安土街道 築城日誌 (安土らくらく倶楽部)

安土山下の日々と塚又商店主の日常・・・

ちょっと音楽会『ラ・フォル・ジュルネびわ湖2013』

2013年04月29日 | アート・文化

☆4月28日、日曜日。快晴(今回は安土の話題ではありません)

Dsc05083 Dsc05104

☆久しぶりに、大津のびわ湖ホールへ行ってきました。(奥さんと。)

話題の音楽祭ラ・フォル・ジュルネびわ湖2013』です。

 ラ・・・・・は『熱狂の日』という意味らしいですが・・・、

 要は、2日間、一時間以内のクラシック音楽のプログラムが、低料金もしくは無料でいくつも楽しめる・・・つまり気楽にプロの演奏が聴ける音楽イベントです。

 びわ湖ホールでは2010年から毎年4月末に開催されていましたが・・・(仕事でかなわず)、今年、初めて、私も、行けることとなりました

☆今回、前売りチケット(2000円)を購入したAM11:15から演奏のラムルー管弦楽団は、フランスの民間オケで初来日です。曲目も手頃です。

Dsc05085 Dsc05086

☆AM10:30ホール到着。入館前に正面入り口前の特設カフェでサンドイッチとコーヒーで取り合えず一服。

 メインロビーは沢山の人。無料の演奏会(フォーレのピアノ三重奏)に皆さん聴きいっていました。・・・しばし・・・聴きいる。

 その後、びわ湖側へ出て湖畔広場へ・・・。

 滋賀県内の高校吹奏楽部の演奏も興味があったので下見のつもりでした。

大津商業高校が練習をしていました。(演奏が同時間だったので聴けませんでした。残念)

Dsc05091 Dsc05107

☆大ホールへ入る(は撮れません)。前から4列目。オペラならオケピの場所。ピアノの鍵盤が見える席でしたが、後ろの金管と木管楽器が見えないと思っていましたが、最後の「ボレロ」ではピアノが後ろに移動されて問題なしでした。(翌日5/29の京都新聞の記事を転載しました。)

 プログラムは・・・、ファンタジア』でミッキーマウスの印象が強烈な、①デュカス「魔法使いの弟子」。

 今回、初視聴の②ラヴェル「ピアノ協奏曲・ト長調」。ピアノ演奏は児玉 桃さん。収穫でした

 最後は、お馴染みの③ラヴェル「ボレロ」・・・生演奏は初めてで、楽しかったですね。この曲、いろいろな映画で使われていますが、私は交渉人 真下正義』のクライマックスの印象が強いです。

 演奏はグーッ。久しぶりに生の音を聴いて、嬉しかったですナ

Dsc05103 Dsc05101

Dsc05094_2 Dsc05092_4

☆ あっという間の1時間

 終了後、急いで帰宅しなければならないのですが・・・、取り合えず昼食をとる為、大ホールを出で・・・湖畔広場の飲食ブースへ・・・。

 くだもの屋さんのロールパンサンドとカップゼリーを買い、琵琶湖の見える赤い毛氈の床几に座り、ホール直営?のドリンクスタンドでビールを買いましたが・・・、500円はちょっと高すぎませんか

☆来年は子供も同伴で、もう少しゆっくりとしたいですネ

 有意義な半日でした。


「聖地」になるの?旧伊庭家住宅の特別公開

2013年04月27日 | まちの話題

☆4月27日土曜日。大型連休前半初日。

Dsc05077 Dsc05078

☆安土町の旧伊庭家住宅(建築主は住友家第二代総理事の伊庭貞剛、元居住者はその四男で沙沙貴神社神主を務め安土村長にも就任した伊庭慎吉、設計主はウィリアム・メレル・ヴォーリス)は築100年を迎えての特別公開(6/2までの11日間)初日でした。

 私は知らなかったのですが・・・、昨日の京都新聞の記事で・・・、伊庭邸は、昨年10~12月に京都・滋賀等で放映された『中二病でも恋がしたい!』でモデルとなった建物で・・・、近江鉄道「ロケ地巡り」もあるようなのです。

 兎に角、午前10時からイベント初日の式典がありました。

Dsc05074 Dsc05076_2

Dsc04796 Dsc05075

☆『旧伊庭家住宅』は「洋風な外観を持ちながら、巧みに和風を取り入れて」います。(案内文より)

 上の外観写真は、左上[東面]・右上[南面]

