ベア日記

幸せ。嬉しい。楽しい。美味しい。 心が動いたことを綴っていきます。

「こもれびの中で 2009」

2009-06-13 22:15:49 | 芝居

6/13-14 MEN's WORK 文化学院講堂 
もう何度観た作品だろう?
最後に観たのは、数年前のまなかちゃん主役の俳優座?
強烈に覚えているところ、忘れているところ、
新たに気づかされるところの多い舞台。

初舞台となる3人。
今回の主役、元モー娘の小川麻琴さん。
集団のダンスシーン、オーラのせいか彼女に視線が吸い寄せられる。

Erinaさんは、きっちりと憎まれ役。
ここが中途半端だと成立しないけど、辛い役どころだろう。

伊藤久美子さん、繊細でまっすぐな演技にとっても好感。
小川さんを説得するシーンの涙は、本物だろう。

北区の高野さんと杉山さんと南野さんの
脇を固めながらも、主役を追い込んで行くシーンが好き。
追い込まれつつ、相手役さんも観客も本気になっていく。

一番印象的だったのが、高野愛さん。
舞台ごとに違う顔を見せて下さる。
今回は、妹役。
二人並んだら、姉っぽいのでは?と思ってましたが、確かに妹。
近い将来、彼女の神林美智子が観られるといいなあと
思いながら観てました。

17-19日は滝野川会館での公演。
広い劇場でのダンスとバスケシーン、観たいなあ。
(無理なんだけど...)

「どこから行っても遠い町」

2009-06-13 22:07:10 | 読書

(川上弘美著)
★★★★(ベアの満足度)
11の短編。
ここで終わってしまうのか~
もう少しこのお話読んでいたかったな。
と思うと、聞き覚えのある名前が、別のお話に。

通りすがりの登場人物だと思っていた人が、
別の話の語り部にとリンクされている。
一気に読まないと登場人物を覚えていられない。

1つの町をあちこちの方向から眺めた気分。
ひとの人生、いろいろ。
ほんの少しの偶然で人生に関わった人たち。
私の人生のサイドストーリーが
少し気になりだす本でした。