うぅ~。
大学の卒論以来のキツイ仕事だ・・・。
去年の自由研究、「古い紙も大変身」も、ほぼ私が書いて娘ちゃんが清書したわけですが・・・今年はその数倍キツイ!
まず、テーマが難しかった。
家で飼ってる金魚の色がなんで薄くなっちゃうのかってのを調べたわけですが、まあ、これ、理系のネタ。
私、理系科目の中では、生物が一番ましな成績でしたが、理系科目に弱い、それもかなり弱いことには違いなく。
それを調べなきゃいけないということが、まず難題。
そして、参考文献を探さなきゃならないんですが、これが至難の業だった。
金魚の飼い方とか、金魚の歴史とか、そんなのは子ども向けの本もたくさんあるんだけど、金魚の褪色について書いてある文献なんて、まず見つからず。
やっと見つけたものも、すっげー難しい論文みたいなヤツで。
ほとんど親がやってるとはいえ、子どもがノータッチってわけにはいかないので、仕方なくそれを、小学2年生に説明するわけですが、出てくる単語がいちいち難しく、まずそれを説明しないといけない。
図書館で金魚の本を借りまくってみましたが、参考になるのはほんのわずか。
20冊借りて、使えるのはせいぜい3、4冊ってとこ。
しかも、どの本も、ほぼ書いてあることが同じ・・・。
それでも近所の外で飼われてる金魚と比べてみたり、色あげようのエサを食べさせてみたりして、何とかなるかな~と思ったら、デカちゃんが死んじゃって、もう前途多難。
探しに探して、海の魚の色について書かれてる、子ども向けのサイト発見!
金魚は海の魚じゃないけど(っていうか川の魚ですらないけど)、まあ、参考にはなるだろうってことで、助かりました。
でもまだ足りないよ~。
で、子ども向けの本の中に、大学の教授で、金魚の研究してる先生のメールアドレスが載ってたんで、こうなったら聞くしかない!ってことで、メールしてみました。
そしたらまあ、立派なお返事が帰ってきた!
内容は小学2年生には難しかったけど、私には分かるくらいの解説で、さらに参考文献の紹介までしていただきましたよ~。
いや~、素晴らしい!
ホントは何もかも質問しちゃいたいところだが、それじゃ「調べる学習」にならないんで、ぐっとがまん。
前回のは、古紙のリサイクルについての事実を、淡々と並べていけばよかったが、今回はなにぶんにも理系ネタなので、予想→調査→結果みたいなことを、せっせと積み上げなくてはならず、文系(しかも主に平安時代辺りの女流日記)専門の私にはかなりキツイ仕事・・・。
で、私が、4日がかりで、かき集めた資料等々をまとめたやつを、娘ちゃんが清書中なんですが、これがまた進まない~。
ほぼ写すだけだろ!と思うんだけど、すぐに「は~疲れた~」とか言ってお菓子食べ始めたり、気づいたらテレビ見てたり、しまいにはおばあちゃんのところに逃走してたり。
こっちは難しいことを、難しくない言葉で書かなきゃなんないし、漢字もあんまり使えないし、文章に子どもっぽさもださなきゃなんないしで、かなり苦労したっつーんだよ、まったく~!
感想文も作文も誘導尋問で完成させたようなもんなんだけど、それはもう誘導する方向がわかってるからさ~。
金魚の色のことなんて、こっちも手探りで誘導するわけだから、大変さ。
で、こんなに私が頑張ってるというのに、本人はありのままでなんか熱唱しながらのんびりやってて、毎日友達と遊ぶ約束してきちゃうんだもんなあ。
そういえば、去年も夏休み中盤まで全然友達と遊ばなかったのに、宿題に追われて切羽つまってる終盤になったら、連日友達と遊ぶ約束とりつけてきてたよな・・・。
現実逃避なのかも・・・。
私が逃げたいくらいですけどね。
ではでは。