ベア日記

幸せ。嬉しい。楽しい。美味しい。 心が動いたことを綴っていきます。

「赤めだか」

2009-06-27 16:22:19 | 読書

(立川談春著)
★★★★★(ベアの満足度)
読みたくて、読みたくて、待ちにまった本。
立川談志師匠のお弟子さんの修業時代の話。

談志師匠の言葉、独特な視点で、言葉をとらえ、斬って行く。
そのすべてに納得。

不思議な噺家さんが多い一門だと思ってましたが
この本で、立川流に対する私の印象ががらりと変わった。
(もちろん、好印象の方へ)
二つ目の昇進基準も明確にわかりやすい。

「わずらうほど気を使う」
師匠相手にここまで出来たら、弟子としての名人芸だ。
気を使って疲れたなどと言っている場合ではないな。
談春さんに比べたら、全然気など使えてません...。

前座時代に、なぜか魚河岸で働くことになったり、
こんな失敗したら...と思うようなエピソードに驚いたり、
でも、それを自分の力で挽回していったり、
まわりが助けてくれたり...

「嫉妬とは、己が努力、行動を起こさずに対象となる人間の弱みを
口であげつらって、自分のレベルまで下げる行為」
これを聞き、行動した談春さんの行為がスゴい。
師匠というのは、弟子の気持ちをよく見ているものだ。

師匠と弟子といえば、立川談志は小さん師匠の弟子。
この二人の弟子を通しての関わりが、「粋」
遠くにいながらでも、わかりあえている感じ。
ほろりときてしまいました。(涙)

小さん師匠の高座に間に合いたかったな。
(予約した回が、代演で見られず...)

となると、立川談志師匠もまだ見てないし、
談春さんも「情熱大陸」でちらっとしか見ていない。
同じ時代に間に合っているのだから、
そこのところは、きちんと押さえておきたいと
気づかされた1冊でした。

手づくりポテチ!

2009-06-25 22:46:18 | 美味しいもの

「じゃがいも掘りでもらったお芋どうする~?」
「ポテトチップ!」と言うので、
初めて作ってみました。

油を熱し、熱くなったら、スライサーで切りながら
直接投入!

何度で揚げれば良いのかわからないので、
少し揚げ過ぎちゃったのと、
ちょっと疲れた油でしたが、味はGOOD!

マイマイは、じゃがいも1個分ペロリ。
(高カロリーだよ~)

やろうと思えば、なんでも作れるもんだなあ。

パンドラの箱。

2009-06-25 13:08:52 | 普通の日記
一人でふらっとカラオケ1時間。
今流行のヒトカラ!
最初こそ、ちょっぴり敷居が高かったですが、
もう1年が経ったので、カミングアウト?

引越をして近所と物質的距離が近くなったから、
ウチで歌うのを躊躇し、ストレスたまり...そんな頃入園。
自分の口からふと出た音楽に涙が止まらなくなり、
解決方法を探した結果がヒトカラ。

「歌うこと」
小さな頃から自然に近くにあって、今でも一番のリフレッシュが歌。

でも、楽しく歌っているわけではないのが、観劇と同じ。
どっかで自分を追い込みながら、追い込んだ果てに
本当の気持ちが見えてくるような。

歌詞に負けて、泣かないように、
私が発するプラスの言葉に背中をおしてもらい、
気持ち的にもハイにもなり、しんどくもある1時間。

今日は、普段気づかないふりをしている
パンドラの箱、開けちゃった。

今よりもずっと強くて、譲れないことがわかっていて、
信じることにまっすぐな16歳の私に出会ってしまったよ。

あの娘の決断に恥じない生き方してるかな?

4月に名古屋に行く理由。
これだけの資格を取得できた理由。
あの頃があったから。

まだまだやらなきゃいけないことがある。
やりたいことがある。
そんなことを涙で誓った1時間でした。

「最初のオトコはたたき台」

2009-06-24 23:20:18 | 読書

(林真理子著)
★★★(ベアの満足度)


スゴイタイトルだなあ、どんな本だろうと
楽しみにしていたら、
2008年に週刊文春に連載されていたエッセイでした。

それにしても、反論覚悟で自分の意見を
しっかり書いているから気持ちが良い。
(人目を気にして、書けない自分がもどかしい)

ここまで覚悟を決められると
反論に的確な反論が帰ってきそうで怖くて
誰も反論しないかも。

好奇心のアンテナ、人との交流の広さ、
これだけの活動をしていて、
本もエッセイも書いている。
そのバイタリティは何だろう?

子どもの話が一切でてこないのもスゴイ。
娘さん大きくなっただろうなあ。


「いつもとちがう日」

2009-06-22 21:44:09 | 読書

(上大岡トメ著)
★★★(ベアの満足度)

アタマ、ココロ、カラダ、くらしのケア+犬と一緒
カテゴリーわけされた、いつものちがう日。

過去のいくつもの選択肢。
人生の岐路に同じコースを選んだならば、
今と同じ人生になるはず。

生活の中で、少しでもいつもと違うことをしてみたら、
時間が経ったら大きな違いになっているかも。

わくわくするような明日の扉へのヒントが
ありました。
何を真似してみようかな。