            左下[西面]・右下[北面]です。

 「ハーフティンバーと呼ばれる化粧梁で細分化された意匠の外壁に、傾斜の強い天然石スレート葺きの切妻屋根を乗せて煙突を備えた」何処から見ても違った形ですね。(「 」は案内文より)

Dsc05063 Dsc05064

☆私が駆けつけた、10時半には、式典も安土信長太鼓も終わっていて、お客さんは館内の見学(無料です)に入られた後のようでした。

 土曜日ですが・・・、隣の安土保育園は「営業」しているのか、園児さん数人とらんまる君が遊んでいました。

 安土町観光協会事務局長の城念さんと京都新聞の「聖地」記事の事をしゃべり、会長のさんに「見せたいもんがある」と云われ・・・一緒に入館しました。

Dsc05069 Dsc05068

Dsc05070 Dsc05073

☆和風の廊下・・・洒落た床の間のある畳の広間・・・、なのに・・・ドアを開けると、暖炉のある応接室(京都新聞さんが取材してました。)・・・和室から庭を見ると石積みの外壁のキッチンルーム。アメリカ映画で見たことのある階段と廊下。

 毎回、見る度に・・・100年前の安土に、こんな家があって、住んでいる人がいたのっって感じです。

Dsc05065

☆観光協会会長の東さんが、見せたいって云ったのは・・・、

この竹細工でした。

 太めの竹から・・・らんまる君を丁寧に切り抜き・・・行燈になっています。

 確かに、これなら、買ってもいいかな


行ってきました!「びわこJAZZフェスin東近江2013」!

2013年04月24日 | アート・文化

☆4月21日の日曜日。でしたが、風が強くて、肌寒い日。

Dsc05031

☆八日市市街地で開催された『びわこJAZZフェスティバルin東近江2013』に行ってきました

 今年で、5回目なのですが、毎年、他の予定に邪魔されて行けず、今年が初めてでした。(しかも、珍しく、奥さんと。)

 近江鉄道の八日市駅から市役所までの周辺市街地35ヶ所で160組以上の皆さんが、屋内外で40分ずつの持ち時間で演奏されるようです

 (帰りに買い物もあるので、)アピアに車を止め、一階へ降りました。

☆ここアピアでも、2つの会場があり聴きたいのですが、今日の目的は道を渡った、お隣のたねやさんのステージです。

 Dsc05032 Dsc05036

Dsc05034 Dsc05039

☆午後1時からの『井戸端JAZZ倶楽部』さんの演奏です。

10分ほど前に到着すると、少しずつ、お客さんが集まってきました。

若干の時間を利用して、たねやさんの店舗に入り、草餅とカップ入りのリーフパイを買いました。

食べながら聴こうという段取りです。

☆実は、ご近所の荒川さんが、三月末に、ジャズフェスのポスターを店頭に張ってほしいと来られ、「実は私もギターで出るのだ」と・・・

☆バンド中は「ロンあらかわ」と名前が変わるようです。

そうとなれば、聴かないわけにはいかないという事で、本日に至るという理由です。

Dsc05047_2 Dsc05052

☆オープニングは、『枯れ葉』。

その後は、スタンダードナンバーが続き、あっという間の40分でした。

(随分、緊張されていたようで、ソロはまだまだ、遠慮の塊でしたネ。)

☆もっと他のバンドの演奏も聴きたかったのですが・・・、夜に、自治会の初常会(町会長の初仕事)があるので、買い物をして帰りました。

☆常会終了後、荒川さんの奥さんに「ロンあらかわが自宅で慰労会後も、一杯やってるのでどうぞ」とのご招待があり、遠慮もせず、(奥さんと)お伺いしました。

☆何と荒川さんのリビングルームはジャズバーしてました

☆久しぶりに楽しい一日でした


さくらまつり・花見舟・ありがとうございました!

2013年04月15日 | イベント

4月13日・14日の2日間、お天気にも恵まれ、

常の浜さくらまつり・花見舟』が無事、終了しました

1週間前の、春の嵐で、桜が全部、散ってしまうのではないかと、

心配しましたが、何とか残った中で開催できました。

ご来場頂いた皆様、誠にありがとうございました




「常の浜さくらまつり」で、私は「みたらし団子」400本!

