(森絵都著)
★★★★(ベアの満足度)
友人が読んでいた本が面白そうだったので、
早速リクエスト!
こんな風に本と出会えると嬉しい。
6つの短編(括弧内は備忘録としての内容)
「器を探して」(美濃まで器探し)
「犬の散歩」(捨て犬を保護するボランティア)
「守護神」(レポート代筆)
「鐘の音」(仏像修復)
「ジェネレーションX」(10年後の野球の約束)
「風に舞いあがるビニールシート」(赴任地でも元夫の死)
テーマも様々、それでいて、数ページで
物語にぐいっと魅き込まれる。
下調べが必要なテーマも多い。
人生の岐路での、人との関わり。
その一瞬で、道が変わったなと思う切り口。
短編が苦手なこと、少しずつ克服しているかも...
面白かったです。