますね。色やテイストは同じで、デザインが異なる、そんな母娘リンクコーデがとても素敵です。
シャーロット王女の成長につれ、今後ますます、お二人のスタイルが似てくる可能性大。ファッションチェックがより楽しみです!
構成/高橋香奈子
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最終更新:5/12(金) 18:31webマガジン mi-mollet