170623 健康寿命 <健康寿命、どう延ばす 食事と運動で「フレイル」対策>を読みながら
今はすでに6時半になりました。今日は珍しくわが事務所としては千客万来(大げさですが)で、5組の打合せが続き、いまようやく最後が終わったところです。
そんなわけで、今朝がどうだったかといった記憶もあいまいとなっています。普段のんびりした仕事をやっていると、5組も打合せが続くと、むろん全部まったく異なる事案ですので、頭が回らなくなってきます。
若いエネルギッシュなときだと、この程度はなんでもないでしょうが、一時は農作業に埋没していた時期もあったこともあり、高齢者の一員でもあるので、とてもこれからもう少し仕事をという気にはなれません。
へとへとといった感覚でしょうか。それでも千日ブログの自分で決めた事を続けてみようかと、タイピングしています。
朝、新聞を読んでいるとき、いくつか気になった記事があります。その一つが見出しのもの。<くみ換えペチュニア、廃棄を>と、<厚労省、全国に第三者機関設置へ 子どもの権利、侵害監視>も書いてみようかと思っていましたが、それだけの気力が残っているか、わかりませんので、とりあえず、見出しのものを書き始めたいと思います。
<論点健康寿命、どう延ばす>では、最初に、沖縄県の事例で、<伝統食回帰でよみがえれ沖縄 大屋祐輔・琉球大医学研究科教授>と、長野県の事例で、<長野、地域ぐるみ減塩運動 山本英紀・長野県健康福祉部長>の話が紹介されています。前者は「長寿の島」と言われていた沖縄県が<厚生労働省の2000年の平均寿命調査>では男女ともその地位を落とし、その原因がアメリカと日本の食の影響があるとして、沖縄の伝統色を取り戻そうという動きを取り上げています。後者は<2010年都道府県別生命表で、平均寿命が男女とも全都道府県で1位(男性80・88歳、女性87・18歳)の「長寿県」となった>要因として、地域的な減塩運動の取り組みとして取り上げています。
で私が着目したのは最後の<食事と運動で「フレイル」対策 荒井秀典・国立長寿医療研究センター副院長>の話です。
だいたい「フレイル」ってなんでしょうね。荒井氏いわく<フレイルとは、加齢に伴って筋力や活動量、認知機能が低下した状態だ。>ですって。<「健康」と「要介護」の間に当たり、そのままでは要介護になる危険性が高い一方、適切なケアで健康な状態に戻ることも可能とされる。要介護になるか、健康に戻るかの重要な分岐点だ。>
ちょっと危うい健康状態でしょうか。私もそんなところかと思いながら、まだ大丈夫かとも思い直し、読んでしまいました。
なぜフレイルを取り上げるかというと、荒井氏いわく次のような事のようです。
<日本人の健康寿命(自立して日常生活を送れる期間)は平均寿命よりも男性は約9年、女性は約13年も短い。残りの期間は要介護状態ということだ。最近の研究で、「フレイル」という状態と上手に付き合うことが健康寿命の延長に重要であることが分かってきた。>
健康寿命が長いほどいいけど、人間そう簡単にいきませんね。といって突然、要介護や認知症になるわけではないので、その前駆症状というか、暫定的なステージがあるのでしょう。それがフレイルと一応思っています。
年齢を重ねていけば、次第にフレイル、そして要介護ないし認知症になるわけですが、フレイルの段階でうまく対処すれば、健康寿命に戻れなくとも、次のステージに進むのが遅くなるというか、健康に近い状態で維持できることなんでしょう。
その方法として、荒井氏は< フレイルの改善では一人一人の努力がカギを握る。重要なのは食事と運動だ。高齢になると食が細くなり、70代のエネルギー摂取量は60代より1割程度も減る。必要なのが食事に占めるたんぱく質の分量を増やすことだ。普段の食事に魚、肉、乳製品などたんぱく質を含む食品を1品増やす「ちょい足し」が取り組みやすい。60代まで「太るな」と言われたかもしれないが、70代になったら「体重を減らさないこと」が目標になる。>というのですね。
そして運動については<体を動かしておなかをすかせ、たんぱく質の「ちょい足し」に取り組んでほしい。>というのです。
いまのところどっちも心がけはあるのですが、運動はいまいちかもしれません。ウォーキングは山道を歩くのは好きですが、このブログをはじめやることがそれなりにあって、なかなか時間がとれない気分です。千日ブログを達成したら、山道を歩こうかと思いますが、それまではオルタナティブを考えてみたいと思います。
フレイルの話は、あまりぴんときていませんが、ここで30分なので、別の話題を別立てでやりたいと思います。
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