はじめの一歩から。

一歩を踏み出すには、チョッと勇気が必要。でも、一歩一歩が積み重なって結果になる。今日も一歩を踏み出そう!

オイル注入! ~ロードバイクのメンテナンス2~

2011-05-19 | 01 自転車ライフ
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そもそも自転車は汚れると水で洗っていた。
精度の高いロードバイクは水で洗えば良い訳にはいかないようだ。回転部分やワイヤーに水の侵入する可能性があるので、水洗いは良くない様だ。
そう思うと、油汚れも効果的に落とせ、各部のゴムなどのパーツを傷めずに汚れを落とすなら、パーツクリーナーしかない。
パーツクリーナーは、水洗いの代用品的な存在であると思える。
ぜひ、使用用途に合わせ、節約して効果的に使いたいと思う。



フロントのアウターギアに、パーツクリーナーBC-8を吹きつけながら、布で拭いていく。
ここでも布をうまく使って、歯の間は親指を使って拭いていく。



今度は、チェーンをアウターに入れて、インナーギアの汚れを落としていく。
アウターギア同様に、一つ一つの歯の間の汚れは、親指を使って拭いていく。
そして、仕上げに、縦タオルにして、隙間の汚れを拭き取っていく。



チェーンオイルを注油する。
パーツクリーナーBC-8の役目が終わったところで、今度はチェーンにオイルを入れる作業になる。
クリーニングと同じ要領で、平らな部分ごとに、オイルをスプレーしていく。
チェーンのオイルスプレーは、”チェーンループ”を使う。
ここでも、前回同様、つなぎ目の黒い部分を最初に探してから作業を行うと、スプレーの無駄が無い。



余分なオイルを拭き取る。
1周スプレーしたら、チェーンを布で包み、クランクを逆転させて、布でチェーンをしごきながら、表面の余分なオイルを拭き取っていく。
これで、チェーンのオイルの入れ替え作業は終了となる。

この入れ替え作業のスパンを重田サイクルの店主の重田さんに聞いたところ、「走行距離300km~500km」と教えてくれた。
まあ、自動車の定期的なオイル交換だと思えば、安くて楽しい作業だと思う。

自転車のオイルの入れ替えを行うと、音が静かになって回転がよくなった気がする。
本来の目的は、このチェーンオイルの入れ替えだが、いつも一緒に各部の注油やワックス掛けも行っている。



各部分の汚れを落とす。
今度は、速乾性のパーツクリーナーBC-9を使って各部のクリーニングを行う。
的確なギアチェンジをしてくれる後変速機部分にパーツクリーナーBC-9を最初に吹きかける。



重要な部分なので、パーツクリーナーBC-9を拭きかけた場所を布で丁寧に拭いていく。



そして、オイルが抜けた部分に、今度は”メンテループ”を注油して完了となる。

このメンテループは、羊毛から抽出した成分が入っている非常に錆びに強いオイル。ブレーキワイヤーやシフトワイヤー、金属がこすれあう部分へスプレーし、簡単に潤滑できるサラサラ系の万能タイプのオイルスプレー。

オイルのスプレーには種類が沢山あるが、その特性を知って使いわけしたい。


”仕上げはピカピカ” ~ロードバイクのメンテナンス3《完結》~ へ続く。


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