不良債権を食い物に商売をするサービサーなどを描いた小説「凛冽の宙」のあとがきから悲しく切ない話を一つ。
皆さん「アホウドリ」の名前の由来ってご存知でしょうか?
昔、その暖かい羽毛が珍重されて、大量に捕獲されたそうですが、彼らときたら、それまで人間の存在を知らない孤島に生息していたので、自分達を殺して羽根をむしり取ろうとする人間達に、自ら近づいていったのだそうです。
猟師はもちろん大喜びで、大層な収穫を得たのですが、まったく無抵抗で易々と捕獲されたしまう彼らを見て、「アホウな鳥」と名づけたそうです・・・
詐欺などが横行し、お年寄りや、立場の弱い、正直者で信じやすいものが泣きを見る今の世の中。そんな人たちと重なってしまうのは自分だけでしょうか?
少し考えさせられました。
おっと肝心の小説も面白いので機会がある方は是非読んでみてください。
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