最近、久しぶりにブランデンブルク協奏曲に興味が沸き始めて、また左のCD(AVIE:AV2119)(2CDs)を買いました。周期的に聞きたくなる時期がくるようです(どの曲もそうなんですが.....)。直輸入版でトレヴァー・ピノック(指揮&チェンバロ)、ヨーロピアン・ブランデンブルク・アンサンブルの演奏です(2006年と2007年の録音)。ピノックの演奏は、以前は何となく肌に合わないと言うか、リズムがしっくりこないので、今まであまり聞いてこなかったのですが、ジャケットにある「名匠ピノックと当代一流の名手たちが至高のブランデンブルク協奏曲を生み出した!」という宣伝文句にグラッと来て、1週間前に買ってしまいました。この1週間、数回繰り返して聞いてみたのですが、これが結構良くて気に入ってしましました。この曲には名盤も沢山あるのですが、このピノック演奏は、第一音(?)に気合が入っていて、歯切れが良く、溌剌として、比較的テンポが早く、爽快でかつ力強い演奏です。一挙に6曲続けて聞いてもあっという間に終わってしまう感じで、何回も聞いてみました。録音も良く、空間の広がり、各パートの分解能もいいように思います(CDラジカセでもいい音が出ました)。以前は、ピノックはイギリス人で、バッハ演奏には何となく合わないような偏見を持っていたのですが、これから彼の以前のCDをまた聞いてみようと思っています(お気に入りの学者肌のガーディナーもイギリス人なので国籍は関係ないですね)。また、改めてこの曲の凄さに惹かれてしまいました。
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CDは持ってないので、今度聞いてみたいと思います。
この曲は昔、イ・ムジチやパイヤール室内管等をLPや演奏会で聞いたのですが、今日のは新鮮な感じでした。
http://cgi4.nhk.or.jp/hensei/program/p.cgi?area=001&date=2008-03-02&ch=07&eid=56