真っ赤な実が、多く生ってきました。
8月のお盆が近づいてきたっていうこと、ね。
我が家は、長男家。
義父母と、同居して早18年。
三男が1歳のお誕生をここにきて、すぐに迎えたのでちゃんと覚えている。
同居する際に、義父から受けた条件がある。
義母に、孫の面倒を見せたり・家事を任せてパート等に出るな。
というもの。これは、義母を見ていて、私のほうこそゴメンだわと思ったものでした。
義母は、のらりくらりの人。
のれんに腕押し・糠に釘のような人。
そのくせ、頑固だし・・しつこいし・・・・
ポテトサラダを作るのに、頭をかきむしりながら、その指でじゃがいもを潰したのを見たときは、絶句でした・・・。
時には、床を吹く雑巾で、食器を拭いていた・・・リ。
思い出しただけでうんざり。
そんなことを同居以前に5年間、見ていたので、こちらこそ、その条件はありがたく受け取ったのでした。
そんな義母も、亡くなってから3年が経過。
お盆というと、この義母ですから、親戚縁者からも、汚い・やることが愚図で頓珍漢で、鈍感・・などと、いじめられていたのでした。
私の主人はじめ、兄弟・妹は、こぞって義母を守ります。
他人の目で見ていた私も、嫁の目からこの事実を見るにつけ、腹の中では、薄ら笑みも浮かんだりしていました。
そして、私が嫁いできたことで、綺麗な湯飲み茶碗で、お茶が飲めるとか、散々誉められたものでした。
が・・しかし、お盆・彼岸には、民宿状態になるこの家が溜まらなくストレスになりました。
日中は、お客様の接待・食事の用意・出歩くための足になり、酔っ払いの相手に疲れきっちゃいます。
主人は、サービス業であるため、日中や夕食の賑わいが静まり返った頃帰宅。
私の、愚痴なんて、聞く耳も持たず。
なんでこんな人と結婚したんだろうと思う毎日。
結婚当初、誰もが言いました。
『親を大事にする人は、優しいから、きっと良い家庭が出来る。』って。
結婚しようが・同居しようが、親しか大事にしない長男でした。
私は、3人息子の手を引いて、仕事を見つけました。
長男が小学校に上がると、車に、紙おむつとミルクを積んで2人を連れ損保の仕事を始めました。
あの家の中にいたら、オカシクナル・・と思ったから。
愚痴っちまったぃ・・。
義母が寝たきりになり、介護ベットやら何やらのために、部屋の模様が変わってから、親戚が寝泊りすることは少なくなりましたが・・・
この時季がくると、ゾッとするのです。
今年は来るのかな・・・と。
それでなくても、お盆は忙しい。
3度3度の上げるための食事作り。
6個づつのおっぱんに、ご飯もの・つゆものを作って上げる。
麺もののときは、なす汁。牡丹餅の時は、かぼちゃを煮る。
と、これを13日から、16日、送るときまで続くのです。
仕事に行っちゃいたいですょ。。
今年の、予定も、まだ未定。休みは取りたいけど、家に居たくない・・という・・厄介。
そんなこんなの、お盆飾りに使うのですょ。
ホウズキの実。仏様の周りが暗くないように、との灯りのために。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます