最近、GLOSSAレーベルのCDをぼちぼち聴いています。左のCDは、「モーツァルト レクイエム ニ短調 K.626」(GLOSSA GCD 921105)(フランス・ブリュッヘン指揮、18世紀オーケストラ、オランダ室内合唱団)(録音:1998年3月20日、東京芸術劇場)で、至高の名演と言われているようです。以前から、モーツァルトのレクイエムは機会あるごとに聴いてはいたのですが、バッハの宗教曲に聴きなれていると、どうしてもモーツアルトの若さが目立ち、名曲ではありますが、今一つ深遠さ、崇高さがたりないように感じられ、宗教曲を作曲するのにはある程度年をとらないといけないのかなぁと思っておりました。このCDを買って、初めてこの曲を真剣に繰り返して聴いてみましたが、バッハ、ヘンデル、ベートーベンを彷彿とさせる所もあり、今回初めてバッハに劣らない感動を得ることが出来ました。今後も色々な演奏家のCDも聴き続けて行きたいとあらためて思いました。GLOSSAレーベルはCDによっては録音状態が今一かなと感じるところもありますが、新鮮に聴きました。