ばらくてブログ――おうたのかいオブさんのおおばらブログ――

おうたのかい作曲・歌唱担当オブさんが、日々のあれこれをてきとうに綴る、まとまりもとりとめもないいかがわ日記

ブログでトグロ巻きR (26)差別って本当に嫌ですわ。DHC会長の差別文書について

2020-12-31 14:24:30 | Weblog
◆DHCの会長が度し難いネトウヨ・バカウヨ系差別者であることは周知の事実で、この度の差別文書の公開は、「DHCは会社として今後、ネトウヨ・バカウヨの皆さんだけを相手に商いをします」という宣言に他ならず、それはそれで勝手にすればいい(⬅︎もう怒りを通り越して大いにあきれてますわ)とは思いますが、厳しい経営状況のためDHCに身売りしたクラフトビールメーカーや酒造会社のスタッフの皆さんは、本当に気の毒だと思います。DHC会長は、よい商品・よい酒を作って多くの人々に楽しんでもらおう、と日々励んでいる末端のスタッフの努力や苦労については全く思いが至らないようです。
◆経営が厳しく数年前にDHCに経営譲渡した新潟市のO酒造は、DHC酒造と社名を変えた今も、「朝日晴」や「越の梅里」などの旨い酒を作ってがんばっています。営業のYさんは気配りのできる心優しい本当にステキな人です。Yさんが売っているから、という理由で、DHC会長の悪評を承知の上で、あえて同社の酒も呑んでいました。しかし、残念ながら、今回の件で、DHCの名のつく商品とは関わりを絶たざるを得ず、Yさんや製造スタッフの皆さんのことを考えると、本当に残念です。
◆今のご時世、酒蔵はどこも経営が厳しく、外部の出資者に経営を委ねる例が増えています。DHCのような金持ちスポンサーによって蔵が存続できるのなら、そのスポンサーの多少の問題には一定程度目をつぶるのも、やむを得ないところはあります。しかし、その少なからぬ影響力をもって、経営者自らあからさまに差別や偏見を撒き散らす、となるとさすがに寛容にはなれません。願わくは、DHC会長が自らの差別性に気づいて反省してくれることを望みますが、それはまず無理でしょう。であるなら、私たちのできることは、今回の差別文書について、厳しく、執拗に批判を続けていくことしかないでしょう。そうすることが結果的に、まじめによい商品を作っているDHCの現場のスタッフのためでもあると、私は思いたいのです。

シロウト考え休むに似たり(19) 佐渡汽船の経営危機について考えちゃったりする

2020-12-05 16:59:32 | シロウト考え休むに似たり

◆佐渡汽船の経営がヤバイことになっているそうです。毎日新聞によると、「新型コロナの感染拡大に伴う乗船客の大幅減を受け、同社の経営は悪化。20年9月末時点での債務超過額は連結ベースで10億7200万円に上っており、同12月期通期は約38億円の最終赤字を見込んでいる」とのことで、同じ記事で花角県知事は「佐渡汽船には最大限の経営改善努力をしてもらうという前提での支援。経営コンサルタントとの協議を含め、しっかりと具体策を練ってほしい」と述べたということです。

◆私は会社経営には全く疎いのでアレですが、佐渡汽船は、単なる民間企業というより、佐渡と本土とを結ぶ公共交通機関というか道路そのものだと思っていました。国道だって県道だって市道だって、みんな行政が維持管理を担っています。それは当然で、道路は物流や人の移動のベースになるものだからです。道路管理を民営化しろ、という議論がもしあるとしたら、それはそもそもおかしい、と誰もが思いますよね。だから、佐渡汽船の赤字を企業努力でなんとかしろ、という話は根本的におかしいのでは、と私は思ってしまいます。だって、 何しろ道路なんですから。それがないと佐渡島民は本土とそもそも行き来できないわけですから。道路管理は行政の仕事なんですから。

◆とすると、佐渡汽船の赤字は、必ずしも佐渡汽船だけの責任は言えないのではないでしょうか。佐渡と本土との人の行き来を増やす仕事は、佐渡市と新潟県のお仕事なんですから。もちろん佐渡島で観光資源を多く持っている佐渡汽船も一定程度担ってはいると思いますが、それよりか行政の地域振興政策の方がやはり重要でしょう。

◆したがって、知事が言うような、佐渡汽船に赤字解消の方策立案を押しつけるようなやり口は、私はどうにも納得がいきません。こんな私の思いは間違っているのでしょうか。できれば、この問題にお詳しいかたにご教授いただけると大変嬉しいです。

#佐渡汽船