ばらくてブログ――おうたのかいオブさんのおおばらブログ――

おうたのかい作曲・歌唱担当オブさんが、日々のあれこれをてきとうに綴る、まとまりもとりとめもないいかがわ日記

ブログでトグロ巻きR その24 我が職場にも「改革」がやってきた

2020-04-02 22:35:06 | ブログでトグロ巻きR

 2020年度が始まりました。我が職場(高校通信制課程)では本日職員会議があり、通信制をもり立てるための「改革」を始める、という提案が管理職からなされました。曰く地域連携、曰くキャリア教育、曰く生徒の学習意欲を高める新機軸の授業、等々(ほかに、これまでのPCによる「古い」事務処理システムそのものを全く新たなものに切り替える、という提案もありました。実務的にはこっちの方が大変そうかも)。

 確かに、今の高校に求められているのは、手っ取り早く成果が目に見えるような「改革」なのかもしれません。何しろ、上は国から下は地域社会まで「改革」が合い言葉みたいになっているので、公的教育機関である高校に「改革」圧力がかかるのはある意味当然なのでしょう。

 しかし、私はそういう「改革」には正直ついて行けません。というか、今までのやり方でそれほど困ってもいなかったのに、ある日突然「今のままではダメだ、『改革』が必要だ」と言われてもねえ。

そもそも私は「改革」なるものが大嫌いです。極端な「改革」は、基本的に単なる「破壊」もしくは「混乱」であることがほとんどですし、その「改革」が実行されたとき、その利益を得る人はごく少数だったり、「改革」を主導した人たちだけがご満悦な「自己満足」的なものであったりするからです。私たちができるのは、日々の営みの中で改善点を見つけてその都度少しずつ「修正・改善」していく作業なのであり、また、そうであるからこそ大きな混乱を引き起こすことなく、社会や職場をよりマシな方向へもっていくことができるのだろう、と思います。それでも「改革」が必要だ、というなら、それはこれまで日々発生していた問題を小さなうちに修正する作業を怠ってきた、という証明になってしまうのではないでしょうか。

 だいたい、我が職場である高校通信制課程に所属する生徒の皆さんの住所は極めて広域に及んでいます。学校が立地する地域の地元エリアの企業(というかお店)と協力してキャリア教育を行うとか新たな商品開発をするとか管理職は言っていましたが、そういう活動に参加できるのはそれこそ学校の近くに家があるごく少数の生徒でしょう。大多数の生徒にとっては「自分にゃ関係ないもんね」ということになるのでは、と私は心配しています。

 新しいことを一切するな、と言っているわけではありません。ただ、我が職場には様々な考えの教職員やそれぞれの事情を抱えた多くの生徒さんがいます。そういう人々の一部でも「ついて行けない」と思わされるような「改革」は、やはり何か問題があるのではないか、と言っているだけです。しかし、この「改革」の動きは止められないのでしょう。おそらく新潟県教委、ひいては文科省からの「改革」圧力がかかっていることはほぼ間違いありません。今回提案された「改革」案は、2020年度末、遅くとも2021年度末には完成させたいそうです。私は定年まであと2年ですが、正直、あと1年、2020年度末で退職しなければならないのかな、と半ば覚悟を決めています。

 というわけで、今年度いっぱいで退職、ということになったなら、さすがに一定程度の収入は必要なので、どなたか私を雇ってくれないでしょうか。上下肢不自由で障がい2級、PCスキルはWordは人並み、Excelは全然だめ、なぜかInDesignは使える、手書きの字はそこそこマシ、ミニコミ雑誌編集はそれなりにできる、という人間です。フルタイムでなくてけっこうです。どうかよろしくお願いします。

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