2020年初めに王室離脱を発表した王子。以前にも離脱を考え、思い直していたことが2017年6月のインタビューから明らかに。
By Yoko Nagasaka2023/05/30
ヘンリー王子(Prince Henry)WPA PoolGetty Images
2020年1月に王室離脱をSNSで発表したヘンリー王子とメーガン妃。王子が以前から王室に対して反発していたことは今年初めに出版された回顧録『SPARE(原題)』にも書かれていたが、過去のインタビューですでに離脱について語っていたことが発覚した。
新聞「デイリーメール」が発掘した2017年6月のインタビューから明らかになった。
王子はインタビュアーを務めた王室の伝記作家アンジェラ・レヴィンに「私は長年浮かれ騒いで過ごしてきた。大人になりたくなかった」と振り返っている。
「王室の外に出たいと思っていた。その後ここに残って自分の役割を果たすことにした」。王室離脱を考え、思い直していたことを打ち明けている。
王室に対する意見も。「私たちは君主を存続させたいと考えている。君主が象徴するものに情熱を注いでいる」「英国民や全世界にこのような機関が必要だと感じている」と言いつつも「これからは今の女王の下でのようには続けられない」「王室にも変化が訪れ、正しい形にするようプレッシャーがかけられるだろう」と分析している。
「ロイヤルファミリーの中に国王や女王になりたい人がいるのか?
いないと思う。でも私たちは適切なタイミングで職務を行う」。
ヘンリー王子(Prince Henry)、メーガン妃(Meghan, Duchess of Sussex)Kevin MazurGetty Images
ちなみに王子がメーガン妃と出会ったのは2016年7月。このインタビューを受けたときにはすでに交際を始めていた。
この中で王子は「私は相対的に普通の生活を送ると決心した。幸運にも子どもを持てたら彼らもそういう生活を送る」「私は単なるセレブではなく、その役割を善のために使いたい」とも話している。
王室を離れたことでこの言葉を実行できたのかどうかを問う声も早速上がっている。
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5/30(火) 19:32配信
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パパラッチを非難する声明を出しニュースを賑わせていたヘンリー王子とメーガン妃。ダイアナ元妃の執事を10年以上務めたポール・バレルがテレビ番組「GBニュース」に出演、2人について語り注目を集めている。
バレルは「ヘンリーはついに真実に目覚めたのだろうか? と思っているのは私だけだろうか。彼はついに妻のやっていることの本当の姿に、彼女の美しさだかなんだかに洗脳され虜になっていただけだということにようやく気がついたのだろうか?
私たちはみんな彼がそういう状態だということを知っているが、彼はそれに気がついていないようだから」とコメント、妃が王子を操っていると語った。
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最近、チャールズ国王の元執事のグラント・ハロルドも新聞「ニューヨークポスト」に王子と妃についてコメント、注目を集めていた。
ハロルド曰く「王子はイギリスとの関係を完全に断ち切ることは望んでいない」「帰国したくなる可能性は常に残っている」。王子がイギリスに家を買うかもしれないと話していた。
バレルはハロルドの意見に賛同しつつ「私たちは間違いなくそうなるだろうとわかっている」と断言。王子が単身でイギリスに帰ってくるだろうと語った。
「そのときにはチャールズ国王もウィリアム皇太子も両手を広げて、彼を迎え入れるだろう」。
バレルは王子がまだイギリスに帰ってこない理由は子どもたちだけだとも。「私は王子を個人的に知っている。彼はいつも父親になりたがっていた。だから今すぐ家族と別れるということにはならないと思う」。まだ「イギリス帰国は時期尚早だ」と話している。
「妃は子どもたちをアメリカから出さないから、今別れたら王子は子どもたちに会えなくなる。王子は子育てに関わるため、ハンドルを握れるポジションにいたいのだと思う」。
だから王子は「可能な限り関係を続けようとする」が「この夫婦に亀裂が入るのは避けられない。
報道や批判、世界的な名声には大きなプレッシャーが伴うものだ。王子と妃はそれを受けることになる」。バレルの読みが当たるのか、見守りたい。
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最終更新:5/30(火) 19:32ELLE DIGITAL