さて、6月もそろそろ半ばですがまだ私は就職先が決まりません。いけませんねえ。
まあそんなことは置いておいて、今回の軍歌に参りましょう。
今回ご紹介するのは「満洲国建国の歌」。はい、なんのひねりも面白みも無い曲名でございます。もっと頑張れ。
底本は昭和7年6月に発行された『時局の生んだ軍歌唱歌』という本で、まあぶっちゃけた話満洲事変の流行に乗って出版された本です。当然ながら、載っている歌も大体が満洲事変・満洲国関係の歌です。
で、この「満洲国建国の歌」は村岡樂童の作詞・作曲になるものです。この人は本来作曲畑の人で、満洲国初代国歌の作曲にも関わっている人なんですが、この「満洲国建国の歌」では作詞もこなして当時のレコード評者を驚かせてますね。
満洲国建国の歌(唱歌) 村岡樂童作詞、作曲
(一)東方(ひがし)日出づる国より黎明来(きた)れり
おゝ凛たるその東雲(しのゝめ)に
今ぞ明けゆく満蒙の蒼空(あをぞら)
仰(あふ)ぎて讃へよ声朗かに
(二)東方日出づる国より力は来れり
おゝ凛たるその力こそ
統べと惠みを洽(あまね)く垂れて
楽土の礎築かん為めに
(三)東方日出づる国より使命は到れり
おゝ凛たるその使命こそ
東洋平和の理想を楯に
久遠の反映冀(ねが)はん為ぞ
(四)東方日出づる国より青雲(あおぐも)轟く
おゝ凛たるその青雲の
若き生命(いのち)に希望(のぞみ)は燃えて
歓喜のその声天地に満てり
まあそんなことは置いておいて、今回の軍歌に参りましょう。
今回ご紹介するのは「満洲国建国の歌」。はい、なんのひねりも面白みも無い曲名でございます。もっと頑張れ。
底本は昭和7年6月に発行された『時局の生んだ軍歌唱歌』という本で、まあぶっちゃけた話満洲事変の流行に乗って出版された本です。当然ながら、載っている歌も大体が満洲事変・満洲国関係の歌です。
で、この「満洲国建国の歌」は村岡樂童の作詞・作曲になるものです。この人は本来作曲畑の人で、満洲国初代国歌の作曲にも関わっている人なんですが、この「満洲国建国の歌」では作詞もこなして当時のレコード評者を驚かせてますね。
満洲国建国の歌(唱歌) 村岡樂童作詞、作曲
(一)東方(ひがし)日出づる国より黎明来(きた)れり
おゝ凛たるその東雲(しのゝめ)に
今ぞ明けゆく満蒙の蒼空(あをぞら)
仰(あふ)ぎて讃へよ声朗かに
(二)東方日出づる国より力は来れり
おゝ凛たるその力こそ
統べと惠みを洽(あまね)く垂れて
楽土の礎築かん為めに
(三)東方日出づる国より使命は到れり
おゝ凛たるその使命こそ
東洋平和の理想を楯に
久遠の反映冀(ねが)はん為ぞ
(四)東方日出づる国より青雲(あおぐも)轟く
おゝ凛たるその青雲の
若き生命(いのち)に希望(のぞみ)は燃えて
歓喜のその声天地に満てり
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