6/17-19 MEN's WORK＠滝野川会館
平日公演だから、絶対に行けない。
無茶だと思った...無理だと思った。
でも、年に数回あるかないかの、「今日は行く」と力を感じる。
そうとしかいいようがない...数分の隙間をみつけ、会場へと急ぐ。
この感覚で出かける時は、ものすごい奇跡に出会える。
かつて見たことがないほど、滝野川会館にたくさんのお客さん。
自由席だけど、いつもの席に座れない。
今日は下手席。小川麻琴ファンは、下手の方がお勧めかも。
あれから数日しか経っていないとは思えないほど、
主役の演技が光る。タレントから女優へというのは、本当。
舞台の真ん中にど～んと存在していた。
これを見たかったんだ。
バスケもダンスも、広い滝野川の方がホッとする。
眞佳ちゃんを見ていたら、急に１０年経ったんだと気づく。
年月を感じさせてくれる芝居だった。
何度も観ているはずなのに、
こんな風に気づいてしまうと何もかもがぐるりとまわる。
（いままで何を観ていたのだろう？自分自身の浅さにも気づく）
裏切った部員の背中を押す三浦コーチ。
10年前にこれが出来ていたら悲劇は起きていないかったのにな。
コーチも１０年経ったんだ。
ラストの桜は、文化学院では「動」の印象だったけど（照明のせい？）
滝野川では、確実に台詞を届ける「静」で、ちょっとしんみり？
ここまで観られたら大満足。
あと２日行けなくても、あきらめられる。
観客として、粘って良かったな。
すべての人にありがとう！
（一番は、留守番してくれた人にだけどね...）