私はちゃんとしたお弁当が作れない・・かも?!
息子が3人いると、それなりにお弁当は作ってきたけど、仕事となにやかにやと、って自分に良いように都合をつけては、ちゃんとしたお弁当というのを作れなかった。
今も三男だけは、お弁当を持って仕事に行っている。
車・命の三男は、そちらにお金が必要とお昼代はちゃっかりお弁当で済ませている。
三男はお弁当が冷凍ものだけでOK。
それも、おかづは決まっている。それ以外のものを入れても入れなくても怒るので、これは本当に私にとっては超簡単・手抜き弁当で助かっている。
冷凍食品も近くのスーパーで4割引のときに買うだけ。
恥ずかしながら、週に1500円程度で三男のお弁当は済んじゃう。。
次男は、高校の頃にやっぱり私のこんなお弁当を持っていっていた。
文句を聞いたことがないけれど、高校時代のある日。
友達同士でお弁当の話が出た。
こんな弁当だけど、といって私の詰めるだけのお弁当を見せて食べていると、友達は、作ってもらえるだけありがたいんだ、と言ったらしい。
それを聞いてからの次男は、文句を言うこともない。
長男は、当初職場でお昼は皆が同じお弁当やさんで注文していたらしいが、そこが、昨夜の居酒屋の残り物を回していると聞いてからは、それもやめ。
かといってやはり高校の頃持っていった私の、詰めるだけ弁当はもう飽きたというので今は、好きなものを買って食べている。。
私はというと、三男と同じ油っこいもののおかずは閉口で・・。
結局、何食べているんだか・? な・お昼。
そういえば。思い出す。
私が勤めていた頃。母も毎朝お弁当を作っていてくれた。
時には、生姜焼きのような匂いのきついものが、染み出して電車の中が凄いことになったっけ・・・・・
お昼にお弁当箱の蓋を開けるのが楽しみだった。
ナポリタンが入っていたときは、朝から茹でていたのだろうか・・・
朝7:07発の電車で通っていたのだから、母の朝の時間の労を思ったことが無かったけど、今、こうして息子にしていることと照らし合わせて思い起こすことがある。
おふくろの味。。
息子たちがお嫁さんをもらって、彼女の味と比べて懐かしむおふくろの味というものが果たしてあるだろうか・・・?
献立・カロリー・エネルギーなどなど考えて、食に対しての知恵やかける金額を持っている奥様・お母さんがいる人は幸せだろうなぁ。
母も決して、料理が得意だったわけじゃなく、母の「おふくろの味」は何か? と思うと果たして。。
ふと思う。
お袋の味は、例え同じ材料・調味料を使ったとしても、火加減や手持ちの鍋が違えばなんとなく味も変わる。
まして、自分の母が手間をかけて作るものが正しくおふくろの味なんだろう、ね。
決して、自慢の料理なんて無いけど、幼い頃水を飲んでも、
「美味しいね~っ!」
と言っていた次男が、美味しそうに食べているのをみると、私も幸せなのであーる。
2枚の写真は、庭のどうだんつつじ。
少しづつ色っぽくなってくる^^