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ブログでトグロ巻きR番外 2022新潟市長選についての感想⑤、⑥(Facebook02.10.28)

2023-03-30 14:19:25 | ブログでトグロ巻きR
【今次新潟市長選についての感想⑤ 未来の新潟のため、今から準備を始めましょう】
◆〈承前〉今次新潟市長選についてこれまで思うところをつらつら書いてきました。これまでの一連の投稿をお読みになり、不愉快な思いをされた人もいらっしゃるかもしれませんが、私は特に間違ったことを書いてはいない、と自分で思っています(①をお読みになった共産党関係者の方が「立憲民主党をはじめとする野党陣営の力のなさ」と私が書いたことに対し「今回の選挙の最大の責任は立憲民主党にあり、共産党には責任はない」という趣旨の反論をくださいましたが、前回選挙から4年もの時間があったにもかかわらず候補者を立てられなかったのは、共産党も含めた野党・市民共闘全体の問題であり、共産党にも応分の責任があると私は考えています)。
◆前回④でも書いたとおり、野党・市民共闘側は、応援した候補が全有権者の8.5%弱(12人に1人ですよ)しか得票できなかったこと、自分たちの政策が多くの有権者には伝わらなかったことを率直に受け止め、今から4年後に備えるべきと思います。2期目の中原市政も、おそらく1期目と代わり映えのしないものとなるでしょう(できれば野党側のもっともな政策提案を受け入れてもらいたいものですが)。中原さんの体現する「自民党的」なものではない、東京・中央から自立し、一次産業をはじめとする新潟市の特徴・特性を生かし、最も厳しい状況におかれた市民の立ち位置をベースに施政をすすめる市長を選ぶために、今からすぐにでも準備をすすめなければならないと思います。
◆しかし、今回の立憲民主党の迷走や、本来立つべき・立たせるべきだった市議・県議や有識者から誰も手を挙げる人がいなかった、という事実は重いものがあります。政治のプロだけでなく、多くの市民も交えた粘り強い話し合いを行う場を作る必要もあるでしょう。その際は「オール沖縄」ではないですが、保守で〝まとも〟な人も含めた「オール新潟」的な感じになればとよい、と思います。今回はさまざまな事情で出られなかった人でも、4年後なら、という人もいるでしょう。とにかく、慌てず焦らず、しかし着実に、未来の新潟市のために、という気持ちで取り組んでほしい、と思います。
◆しかしまあ、この一連の投稿は、候補選定に全く関係のない、いち有権者の無責任な駄文に過ぎません。まさかこれを読んで「オマエにゃ言われたくない」とか「だったらオマエがやってみろ」とか言い出す、言論の自由をわきまえないしょうもない政治・政党関係者はいないと思いますが、まあ、トシヨリのたわごとと思い、どうかご勘弁ください。(つづく)

【今次新潟市長選についての感想⑥ 政治のプロがダメなら市民の出番です】
◆〈承前〉今次新潟市長選では、野党側の既存政党、特に立憲民主党の当事者能力のなさが白日の下にさらされました。どうも立憲民主党は、国政選挙と県議・市議選には力を入れるもの、首長選挙には関心が薄いようです(これはひょっとすると新潟だけでしょうか)。先の知事選でも結局自分では候補を擁立できず、反原発団体のリーダーが自ら立候補しました。今次新潟市長選は、皆さんご承知のとおりです。まあ、社民ブロックも(私も含まれます)人のことは言えませんが、国政野党第一党とは思えない体たらくでした(これくらい厳しく書いてもいいですよね)。
◆実は皆さんご承知のとおり、かつて新潟市長選で、新潟水辺の会などを中心とした市民グループが自ら候補を擁立したことがあります。あのときは政党が候補を立てられず、このままでは新潟市はどうなるのか、と多くの市民が心配していました。そこで動いたのが市民グループでした。それこそ会員が自民党から共産党までいる幅広い環境NPOだった新潟水辺の会を中心とした市民グループが、この際新潟市の水辺環境を良くしてくれてよりよい街づくりをすすめてくれそうな人物を自分たちで担ぎ上げたのです。それが新潟日報の元名物記者の篠田昭さんでした。篠田さんはその選挙で勝利し、4期にわたって市長を務めました。
◆まあ、新潟水辺の会の会員は、政治・経済・社会的に有力な人も多かったですから、他の市民団体に比べても力があったとは言えますが、それでも、政党とは違う場から市長が生まれたのは事実です。政党がダメなら市民自身が市長を担げばいい。篠田市長の誕生は、そういう可能性を示したものとも言えると思います(篠田市政の中身については、ここでは述べません)。
◆しかし今、そういう力のある市民グループなどないし、作れない、と思う向きもあろうかと思います。ただ、今は意見発信の方法や場が、篠田市長誕生の時より飛躍的に多くあります。初めは少ない仲間でも、共感さえ得られれば広がりを持つ可能性がある。もちろん情報の確度・正邪を見極める力も必要となりますが。あるいは、市民の側が積極的に政党に意見を述べ、かかわり、利用する、ということも面白いと思います。政治を「プロ」任せにせず、自分の生活や自分のいる社会をよりよくする作業として自分からかかわっていくことを考えてもいいのではないでしょうか。(つづく)

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