二人目の孫の誕生で、孫の世話の手伝いに、しばらく東京暮らし。
小さな空間に、ガーデンシクラメンやビオラがうまく配置され、思わず足を止めた。
3歳間近の孫をつれて、山手線に乗って、母親と赤ちゃんに会いに、病院へ出かける毎日。
来年は、いよいよおもてなしの東京オリンピック。
しかし、東京は、本当におもてなしの街なの?と疑問に思う。
山手線に乗っても、優先席や優先スペースは、優先される人とは限らず、乳幼児を抱いた人や年よりの方に席を譲るのを見ほとんど見たことがない。
先日も、一歳くらいの子供を抱いたお母さんが、電車にぐらぐら揺られているのに、誰も席を譲らず、スペースにいた人もどかず。
歩道では、すれ違いに横へ避けることが少なく。
昨日は、改札を出ようとしたら、横から押し退けて来た3、40代の女性に、「押し退けないで」と言ったら、「文句あるなら言ったら、トロいんだよ。」と言われてしまった。
心の貧しい人だなあと思わずにはいられないが、改札口では、女性に限らず、若い人ではなく、中年くらいの人に入ろうとしたところを横から入ってくる。
本当におもてなしの東京だろうか。
先だってのラグビー大会でも、日本人は、やさしいと言われたが、本当だろうか。
孫をつれてイギリス旅行したとき感じた子供への優しさが思い出される。
イギリス在住の子育て世代の方々も、日本は子育てに本当に冷たいと言っていた。
本当の優しさやおもてなしは、なんだろうか。
上京する度に、せちがらさを感じてしまうのは、私だけだろうか。
病院へ向かう途中、15センチくらいの幅で約2メートルの隙間に、かわいく寄せ植がされていた。
小さな空間に、ガーデンシクラメンやビオラがうまく配置され、思わず足を止めた。
癒された。
生まれて3日目の孫は、たった3日でも成長しているように感じる。泣き声も大きくなっている。
看護師さんの優しい言葉かけが、ありがたい。