安土街道 築城日誌 (安土らくらく倶楽部)

安土山下の日々と塚又商店主の日常・・・

『麒麟がくる』…やっぱり、佐々木六角氏の家紋は「四ツ目」だった!

2020年10月20日 | テレビ・ラジオ
☆10月20日、火曜日。気持ちの良い一日でした。


☆10月11日(日)に放送されたNHK大河ドラマ『麒麟がくる』第27回「宗久の約束」の終盤の場面。
☆足利義昭を奉じて上洛する織田信長軍と佐々木六角軍の戦い「観音寺城の戦い」の場面が、ホンの一瞬画かれ、観音寺城の支城「箕作城」の名称が画面に映りました。
☆その画面に翻る佐々木六角氏の旗印(家紋)が「鶴丸」だったことに、とても違和感を覚え、いろいろ調べ納得できる答えがどこにもなかったので、13日にNHK大津へその旨をメールし返答が無かったので、16日には東京のNHKふれあいセンター(放送)へメールしたことは、前回報告しました。

☆その返答のメールが本日、20日9:50に届いていました

☆内容を要約しますと・・・、
「お問い合わせいただきました「麒麟がくる」の件でございますが、調査の結果、六角氏紋はご指摘の通り「隅立て四ツ目」です。
これは考証を通さずに、担当スタッフが間違った資料をもとに作成してしまったため別の六角家(近江の六角家は宇田源氏佐々木氏の流れ。藤原北家の六角家と間違えました)の「鶴丸」紋を使用してしまいました。
  
誠にご迷惑をおかけしました。
NHKオンデマンドなどは修正いたします。
また今後、このようにことがないように資料のチェックを徹底するようスタッフ一同には周知しました。

引き続き大河ドラマ「麒麟がくる」をよろしくお願いいたします。」

☆やるじゃないの、NHK あっさり、間違いを認めはるとは
☆今後も、真剣に観賞しようと思います。(架空の人物パートはいらんのやげと・・・。)
☆私も、思い切ってメールした甲斐がありました
☆これで、全国の佐々木さんにも喜んでもらえるのではないでしょうか
☆出来ることなら、もう一度、地上波で、「四ツ目」の映像を観てみたいですね


☆というわけで、佐々木六角氏の家紋(旗印)は、「隅立て四ツ目」です
☆ではまた。

『麒麟がくる』…どうして、佐々木六角氏の旗印が「四ツ目」じゃないの!?

2020年10月16日 | テレビ・ラジオ
☆大河ドラマ『麒麟がくる』を、毎週「安土」住民として真剣に観ています
☆云うまでもなく、近江八幡市安土町は、「織田信長」公が築城した安土城の所在地ですが、私はむしろ、ドラマの初期から、登場人物の会話の中で、頻繁に出てくる、佐々木「六角」氏に注目して観ています
☆それは、私の住む安土町大字常楽寺が、佐々木六角氏が築いた観音寺城の外港だった「常楽寺港(常の濵)」があり、また、佐々木六角氏ゆかりの沙沙貴神社の氏子でもあるからです。
☆ですが、何となく・・・、この物語の中では、「六角氏」は「三好三人衆」と共に「悪者扱い」されているように思います。残念。


☆さて、前回、10月11日の放送『第27回・宗久の約束』では、朝倉義景氏の城下町・越前一条谷から信長公のいる岐阜へ移動した足利義昭が上洛を果たすまで(永禄11[1568]年7月~9月)が、一気に描かれました(上の写真は、NHKテレビ画面より)
陣内孝則さん演ずる今井宗久も気になりましたが、ドラマ終盤で、それどころではなくなりました
☆足利義昭を奉じて岐阜を出発した織田信長公と浅井長政+徳川家康関係の軍勢(18000?)が、上洛の行く手に立ちはだかる!佐々木「六角」義賢(承禎)軍(10000?)を蹴散らした(私にしてみれば…蹴散らされた)・・・戦いです。
☆一般には、「観音寺城の戦い」ですが、主戦場が観音寺城の支城だったので、その名を取って「箕作城の戦い」とも言われています。ドラマはこちらの設定ですネ。


☆上の写真は、戦の舞台となった場所を、安土(京都)側から東方を見渡した全景です。
☆蒲生郡(現:近江八幡市)と神崎郡(現:東近江市)の境界線あたりです。
☆写真中央、少し右、山と山の凹部分を、当時の主要街道だった東山道(中山道)が通るところで、今は国道8号線東海道新幹線が走っています。
☆信長公の軍勢が京まで移動するには、どうしても、その凹部を通らなければなりません。


☆左側の山が、佐々木六角氏の観音寺城があった繖山(観音寺山)です。☆山頂直下には、西国第三十三番札所の観音正寺があり、そこから西側に観音寺城址が続いています。
☆この城から中山道に睨みを利かせていたのです。


☆次に右側の山ですが、「清水山」と云い、この山の南西に尾根続きで「箕作山」があります。
☆大河ドラマで取り上げられた「箕作城」は、箕作山ではなく、清水山にありました。


☆現地には登った事は無いのですが、写真の清水山の山頂に鉄塔が建っていますが、その山頂の鉄塔とその左側の鉄塔の間辺りに今でも、石垣の跡らしい石が残っているようです。


☆その箕作城での戦い(1568年9月7日)がドラマの終盤で、一瞬(5秒?)描かれます。
☆その映像を見た私は脳裏に大きな疑問が発生しました
☆何と、蹴散らされる「佐々木六角」氏の旗印(家紋)が、どういう理由なのか『鶴・丸』なのです
☆私が子供の頃から、慣れ浸しんでいる「六角」氏の家紋は『隅立て四つ目』なのに。これは何でや (上の写真は、NHKテレビ画面より)


