181228 年末とインフル <医師も実践、インフル対策>を読みながら
今朝目覚めが早すぎました。最初が3時前、次は4時過ぎ、そして起き上がったのが6時前でした。なんで目覚めが早かったのかと思ったのですが、寒さが影響したのかもしれません。寒いはずです。外気は1度前後でしょう。明るくなって外を見ると、雪がちらほら。おお初雪だと喜んでいたら、もの凄い勢いで降り出しました。降雪も風情があっていいものです。雪国で暮らすとそうはいかないでしょうけど。
カルガリーで滞在していたころ、半年近く雪の生活だったように思います。といっても降雪量はさほどでもないので、日本の雪国のように積雪●mといった具合に、雪かきの心配はありません。ただ、マイナス20度、ときに30度になる厳しさは耐えるのは結構きつかったですね。もう一昔以上の前の話です。
このすてきな雪景色を見ながら、ふと冬タイヤに替えていなかったことを思いして、しまったと思いました。実はもう少し前に替える予定でしたが、暖かかったのと、仕事が忙しかったのとで、ついついそのままで過ごしたのです。この雪で大勢がタイヤ交換を依頼して、タイヤ屋さんは根絶しているなと不安がよぎりました。私は冬タイヤを預けているので、手元にあればどこか空いているタイヤ屋さんを見つければいいのですが、いつものタイヤ屋さんに連絡したら、案の定混んでいるとのこと、しかも倉庫からもってこないといけないので、明日になり、予約もきかないとのことでした。
まあ今日で仕事納めですので、明日のんびり待つかと観念しました。今日も何人か来客と、会議をすまして今事務所に戻ったところです。新聞を広げてもあまり関心を呼ばないニュースばかりでしたので、ふとこの寒さから本日のテーマを選ぶことにしました。
だいたい、毎日朝刊記事<くらしナビ・ライフスタイル医師も実践、インフル対策>という見出しで、なんだろうと興味を呼びました。
冒頭、<インフルエンザが流行期に入っている。予防に有効なワクチン接種のほかに、どんな対策を取ればいいのか。>とインフルを心配する多くの人にはこの急変した寒さでちょうどよい情報ではないでしょうか。
しかも<「池袋大谷クリニック」(東京都豊島区)の院長として1日約70人の患者を診察し、呼吸器内科が専門の大谷義夫医師(55)が勧める実践法とは。>というのですから、プロ中のプロの話ですからね。
<最も有効なのが、ワクチンの接種>というのは誰もが知っていることですね。ただ、<65歳以上で34~55%の発病を阻み、82%の死亡を防ぐ効果がある>という研究結果は驚きです。私も対象ですので、対処しないといけないのですが、やっていないので、悪いサンプル結果の一例に挙げられるかもしれません。
なぜインフルになるかは感染経路を知る必要があるでしょう。<主な感染経路は、くしゃみやせきを浴びる「飛沫(ひまつ)感染」と、ウイルスが付着したものに触れた手指が口や鼻に運ばれる「接触感染」に大別される。>ということもおおよそ皆さん周知の事実でしょうか。
しかも<飛沫感染を防ぐにはマスクが有効だ。>ということも常識でしょうね。しかし、マスクの使い方になると、私たち世代(と一緒くたすると失礼でしょうけど)はまったくお手上げかもしれません。私の子どもはおそらくしっかりこの医師のいうようなことに近いことをやっていたように思いますが、わたしはもったいないという感覚で、悪い誤った使い方の典型例をずっと実践していたようです。
エーザイの解説では<▽鼻、口、顎(あご)を覆う▽鼻の部分を押さえてフィットさせ、隙間(すきま)をなくす▽口周りを覆うフィルター部分に触らない▽外す際はフィルター部分の表面に触れないようゴムひもを持つ▽外した後は手を洗う--が正解だ。>ということです。最初の方はおおむね遵守していたかもしれません。しかし、最後の点はやっていなかったですね。ましてや取り換え頻度は最悪レベルですね。大谷医師の場合は職業柄必要性があるのでしょうけど、<クリニックでは1日約20枚を交換し、休日も外出のたびに取り換えている。>というのはちょっと・・・という感じです。それが本当は正しいのかもしれませんが。
まだマスクは交換頻度を除き理解できるのですが、接触感染防止策になると、これはあきまへんですね。
<接触感染を防ぐには手洗いが基本だ。手のひら、手の甲、指の間から爪の先、手首まで、30秒以上かけてしっかりと。腕時計は外す。>子どもたちはしっかりやっていたと思いますが、私は見事に見本にならない大人でした。
ウイルスの持続力を考えることも大事ですね。<衣服や紙、繊維では8時間以内しか生存できないウイルスは、表面が平らな金属やプラスチックでは24~48時間生存する。ウイルス活性は衣服や繊維が15分程度、金属は実に24時間持続する。>しぶとい相手に対処するには、私のようなダメな大人はアウトでしょうね。
対策はというと、<大谷さんは、ドアノブや電気のスイッチを可能な限り指で触らず、手首を使うことにしている。スマートフォン、パソコン、電車の手すりやつり革、そして硬貨……。感染ポイントは会社や学校、公共施設をはじめ、どこにでもあふれている。>
これはまさに無理難題?!です。ウイルスに強い体力・免疫力を培うことではいけないのですかね(それができているとは思いませんが)。
さらに凄いことが求められています。<そして手洗い後に手を拭くのは、できればペーパータオルで。家族間での感染を避けるため、洗面所やトイレのタオルの共有は避けるのが無難だ。>トイレのタオルなんて使えないことになりそうですね。
でも次は私でもできますし、やっています(無意識に)。
外出後はうがいが常識でしたが、どうやら変わってきているようです。<インフルエンザ対策について厚生労働省は現在、うがいを推奨していない。>と手洗いはいいけど、うがいは有効ではないようです。他方で、<緑茶を頻繁に飲んでいる。含まれるカテキンに殺菌作用があるからだ。>というのです。大谷医師のように<診察時、7~10分おきに一口飲む。>ほどではないですが、一時間に一杯以上は飲んでいるかもしれません。
キノコ類はいいようですが、とりわけマイタケが効果抜群のようです。
と書いてきましたが、幸い私は電車に乗る機会も、人混みの中に入ることも最近はほとんどないので、そのこと事態がウイルス感染予防策かなと思っています。そういえば今年は風邪もひかずに過ごすことができました。高齢者となり、それなりに健康維持に気をつけ、加山雄三さんのように80代になっても元気でいられるよう、日々少しの努力くらいはしようかと思っています。
まじめなインフル対策実践者ではありませんが、まあほどほどに対応しないと、世の中息苦しくなるかもしれません。
さて、今年は仕事納めで、明日から正月休暇ですので、このブログもしばらく休む予定です。もし時間があれば休暇中も書くかもしれませんが、千日ブログを断念しましたので、あえて書き続ける意義もなくなりましたから、いい休暇をとろうかと思っています。
ではまた来年まで。