「バ~ラが咲いた、バ~ラが咲いた」のバラ日記

リタイア後、バラの庭づくりの記録がわりに始めた日々の生活。

ヒマラヤユキノシタとインド映画

2019-02-09 17:23:16 | 映画
バラの消毒をしなければならないが、朝から雨模様。

見たかった映画に出かけることにした。

インド映画の
「バジュランギおじさんと小さな迷子」



珍しく2時間40分もの作品だったが、その長さを少しも感じさせなかった。

笑いあり、涙あり、楽しさあり、最後は感動で、愛を通してインドとパキスタンの宗教と政治をからめて。

インド映画は、なかなかエンターテイメント。話題になるはずである。

まず、歌とダンスがひかれる。
インド映画の特徴。

バジュランギおじさんの底抜けのばか正直さに今どきだからひきこまれてしまう。

5000人のオーディションから選ばれたという、声が出せない小さな迷子を演じる女の子のかわいさ。

私たち日本人にはわからない宗教上の問題。

そして国境という政治がもたらす難しさ。

しかし、何よりも、素直に感動をよんだ2時間40分。

素直によかった。

玄関先では、早春をよぶヒマラヤユキノシタがピンクのかわいい花をのぞかせた。



23年前に亡くなった実家の父がくれたものだ。

春の訪れを告げてくれる。

きょう見た映画の女の子の家が、パキスタンとインドの国境の山だった。

ヒマラヤユキノシタの原産地は、ヒマラヤ。

ヒマラヤ山脈の高山や岩場に自生しているらしい仲間。

映画との関連を感じてしまった。

女の子が最後に声を出せた。そうなるだろうと予想していたが。

「おじさ~ん!ラーマ万歳!」