2013年04月15日 | まちの話題

☆4月13日(土)、14日(日)は2日共でした

Dsc04969

☆先週の「沙沙貴祭り」が2日共だったのは、何だったの

☆安土町常楽寺の常の浜水辺公園では、ここ数年、春恒例となりました、

常の浜さくらまつり・花見舟」が開催されました。

 主催はもちろん、常楽寺区の有志団体「安土楽市楽座」です。

花見舟は、手漕ぎ和船(田舟)3艘とエンジン付き和船1艘。

それに+模擬店が基本形です。

☆今年は、安土でもの開花が大分、早かったので、兎に角、散らずに残っていてくれるかが心配でした。

Dsc04869 Dsc04970

Dsc04868 Dsc04981

☆写真の左が4月4日・・・ほぼ満開。右が14日。

この数日、随分、涼しかったので、何とか、全滅にはなりませんでした。

桜も、菜の花も、ユキヤナギもボリュームは無くなってますが、頑張ってくれたのが、から判ると思います。

Dsc05001 Dsc04974_2

Dsc05010_2 Dsc05012

☆模擬店では、鮒幸さんの助六寿司をはじめ、出汁から手作りの花見うどんみたらし団子、湖魚の天ぷら焼き鳥フランクフルトを販売しました。

☆で・・・、私は、みたらし団子の担当で、400本程、焼きましたヨ。

☆安土町観光協会イメージキャラクターの「らんまるくん」も2日間、来場してくれたし・・・、

☆何よりも、今年は、地元住民に出場のカラオケ大会があり、

☆最後は、地元出身の演歌歌手(キングレコード)山本慎也さんによる歌謡ショーで幕を閉じました

Dsc05028

☆出演していただいた皆様。2日間、ガンバって頂いた、我がスタッフの皆さん。本当にお疲れ様でした


奉納大松明2013・レポート!

2013年04月06日 | まちの話題

☆平成25年4月6日土曜日。朝は

Dsc04881 Dsc04884

Dsc04886

☆天気予報通りに、爆弾低気圧!?の影響で、昼前から小雨が降り始めた安土町常楽寺、沙沙貴神社界隈。

 常楽寺区が、毎年4月の沙沙貴祭りで沙沙貴神社に奉納する「大松明」は、時間通り朝8時、出発地点、常の浜「金刀比羅神社」に到着しました。

 近年にはめずらしく、桜は満開

 引き綱をもう一度、締め直して、準備完了です。

8時半。沙沙貴神社の岳真杜宮司により清め祓い式がありました。

Dsc04878 Dsc04889

☆正午すぎ。私は、白装束に着替え、橋本町会館へ行きました。

駕輿丁鳴物の皆さんによる、大松明・出立ちの宴に参加する為です。

 私は、既に、お祭りを卒業(42歳)した年齢(51歳)ですが・・・、今年から、その「卒業生」も手伝うこととなったのです。

(つまり、神輿の担ぎ手「駕輿丁」が不足している為、各町共、OBに召集がありました。)

☆会館には既に3人のOBが、支給された桃色のタオルを首に巻いて、遠慮しがちに酒を飲んでおられました。(遠慮していたのは、初めだけですが・・・。)

Dsc04908 Dsc04912

Dsc04917 

☆同時刻、常楽寺地下でも、満寿(大松明係)24人による出立ちの宴がありました。

この宴は、(大松明の先頭に乗る)最年長者の「神明縄(竹の子)」が振舞うことになっています。

 ちなみに、今年の神明縄の役は十念徳幸さんです。

 午後2時過ぎ、すっかり出来上がった満寿さん達は、再び衣装を整え常楽寺会館前に整列です。出発前に、満寿・新入生4人(三役)による手桶踊りの最後の試技があります。(ここでの3回で緊張をほぐします。)

 ちなみに、今年の三役は、手桶振(正)→草村武博さん・手桶振(副)→溝井秀幸さん・綱先木俣茂さん・進行間宮泰樹さんです。

 2時半。常楽寺区長[野田礼喜さん]・代理区長[小嶋正治さん]を先頭に、満寿の行列が伊勢音頭を歌いながら、大松明が待つ金刀比羅神社前まで行列です。(降っています。)

 3時。駕輿丁と満寿による出発前のセレモニーの後、大松明の上に、まず、竹の子さんが乗りました。(これから5時間、降りられません。)

 次に常楽寺の小字7町の駕輿丁頭領さん7人が決められた順番で乗ります。

☆さあ、大松明、巡行の始まりです

(道中の様子は省略します・・・。)