☆録画を何回も見直しましたが、疑問は解決しません(上の写真は、NHKテレビ画面より)


☆その後、2つ日間調べましたが、疑問は解けず、火曜日の夕方、とりあえず、毎月曜日に、夕方のニュース番組『おうみ発630』で、「麒麟がくる」のコーナーを設けている、NHK大津放送局に「問い合わせメール」をしました。
☆今日現在、お返事はありません。
☆それで、本日夕方、NHKの本社?へも、問い合わせメールをしてみました
☆その理由が何なのか、返答が楽しみです

☆ドラマとは別に、この「観音寺(箕作)城の戦い」の事で他にも疑問があります。
☆上洛する、足利義昭は信長軍と一緒に来たのか?それとも、戦いが終わってから、少し遅れて「安土」に来たのか?
☆その時、足利義昭は古刹「桑實寺」に遷座したというが、その後の上洛のルートはどこだったのか?琵琶湖を渡ったのか?陸を歩いたのか?
☆そのルートは一説には・・・、私の住む「常楽寺(常の濵)」から舟で琵琶湖の対岸(坂本?)まで渡ったとも伝わるが本当なのか?などです。
☆それでは、本日これまでゴメン

☆見逃した人は、17日午後の再放送でチェックしてください。





安土 / 織田信長公自販機

2020年10月15日 | まちの話題
☆昨日、安土駅南口の安土城郭資料館前で、缶ジュースを購入すると織田信長公の声?が聴けるジュース飲料の自動販売機のお披露目セレモニーがありました

☆この自販機は、2026年の「安土城築城450年」に向けて、(今年は大河ドラマ『麒麟がくる』が放映中というう事もあり、)近江八幡市とダイドードリンコ(大阪市)さんが共同で企画されたものです。
☆昨日までに、セレモニーが開催された安土城郭資料館を含め、安土城址周辺の4か所に設置されました。


☆その様子は、昨日の関西地方のローカルニュースで放送され、本日の朝刊(京都新聞・朝日新聞等)にも掲載されました(※上の写真は、京都新聞です。)

☆早速、私も、購入体験しました
☆甲冑姿の信長公のイラストラッピングの自販機にお金を入れると・・・、信長公が「お主はどれを所望であるか?選ぶがよい」とほら貝の音と共に述べられ、商品選択ボタンを押すと・・・、「いざ出陣!」。缶が取り出し口に落ちると・・・、「こたびの活躍、誠に見事であった。大儀である」とキメのセリフが聴こえます(一回聞くだけでは、何を言っているのかよう解らん…。)
☆この声の主、機械では無く、近江八幡観光物産協会副会長で、おもてなし武将隊の織田信長公の役も兼ねておられる加納学さんだそうです。
☆また、ラッピングの織田信長公は、滋賀県観光キャンペーン『戦国ワンダーランド・滋賀・びわ湖』のメインビジュアルを担当された日田慶治さんのものだと思います。


☆さて、参考までにその他の設置場所の状況をしました。
☆2カ所目は、安土駅北口のロータリー東側の市有地空き地です。後は安土駅1線番ホームです。


☆3カ所目は、安土文芸の郷内、あづちマリエート(体育館)西側駐車場前です。


☆4カ所目は、西の湖畔、下豊浦の西の湖すてーしょん玄関前です。
☆安土へ観光へお越しの際は、是非、お買い求め下さい(なお、価格は普通価格の130円以上です。)


☆ところで、ここで、ややこしいのが、2日前に安土楽市楽座館前に設置された自販機です
☆2日前のブログで申し上げましたが、こちらは、今回の自販機とは違います。キリンビバレッジの製品です。
☆ややこしい事に、ラッピングの武将は、同じイラストの織田信長公です。それに、こちらの自販機、背景色は「雅色」です。
☆ですが・・・、音声は出ません。
☆ですが・・・、最安商品は、100円です


☆既に、昨日、購入された方から・・・、「声が出ない」との声をいただいています。
☆それで私は「策」を思いつき・・・、本日、シールを貼りました。
☆『この自販機の信長は、しゃべりません』・・・皆様、ご理解、ご了承の上、沢山、お買い求め下さいネ

ジュース自販機と観光案内版/安土楽市楽座館

2020年10月13日 | まちの話題
☆私もスタッフとしてお手伝いしている、安土町常楽寺の安土楽市楽座館の玄関前右側に・・・、


☆本日10月13日、ジュースの自動販売機が設置されました

キリンビバレッジさんが、滋賀県の観光キャンペーン『戦国ワンダーランド・滋賀・びわ湖』とタイアップされた滋賀県内限定デザインのオリジナルラッピング自販機です
☆正面のメインキャラクターは、大河ドラマ『麒麟がくる』の登場人物「明智光秀、織田信長、豊臣秀吉、明智ひろ子、そして、(現時点では?な)石田三成」から選べましたので・・・、
☆やはり、「安土」「常楽寺」ゆかりの織田信長公に落ち着きました
☆雅なデザインの自販機が、築100年の安土楽市楽座館とマッチしています
☆皆さん、お近くにお立ち寄りの際は、是非、一本、ご購入くださいネ


☆それから、玄関の左側には、安土楽市楽座館の観光案内看板が、先週、10月6日に設置されました。
☆こちらは、『大河ドラマ「麒麟がくる」近江八幡市推進協議会』が、安土の歴史と文化を残し伝え、まちあるきを楽しむことを目的として、設置されました。

☆なお、案内板の文章は、依頼を受け、少ない資料を調査の上、私が書かさせていただきました。ひょっとしたら、間違いがあるかもしれません。ご理解、ご了承の程、よろしくお願いします。