【強力な生物兵器を雪山に埋めた。雪が解け、気温が上昇すれば散乱する仕組みだ。場所を知りたければ3億円を支払え―そう脅迫してきた犯人が事故死してしまった。上司から生物兵器の回収を命じられた研究員は、息子と共に、とあるスキー場に向かった。頼みの綱は目印のテディベア。だが予想外の出来事が、次々と彼等を襲う。】
1日で読める娯楽小説。
東野さんですから、安心して最後まで楽しめますね。
親子関係とか、中学生の淡い恋心とか、バカな上司とかの要素?も入ってるし、
展開も速いし、ドンドン行ってアラッってなって、最後もあらら~って感じで、
クスリと笑える軽いユーモアもあり、
楽しかった。
20年ぶりにスキー場に来たお父さんが、あまりの変わりようにビックリしまくるところに、共感した。
私ももう20年近く行ってないので、へえ~って思うこと多し。(一人乗りリフトって古いのか~。板の種類も増えてるし・・・)
あと、スマホやタブレットを活用してるのが今っぽい。
とても読みやすかったです。
星4つ
自分も「疾風ロンド」読みましたよ。
楽しいですよね。
いくつかの会話やキャラクターにくすりとしてしまいました。
エンタメ作品として面白かったと思いますよ。
東野さんは、考えさせられる感動作品もたくさんありますが、軽~いノリの作品もありますね。
「毒笑」ほどではないので、これはその中間って感じかな。
気軽に読めますね。
エンタメですね。