Dsc04933 Dsc04935

Dsc04940 Dsc04943

☆午後7時半、沙沙貴神社の境内を一周(たっぷり1時間はかかる、拝殿廻し)した大松明は、楼門を出て奉火場所に到着しました。

(この時間帯、嬉しいことに、雨は止んでいました。)

☆この後、人が降りた大松明から台車を取り外し、人力で立ち上げ、奉火できる状態にするのに・・・、さらに1時間かかります。

(見ている人は「もっと早くできないのか」とイライラしていると思いますが・・・、途中で倒れた年もあり、慎重にならざるをえないのです。のんびりと見物して下さい。)

☆午後8時55分。点火係の竹の子さんは、口上を述べ自分がずっと背負っていた、火種となる神明縄(竹の子)に火を付けました。

 後ろ向きになり、竹の子を弧を描くように、大松明の頭上に投げ込みますが、真上に投げ上げてしまい1度目は失敗でした。

(次の2回目。火種は見事に投入されました。)

Dsc04947

☆雨の中での奉納でしたが、火のついた大松明は、イッキに燃え上がりました


造るの速いぞぉ!大松明!

2013年04月01日 | まちの話題

☆昨日の、3月31日、日曜日。朝6時に起きましたが・・・空は、で今にも雨が降りそうでした。

Dsc04836

Dsc04837

Dsc04838 Dsc04839

☆本来なら、月末で、集金に忙しい日なのですが・・・、新年度から橋本町町会長となりましたので・・・、

その初仕事であります、沙沙貴祭りの前、沙沙貴神社の氏子による境内清掃奉仕作業に早朝より町内の皆さん共に汗を流しました。(を心配しながら。)

 橋本町の担当場所は表参道の鳥居の南側ですが、随分な広さです。

黙々と作業をしましたが、終わってみると、他の町内会より遅く一番最後です。

☆その後、橋本町は地元に帰って、橋本自治会館と金刀比羅神社周辺の清掃があります。

 ですが・・・、掃除が7割程、進んだところで、小雨が降り出し、早めに終了となりました。(草が残っているよ・・・。)

Dsc04832

☆清掃奉仕と並行して、常楽寺地下では、朝7時から大松明の製作(大松明結い)が始まりました

 満寿(地元に籍のある43歳以上の男性)24人が円陣を組み気合を入れてスタートです。

Dsc04833 Dsc04841

Dsc04843 Dsc04844

☆2月に西の湖畔で刈り取ったヨシを使って松明を作ります。

まずは、直径50cmぐらいで長さは2.5メートル。

その後、海苔巻きの要領で5重に巻いていきます。

☆次に、三ツ縄と云う、三本の荒縄をよった物をさらに三本よった太い縄で五重巻きの松明を写真のように固定します。(これがすごく重要な役目をしています。)

Dsc04848 Dsc04849

Dsc04850 Dsc04851

☆そして、さらに、2巻します。(全部で7巻)

直径170センチ。長さは3.4メートルぐらいになっています。

ここまで、大きなミスも無く、順調です。

☆昼食休憩を挟んで作業は続きます。

☆この上に、8名の人を乗せなくてはならないので、ガッチリと造らなければなりません

Dsc04853 Dsc04855

☆午後になると、大松明を引っ張ったり、神輿を担ぐ担当の駕輿丁の頭領さんが、子供松明をつくりに来ます。

☆その横で、大松明とは別に、小中の若宮神社に奉納?する「小中の松明」の製作が並行して行われます。(写真手前)

 小中の松明には、作り方に決まりは無く、毎年、「去年はこんな感じやったなぁ~」と適当に作っています。

Dsc04854 Dsc04857_2

☆ 大松明の方は、3時の休憩をはさんで、「小ケラ」「大ケラ」と呼んでいる見栄えの良い長いヨシを12~15程束ねた物を、松明の周りに固定していきます。

 150束程ありますので、最も時間がかかります。

☆ここで、私は「中抜け」しました・・・。

☆次に、夕方、行ってみると・・・、大松明の中心に心棒と呼ばれる電信柱のような柱が既に打ち込まれた後でした。・・・・・速いぞ

☆しかも、化粧縄を巻き始めています。・・・いつもなら、日が暮れかかっているのですよ。

☆全ての作業が終了したのは、午後6時半でした・・・これは、昨年よりも速いものです。(一昔前、日付けが変わっていた年があったのにね)

 お疲れさんでした