GLOSSAから、ヘンデルがイタリア滞在中に作曲されたカンタータを全曲録音する企画が出ています。指揮&チェンバロがファビオ・ポニッツォーニ、演奏はアンサンブル・リゾンナです。左のCDは第1巻「Le Cantate per il Cardinal Pamphili」で、1706-1707年に作曲された、「炎の中で」(HWV.170)、「フィッリの夜の思い」(HWV.134)、「あの宿命の日から(愛の妄想)」(HWV.99)、「高貴な望みの子」(HWV.113)(録音:2005年10月、イタリア)が収録されており、ソプラノはロベルタ・インヴェルニッツィです。
いずれの曲もミニ・オペラ風で、既にイタリア時代にその後の素晴らしいオペラ群の殆どの基礎が出来上がっているように感じます。魅力ある素敵なカンタータです。恐るべし若き日のヘンデル!。
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