◆新潟のマボロシのオリジナル楽曲音楽ユニット「おうたのかい」の27曲目「あのひとについて」をアップします。 いつものように、詞は渋谷珠子さん(たまちゃん)、曲はオブナイです。
◆前回に引き続き、この曲も約30年前に作った「お蔵出し」。当時の音源はYouTubeにアップするにはいろいろ問題があり(特にボーカル)、このほど録音し直しました。QY100の内蔵パターンでアレンジし、ボーカルを入れ直し、TASCAMのデジタルMTRでミックスダウンしました。
◆が、お聴きになればわかりますが、曲は演歌フォークというかフォーク演歌というか、完全に「歌謡曲」となっておりまして、作詞のたまちゃんに叱られないかかなり心配です。ボーカルも、高音が出なくなっていることも含め、お聴き苦しいところがあるようなないようなあるような……。
◆ともあれ、ほかの楽曲とともに、おヒマな折にでもお聴きいただけるととてもうれしいです。
◇以下に歌詞をアップします。
あのひとについて 詞・渋谷珠子 曲・オブナイ秀一
それはありふれた再会でした 見慣れた待合室 船の汽笛
久しぶりだねと微笑む人に 思わず息を止めた私でした
早いものですね そんな恋をして そして離れて 幾度目の夏
あのひとについて 語らせてください 心騒ぐまま 時に揺れながら
あのひとについて 語り尽くしたなら 忘れてみせましょう
ああ 何もかも
君をどこかで見ているからと 優しいことば一つ それが最後
忘れるために会いに行こうと 冷たい夜のドアを開いたけど
遠くで輝く 漁り火のように 闇の向こうで 美しい過去
あのひとについて 語らせてください 幼すぎました 甘い夢でした
あのひとについて 語り尽くしたなら 忘れてみせましょう
ああ 何もかも