◆20世紀末の一時期、新潟市民映画館シネ･ウインドの２階でこっそりと活動していた音楽ユニット「おうたのかい」。21世紀に入り、ウインド2階での活動はなくなりましたが、歌作りは折に触れて続けていました。で、発表の場もないまま作りためた曲を、YouTubeにアップしております。
https://youtu.be/bbrj1CVvoxE
◆で、今回は番外編④。１９８３〜８４年ごろ、私がまだ大学生だったときに作った楽曲です。そのころは、大学の極左軽音楽サークルに所属しつつ、プロのみゅーじしゃんになれたらいいな、と思っていて、よせばいいのにヤマハのポプコンに応募した曲です。当時のポプコンは、暗めのバラードがグランプリになる、という傾向があり、それに合わせて作りました。しかし、普通に考えれば分かることですが、そういうマイナーなバラードは、従ってもう出尽くして、違うタイプが求められていたわけで、当然ながらハネられちゃった曲なのです。
◆そんなわけで、曲としてはそこそこまとまってるとは思っていますが、如何せん歌詞がなんとも気恥ずかしいというかしょうもないというか。しかしまあ、若気の至りにお付き合いいただけると、とってもありがたいです。
◆「おうたのかい」「新潟おうたのかい」「オブナイ秀一」等で検索を。
◇歌詞を以下にアップします。
別離行
詞・曲 オブナイ秀一
ああ いつの間に ああ 時は過ぎて
ああ いつの間にか 人の心も 変わってる
もう 行かないと もう 列車も来る
もう さよならだね 君と過ごした 日々のすべてと
傷つくこと恐れないで 生きてゆけると
信じていたあの日二人 若すぎた愛
一つ一つ崩れ落ちて 心離れてゆく
今は たった一人だけで 振り返らずに行く
街の中で 積み上げた思い出を捨てて
黒い窓の向こう灯る ともしびの中
君の 泣きはらした瞳が浮かんで
悲しさ 募り行く
ああ もう一度 ああ 君のことを
ああ 抱きしめても 夢は二度とは戻らない
ねえ 二人して ねえ 歩いたこと
ねえ 忘れないで
僕らこのまま 過ごせるだろうか
慰め合い 諦め合い 流され合って
暮らせたなら 僕らはまだ 二人でいたね
そんなことができないこと わかっているけれど
僕は 君のことを今も 愛しているけれど
繰り返せば それだけ虚しくなるだけ
君が僕のことを早く 忘れるのを
僕は 望みながら ふるさとへと続く道を
たどり行く
https://youtu.be/bbrj1CVvoxE
